用語の解説

五十音順

五十音順に並べた用語の解説です。

ま行

マイロナイト

地下深部の高温な場所で、断層運動に伴い、壊れることなく変形してできた岩石で、断層岩の一種です。マイロナイト化が進むと細粒で多結晶化するのが特徴です。

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ミグマタイト

花こう岩からなる部分と片麻岩などからなる部分が不均質に混じりあったような岩石です。

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メランジュ

さまざまな岩石が変形し、混合した状態にあるものをメランジュといいます。メランジュは、地すべりや土石流、断層運動などで元からあった岩石が混合してできると考えられていますが、特にプレートの沈み込みでできる付加体に見られるものをメランジュと呼びます。このため、付加体ではない場合にはあえてメランジュとは呼ばず、混在岩などと呼んでいます。

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網状河川

いくつもの浅い水路と砂州からできている河川。勾配の大きい、河川の上流部にできることが一般的です。流路が頻繁に代わり、いったん堆積した土砂を再び流し去るので、泥が堆積しにくい河川です。

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モーメントマグニチュード

マグニチュードとは地震の規模を示す基準で、いくつかの種類があります。気象庁の通常発表するマグニチュードは、地震計のデータから素早く計算できるメリットがありますが、巨大地震になると規模を小さく見積もりがちになる傾向があります。このため、巨大地震には計算に時間はかかりますが、より実態を表せるモーメントマグニチュードを用いることがあります。

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