Version 1.0.6

摩周カルデラ 支笏カルデラ 洞爺カルデラ 濁川カルデラ 十和田カルデラ 姶良カルデラ 阿多カルデラ 池田カルデラ
火山の位置(厳密なカルデラ・火口の位置を示すものではない)

主要な活動

濁川カルデラの層序概念図
図の詳細に関しては【こちら】
濁川カルデラの噴火時系列図.横軸は年代(ka),縦軸およびバブルの大きさ・色は構成要素のVEIに対応する.
図の詳細に関しては【こちら】

濁川火山噴出物の総合柱状図 (金田・長谷川, 2022) ©日本火山学会

後カルデラ火山活動

Ng-8 噴火

Ng-8 Eruption
年代: 12.9-12.8 ka
年代手法: 14C年代
年代文献: 金田・長谷川 (2022)
噴出源: 濁川カルデラ

総噴出量: 見かけ体積 0.01 km3

Ng-8

えぬじー8
Ng-8
名称出典: 金田・長谷川 (2022)
噴火推移・概要: 小規模火砕流

分布
カルデラ中心から5 km北東において認められる.
噴出量

見かけ体積 0.01km3

DRE [km3]
0.004
VEI
3
噴出量文献

金田・長谷川 (2020)

岩質
玄武岩質安山岩, 安山岩, デイサイト
岩相

非溶結で無層理な火砕流堆積物である.層厚は,カルデラ中心から5 km北東において,50 cmである.淡褐色の細粒火山灰を基質にもち,火山礫サイズの灰色・縞状軽石,白色軽石を含む.

全岩化学組成 (SiO2)
55-64 wt.% (金田・長谷川, 2022)
層序概念図における本構成要素(クリックで飛ぶ)

Ng-8の露頭写真 (金田・長谷川, 2022) ©日本火山学会


文献

金田泰明・長谷川健 (2022) 北海道南西部,濁川火山におけるカルデラ形成期〜後カルデラ期の噴出物層序及び噴火推移. 火山, 67, 1-19. https://doi.org/10.18940/kazan.67.1_1

注釈

*DRE換算は,溶岩と火砕物の密度をそれぞれ2.5 g/cm3, 1.0 g/cm3と仮定し算出した.

カルデラ形成噴火

濁川カルデラ形成噴火

Nigorikawa Caldera-forming Eruptoin
年代: 16-14 ka
年代手法: 14C年代
年代文献: 金田・長谷川 (2022), *雁澤ほか (2005), 吉本ほか (2008) を暦年較正した値
噴出源: 濁川カルデラ

総噴出量: 見かけ体積 >8.18 km3

Ng-7

えぬじー7
Ng-7
名称出典: 金田・長谷川 (2022)
噴火推移・概要: マグマ水蒸気噴火→小規模火砕流→サブプリニー式噴火→小規模火砕流→プリニー式噴火→大規模火砕流→マグマ水蒸気噴火(火砕サージ)

マグマ水蒸気噴火の発生

分布
カルデラ北西から北東にかけて分布する.
噴出量

見かけ体積 0.07 km3

DRE [km3]
0.028
VEI
3
噴出量文献

金田・長谷川 (2020)

岩質
玄武岩質安山岩, 安山岩, デイサイト
岩相

Ng-6を直接覆う暗灰色〜茶褐色を呈する非溶結の火砕サージ堆積物である.Ng-7は,平行層理及び斜交層理が発達した層相を示す.極細粒〜細粒火山灰を基質にもち,水酸化鉄の皮膜をもつ石質岩片を多く含む.

全岩化学組成 (SiO2)
55-64 wt.% (金田・長谷川, 2022)
層序概念図における本構成要素(クリックで飛ぶ)

Ng-7の露頭写真 (金田・長谷川, 2022) ©日本火山学会


Ng-7の分布域 (金田・長谷川, 2022) ©日本火山学会


文献

雁澤好博・紀藤典夫・柳井清治・貞方 昇 (2005) 北海道駒ヶ岳の最初期テフラの発見と初期噴火活動史の検討. 地質雑, 111, 581-589. https://doi.org/10.5575/geosoc.111.581

金田泰明・長谷川健 (2022) 北海道南西部,濁川火山におけるカルデラ形成期〜後カルデラ期の噴出物層序及び噴火推移. 火山, 67, 1-19. https://doi.org/10.18940/kazan.67.1_1

吉本充宏・宮坂瑞穂・高橋 良・中川光弘・吉田邦夫 (2008) 北海道駒ヶ岳火山,先歴史時代噴火活動史の再検討.地質雑, 114, 336-347. https://doi.org/10.5575/geosoc.114.336

注釈

*DRE換算は,溶岩と火砕物の密度をそれぞれ2.5 g/cm3, 1.0 g/cm3と仮定し算出した.

濁川カルデラ形成噴火

Nigorikawa Caldera-forming Eruptoin
年代: 16-14 ka
年代手法: 14C年代
年代文献: 金田・長谷川 (2022), *雁澤ほか (2005), 吉本ほか (2008) を暦年較正した値
噴出源: 濁川カルデラ

総噴出量: 見かけ体積 >8.18 km3

Ng-6

えぬじー6
Ng-6
名称出典: 金田・長谷川 (2022)
別名・呼称: Ng-a fall, Ng-a flow, NG
噴火推移・概要: マグマ水蒸気噴火→小規模火砕流→サブプリニー式噴火→小規模火砕流→プリニー式噴火→大規模火砕流→マグマ水蒸気噴火(火砕サージ)

大規模火砕流の発生

分布
カルデラの周囲に厚く堆積する
噴出量

見かけ体積 7.35 km3

DRE [km3]
2.94
VEI
5
噴出量文献

金田・長谷川 (2020)

岩質
玄武岩質安山岩, 安山岩, デイサイト
岩相

Ng-6は,Ng-5を直接覆う暗灰色の非溶結・無層理の火砕流堆積物で,最大規模のユニットである.火砕流堆積物本体は,ガラス質な基質に多量の石質岩片と少量の軽石を含む.本質物質は,主に白色軽石であり,少量の灰色・縞状軽石を含む.本層は石質岩片濃集層により,下部 (Ng-6a) と上部 (Ng-6b) に分けられる

全岩化学組成 (SiO2)
55-64 wt.% (金田・長谷川, 2022)
層序概念図における本構成要素(クリックで飛ぶ)

Ng-6の露頭写真 (金田・長谷川, 2022) ©日本火山学会


Ng-6の分布域 (金田・長谷川, 2022) ©日本火山学会


文献

雁澤好博・紀藤典夫・柳井清治・貞方 昇 (2005) 北海道駒ヶ岳の最初期テフラの発見と初期噴火活動史の検討. 地質雑, 111, 581-589. https://doi.org/10.5575/geosoc.111.581

金田泰明・長谷川健 (2022) 北海道南西部,濁川火山におけるカルデラ形成期〜後カルデラ期の噴出物層序及び噴火推移. 火山, 67, 1-19. https://doi.org/10.18940/kazan.67.1_1

柳井晴治・雁澤好博・古森康晴 (1992) 最終氷期末期に噴出した濁川テフラの層序と分布. 地質雑, 98, 125-136. https://doi.org/10.5575/geosoc.98.125

吉本充宏・宮坂瑞穂・高橋 良・中川光弘・吉田邦夫 (2008) 北海道駒ヶ岳火山,先歴史時代噴火活動史の再検討.地質雑, 114, 336-347. https://doi.org/10.5575/geosoc.114.336

注釈

*DRE換算は,溶岩と火砕物の密度をそれぞれ2.5 g/cm3, 1.0 g/cm3と仮定し算出した.

濁川カルデラ形成噴火

Nigorikawa Caldera-forming Eruptoin
年代: 16-14 ka
年代手法: 14C年代
年代文献: 金田・長谷川 (2022), *雁澤ほか (2005), 吉本ほか (2008) を暦年較正した値
噴出源: 濁川カルデラ

総噴出量: 見かけ体積 >8.18 km3

Ng-5

えぬじー5
Ng-5
名称出典: 金田・長谷川 (2022)
別名・呼称: Ng-a fall
噴火推移・概要: マグマ水蒸気噴火→小規模火砕流→サブプリニー式噴火→小規模火砕流→プリニー式噴火→大規模火砕流→マグマ水蒸気噴火(火砕サージ)

プリニー式噴火の発生

分布
東に主軸をもつ
噴出量

見かけ体積 0.07 km3

DRE [km3]
0.028
VEI
3
噴出量文献

金田・長谷川 (2020)

岩質
玄武岩質安山岩, 安山岩, デイサイト
岩相

Ng-4を直接覆う黄褐色の降下火砕物である

全岩化学組成 (SiO2)
55-64 wt.% (金田・長谷川, 2022)
層序概念図における本構成要素(クリックで飛ぶ)

Ng-5の露頭写真 (金田・長谷川, 2022) ©日本火山学会


Ng-5の分布域 (金田・長谷川, 2022) ©日本火山学会


文献

雁澤好博・紀藤典夫・柳井清治・貞方 昇 (2005) 北海道駒ヶ岳の最初期テフラの発見と初期噴火活動史の検討. 地質雑, 111, 581-589. https://doi.org/10.5575/geosoc.111.581

金田泰明・長谷川健 (2022) 北海道南西部,濁川火山におけるカルデラ形成期〜後カルデラ期の噴出物層序及び噴火推移. 火山, 67, 1-19. https://doi.org/10.18940/kazan.67.1_1

柳井晴治・雁澤好博・古森康晴 (1992) 最終氷期末期に噴出した濁川テフラの層序と分布. 地質雑, 98, 125-136. https://doi.org/10.5575/geosoc.98.125

吉本充宏・宮坂瑞穂・高橋 良・中川光弘・吉田邦夫 (2008) 北海道駒ヶ岳火山,先歴史時代噴火活動史の再検討.地質雑, 114, 336-347. https://doi.org/10.5575/geosoc.114.336

注釈

*DRE換算は,溶岩と火砕物の密度をそれぞれ2.5 g/cm3, 1.0 g/cm3と仮定し算出した.

濁川カルデラ形成噴火

Nigorikawa Caldera-forming Eruptoin
年代: 16-14 ka
年代手法: 14C年代
年代文献: 金田・長谷川 (2022), *雁澤ほか (2005), 吉本ほか (2008) を暦年較正した値
噴出源: 濁川カルデラ

総噴出量: 見かけ体積 >8.18 km3

Ng-4

えぬじー4
Ng-4
名称出典: 金田・長谷川 (2022)
別名・呼称: Ng-b
噴火推移・概要: マグマ水蒸気噴火→小規模火砕流→サブプリニー式噴火→小規模火砕流→プリニー式噴火→大規模火砕流→マグマ水蒸気噴火(火砕サージ)

小規模火砕流の発生

分布
カルデラの周辺およに南東方に薄く分布する
噴出量

見かけ体積 0.01 km3

DRE [km3]
0.004
VEI
3
噴出量文献

金田・長谷川 (2020)

岩質
玄武岩質安山岩, 安山岩, デイサイト
岩相

Ng-3を直接覆う青灰色〜暗灰色の非溶結で無層理の層である

全岩化学組成 (SiO2)
55-64 wt.% (金田・長谷川, 2022)
層序概念図における本構成要素(クリックで飛ぶ)

Ng-3, Ng-4の露頭写真 (金田・長谷川, 2022) ©日本火山学会


Ng-4の分布域 (金田・長谷川, 2022) ©日本火山学会


文献

雁澤好博・紀藤典夫・柳井清治・貞方 昇 (2005) 北海道駒ヶ岳の最初期テフラの発見と初期噴火活動史の検討. 地質雑, 111, 581-589. https://doi.org/10.5575/geosoc.111.581

金田泰明・長谷川健 (2022) 北海道南西部,濁川火山におけるカルデラ形成期〜後カルデラ期の噴出物層序及び噴火推移. 火山, 67, 1-19. https://doi.org/10.18940/kazan.67.1_1

柳井晴治・雁澤好博・古森康晴 (1992) 最終氷期末期に噴出した濁川テフラの層序と分布. 地質雑, 98, 125-136. https://doi.org/10.5575/geosoc.98.125

吉本充宏・宮坂瑞穂・高橋 良・中川光弘・吉田邦夫 (2008) 北海道駒ヶ岳火山,先歴史時代噴火活動史の再検討.地質雑, 114, 336-347. https://doi.org/10.5575/geosoc.114.336

注釈

*DRE換算は,溶岩と火砕物の密度をそれぞれ2.5 g/cm3, 1.0 g/cm3と仮定し算出した.

濁川カルデラ形成噴火

Nigorikawa Caldera-forming Eruptoin
年代: 16-14 ka
年代手法: 14C年代
年代文献: 金田・長谷川 (2022), *雁澤ほか (2005), 吉本ほか (2008) を暦年較正した値
噴出源: 濁川カルデラ

総噴出量: 見かけ体積 >8.18 km3

Ng-3

えぬじー3
Ng-3
名称出典: 金田・長谷川 (2022)
別名・呼称: Ng-b
噴火推移・概要: マグマ水蒸気噴火→小規模火砕流→サブプリニー式噴火→小規模火砕流→プリニー式噴火→大規模火砕流→マグマ水蒸気噴火(火砕サージ)

サブプリニー式噴火の発生

分布
東北東と一部南東方向に分かれるような分布主軸を示す
噴出量

見かけ体積 0.02 km3

DRE [km3]
0.008
VEI
3
噴出量文献

金田・長谷川 (2020)

岩質
玄武岩質安山岩, 安山岩, デイサイト
岩相

Ng-3は,主に亜角の軽石と少量の水酸化鉄の皮膜をもった石質岩片 (全体の1割程度) からなり淘汰が良い.

全岩化学組成 (SiO2)
55-64 wt.% (金田・長谷川, 2022)
層序概念図における本構成要素(クリックで飛ぶ)

Ng-3, Ng-4の露頭写真 (金田・長谷川, 2022) ©日本火山学会


Ng-3の分布域 (金田・長谷川, 2022) ©日本火山学会


文献

雁澤好博・紀藤典夫・柳井清治・貞方 昇 (2005) 北海道駒ヶ岳の最初期テフラの発見と初期噴火活動史の検討. 地質雑, 111, 581-589. https://doi.org/10.5575/geosoc.111.581

金田泰明・長谷川健 (2022) 北海道南西部,濁川火山におけるカルデラ形成期〜後カルデラ期の噴出物層序及び噴火推移. 火山, 67, 1-19. https://doi.org/10.18940/kazan.67.1_1

柳井晴治・雁澤好博・古森康晴 (1992) 最終氷期末期に噴出した濁川テフラの層序と分布. 地質雑, 98, 125-136. https://doi.org/10.5575/geosoc.98.125

吉本充宏・宮坂瑞穂・高橋 良・中川光弘・吉田邦夫 (2008) 北海道駒ヶ岳火山,先歴史時代噴火活動史の再検討.地質雑, 114, 336-347. https://doi.org/10.5575/geosoc.114.336

注釈

*DRE換算は,溶岩と火砕物の密度をそれぞれ2.5 g/cm3, 1.0 g/cm3と仮定し算出した.

濁川カルデラ形成噴火

Nigorikawa Caldera-forming Eruptoin
年代: 16-14 ka
年代手法: 14C年代
年代文献: 金田・長谷川 (2022), *雁澤ほか (2005), 吉本ほか (2008) を暦年較正した値
噴出源: 濁川カルデラ

総噴出量: 見かけ体積 >8.18 km3

Ng-2

えぬじー2
Ng-2
名称出典: 金田・長谷川 (2022)
噴火推移・概要: マグマ水蒸気噴火→小規模火砕流→サブプリニー式噴火→小規模火砕流→プリニー式噴火→大規模火砕流→マグマ水蒸気噴火(火砕サージ)

小規模火砕流の発生

分布
分布はカルデラ近傍北東方のわずかな地域に限られる
噴出量

見かけ体積 0.02 km3

DRE [km3]
0.008
VEI
3
噴出量文献

金田・長谷川 (2020)

岩質
玄武岩質安山岩, 安山岩, デイサイト
岩相

暗灰色〜黄褐色を呈し,非溶結で無層理の層相を示す.Ng-1bのブロックを塑性変形せずに取り込んだ様子も観察される.Ng-2の基質部は粗粒砂サイズの火山灰からなり,石質岩片に富み,少量の軽石礫を含む.

全岩化学組成 (SiO2)
55-64 wt.% (金田・長谷川, 2022)
層序概念図における本構成要素(クリックで飛ぶ)

Ng-2の露頭写真 (金田・長谷川, 2022) ©日本火山学会


Ng-2の分布域 (金田・長谷川, 2022) ©日本火山学会


文献

雁澤好博・紀藤典夫・柳井清治・貞方 昇 (2005) 北海道駒ヶ岳の最初期テフラの発見と初期噴火活動史の検討. 地質雑, 111, 581-589. https://doi.org/10.5575/geosoc.111.581

金田泰明・長谷川健 (2022) 北海道南西部,濁川火山におけるカルデラ形成期〜後カルデラ期の噴出物層序及び噴火推移. 火山, 67, 1-19. https://doi.org/10.18940/kazan.67.1_1

吉本充宏・宮坂瑞穂・高橋 良・中川光弘・吉田邦夫 (2008) 北海道駒ヶ岳火山,先歴史時代噴火活動史の再検討.地質雑, 114, 336-347. https://doi.org/10.5575/geosoc.114.336

注釈

*DRE換算は,溶岩と火砕物の密度をそれぞれ2.5 g/cm3, 1.0 g/cm3と仮定し算出した.

濁川カルデラ形成噴火

Nigorikawa Caldera-forming Eruptoin
年代: 16-14 ka
年代手法: 14C年代
年代文献: 金田・長谷川 (2022), *雁澤ほか (2005), 吉本ほか (2008) を暦年較正した値
噴出源: 濁川カルデラ

総噴出量: 見かけ体積 >8.18 km3

Ng-1

えぬじー1
Ng-1
名称出典: 金田・長谷川 (2022)
別名・呼称: Ng-c, Ng-b
噴火推移・概要: マグマ水蒸気噴火→小規模火砕流→サブプリニー式噴火→小規模火砕流→プリニー式噴火→大規模火砕流→マグマ水蒸気噴火(火砕サージ)

小規模なマグマ水蒸気噴火の発生

分布
カルデラより南東方向に分布主軸をもつ
噴出量

見かけ体積 0.64 km3

DRE [km3]
0.256
VEI
4
噴出量文献

金田・長谷川 (2020)

岩質
デイサイト
岩相

主に古土壌層や基盤をマントルベディングする青灰色~黄褐色の降下火砕堆積物から成る.カルデラ南東方向に分布主軸をもつ.粒径の異なる複数のフォールユニットからなり,平行層理が発達する.細粒な下部 (Ng-1a) とより粗粒な軽石礫を含む上部 (Ng-1b) に細分できる.Ng-1bは,カルデラ近傍東縁において小規模な火砕流堆積物を挟在する.

全岩化学組成 (SiO2)
55-64 wt.% (金田・長谷川, 2022)
層序概念図における本構成要素(クリックで飛ぶ)

Ng-1の露頭写真 (金田・長谷川, 2022) ©日本火山学会


Ng-1bの分布域 (金田・長谷川, 2022) ©日本火山学会


Ng-1aの分布域 (金田・長谷川, 2022) ©日本火山学会


文献

雁澤好博・紀藤典夫・柳井清治・貞方 昇 (2005) 北海道駒ヶ岳の最初期テフラの発見と初期噴火活動史の検討. 地質雑, 111, 581-589. https://doi.org/10.5575/geosoc.111.581

金田泰明・長谷川健 (2022) 北海道南西部,濁川火山におけるカルデラ形成期〜後カルデラ期の噴出物層序及び噴火推移. 火山, 67, 1-19. https://doi.org/10.18940/kazan.67.1_1

柳井晴治・雁澤好博・古森康晴 (1992) 最終氷期末期に噴出した濁川テフラの層序と分布. 地質雑, 98, 125-136. https://doi.org/10.5575/geosoc.98.125

吉本充宏・宮坂瑞穂・高橋 良・中川光弘・吉田邦夫 (2008) 北海道駒ヶ岳火山,先歴史時代噴火活動史の再検討.地質雑, 114, 336-347. https://doi.org/10.5575/geosoc.114.336

注釈

*DRE換算は,溶岩と火砕物の密度をそれぞれ2.5 g/cm3, 1.0 g/cm3と仮定し算出した.

短期的前駆活動

なし

長期的前駆活動

なし

引用文献

金田泰明・長谷川健 (2022) 北海道南西部,濁川火山におけるカルデラ形成期〜後カルデラ期の噴出物層序及び噴火推移. 火山, 67, 1-19. https://doi.org/10.18940/kazan.67.1_1

柳井晴治・雁澤好博・古森康晴 (1992) 最終氷期末期に噴出した濁川テフラの層序と分布. 地質雑, 98, 125-136. https://doi.org/10.5575/geosoc.98.125