カテゴリで抽出した用語の解説です。
はんれい岩、ドレライト、玄武岩など超苦鉄質岩、苦鉄質岩類,チャートなどの深海堆積岩類からなる層状構造を持った複合岩体を指します。固有の岩石名ではありません。プレートの運動により、海洋地殻の一部が破断し、めくれ上がって陸上に現れたものと考えられています。
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グリーンタフとは変質した火山岩類を示す日本独特の用語で、緑色凝灰岩と呼ぶこともあります。特に秋田~新潟油田地域に分布する、漸新世から中新世の中頃 (およそ3300~1300万年前頃) に形成された火山岩類を指すのが一般的です。ただし、グリーンタフと呼ばれてきた岩石には、実際には凝灰岩ではない岩相 (溶岩や貫入岩など) も多く含まれるため、用語として正確ではなく、近年ではあまり使われなくなっています。
地質図とは、「表土の下にどのような種類の石や地層がどのように分布しているか」を示した地図です。動植物や建造物、雲、表土などはここでは無視され、基盤となる石や地層とその構造を描いた分布図です。
火山噴火で降り積もった火山灰や、海底にたまった砂など、同じ特徴の堆積物が、層状に広がっている場合に地層と呼びます。
海洋プレートが海溝において大陸プレートの下に沈み込む際、海洋プレート上の堆積物や火山岩などが大陸地殻側に付加された地質体。
さまざまな岩石が変形し、混合した状態にあるものをメランジュといいます。メランジュは、地すべりや土石流、断層運動などで元からあった岩石が混合してできると考えられていますが、特にプレートの沈み込みでできる付加体に見られるものをメランジュと呼びます。このため、付加体ではない場合にはあえてメランジュとは呼ばず、混在岩などと呼んでいます。