火山研究解説集:薩摩硫黄島 (産総研・地質調査総合センター作成)


1990-2006年活動変化のまとめ

硫黄岳山頂火口における1990年から2006年に観察された変化の模式図.

SO2放出量,噴気温度は1994年頃をピークとするわずかな変化が生じているが,火山ガス組成には変化は認められません.

1997年から2003年の竪穴状火孔形成・拡大の活発な時期には,火山灰の放出や地震活動も活発でした.