五十音順に並べた用語の解説です。
地表に流出した、または火口に溜まっているマグマ。流動するときに完全にバラバラにならないものを溶岩と呼ぶのに対し、粉々になって空気や水と混じり合って移動したものは火砕岩と呼びます。
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珪長質の溶岩は粘性が高いために流れにくく、火口付近にお椀を伏せたような形の山体をつくることがあります。これを溶岩ドームと呼びます。
火砕流堆積物は堆積後も数100℃と高温なため、バラバラだった構成粒子の火山ガラスは溶けてくっつき合い、軽石も地層の重みで押しつぶされて、溶岩のように硬い岩石になります。このような岩石を溶結凝灰岩と呼びます。