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桜島火山地質図(第2版) 解説地質図鳥瞰図
6:付録/第1版からの修正点

1)2009年以降の火山活動で形成された平成火砕丘を追加した.

2)大正I・II期溶岩の分布およびそれらに伴う二次溶岩を識別し,佐々木の未公表資料をもとに修正した.

3)北東沖の安永諸島については,安永の陸上噴火とは別の海底噴火で形成されたものであり(小林,2009),凡例を改めた.

4)南岳の南西及び南南東斜面に文明溶岩の分布を追加した. 南西斜面のものは味喜ほか(2012). 南南東斜面のものは高橋ほか(2011)を参考にした.

5)小林(1982),Okuno et al,(1998),味喜(1999)に従い,鍋山火砕丘と長崎鼻溶岩を天平宝字噴火の噴出物とした.

6)南岳火山噴出物の層序区分は,付表のように修正した.大平溶岩の噴出年代(西暦950年頃)は小林ほか (2009)と味喜ほか(2012).中岳溶岩及び火砕岩の噴出年代(西暦1200年頃)は小林(2010)による.

7)Kobayashi(1988)に従い,武火砕流堆積物の分布を追加した.

8)春田山・湯ノ平軽石丘は溶岩から構成される (Kobayashi,1988;宇都ほか,1999)こと.春田山,湯ノ平,フリハタ山を構成する溶岩は化学組成も共通で,地形的にも一連に見えることから,これらをまとめて春田山溶岩と修正した.


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