火山研究解説集:薩摩硫黄島 (産総研・地質調査総合センター作成)


硫黄岳・昭和硫黄島

セスナ機からの航空写真

中央の硫黄岳山頂は大量の火山ガスのためにかすんで見えます.山頂のやや右側に位置する山頂火口近傍では高温の噴気ガスが放出されています.写真では見えませんが,灰色の斜面の谷筋には低温噴気も分布しています.

山麓の海岸線からは酸性温泉の放出により生じた,緑白色〜茶色の変色海水が分布しています.色は酸性温泉と海水の混合により生じた沈殿物の組成により変化しています.

右上の小さな島が1934-35年の噴火により生じた昭和硫黄島です.

2003年3月22日に篠原宏志が撮影.

中〜遠望写真集:

以下の1ファイルが,このファイルと内容が同一です(詳細):

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