姶良カルデラ入戸火砕流堆積物分布図 解説目次
1:はじめに
2:姶良カルデラと姶良入戸噴火の概要
3:入戸火砕流堆積物
4:入戸火砕流堆積物及び姶良Tn火山灰の復元分布と噴出量推定
5:謝辞・協力・出典 / 引用文献
6:Abstract
付図
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付図 - 入戸火砕流堆積物及び関連する噴出物の代表的な露頭写真 - 1
付図 1 大隅降下軽石,垂水火砕流堆積物及び入戸火砕流堆積物の層序関係.
垂水市新城麓(31°25′26.8′′N,130°45′24.0′′E)
阿多火砕流堆積物(Ata pyfl)を覆って大隅降下軽石(Osumi pmfa)と垂水火砕流堆積物(Tarumizu pyfl),
入戸火砕流堆積物(Ito pyfl)が認められる(a).
大隅降下軽石の層厚は約6 mであり,阿多火砕流堆積物をマントルベディングするように覆っている(b).
垂水火砕流堆積物は側方方向に層厚変化が大きい.垂水火砕流堆積物下部は成層構造を,上部は塊状相を示す.
入戸火砕流堆積物基部には岩片濃集部が認められる.
(a)2018 年(b)2021 年撮影.