火山研究解説集:薩摩硫黄島 (産総研・地質調査総合センター作成)


土壌ガス放出量測定

人物が押さえているのが土壌ガスCO2放出量測定用のチャンバーです.このチャンバー内のCO2濃度の増加を測定し,放出量を推定します.土壌ガス組成を調べるために,数十cmのパイプ(地中ガスプローブ)を地中に挿入し,地中ガスを吸引採取して測定します.現場での化学組成測定には酸素濃度計やガス検知管が用いられます.

撮影:篠原宏志.