支笏カルデラ支笏火砕流堆積物分布図 解説目次
1:はじめに
2:支笏カルデラと支笏噴火の概要
3:支笏火砕流堆積物
4:支笏第1降下テフラ・支笏火砕流堆積物の復元分布
と噴出量推定
5:謝辞・協力・出典 / 引用文献
6:Abstract
付図
前を読む
次を読む
付図 - 支笏火砕流堆積物及び関連する堆積物の代表的な露頭写真 - 11


付図 11 支笏第 1 降下軽石 (Spfa-1) 及び社台降下スコリア堆積物
北海道安平町早来富岡 (42°45′52′′N, 141°46′55′′E)
露頭中央部の支笏第1降下軽石は層厚4 mで,淘汰の良い白色軽石火山礫からなり,粗く成層する (A). その下位には細粒の白色軽石火山礫からなる倶多楽カルデラ起源のKt-1 降下軽石がある. また,褐色の風成層を挟んで,支笏第1降下軽石の上位には恵庭En-a降下軽石が重なる. Kt-1降下軽石の下位には厚さ180cmの風成層を挟んで,白色軽石の混じった暗褐色のスコリア火山礫からなる社台降下スコリアがある (B). スケールは 2m. 2015 年撮影.