火山研究解説集:薩摩硫黄島 (産総研・地質調査総合センター作成)
噴気最高温度・見かけの平衡温度変化
実測した噴気最高温度は840-900℃で1990-2005年の間ほぼ一定です.化学反応(1)に対して求められる見かけの平衡温度AETSは全期間を通じ,実測した噴気温度と同様の変動をしています.化学反応(2)から求められる見かけの平衡温度AETCは,AETSと比較してバラツキおよび変動が大きいですが,大局的には噴気温度と一致しています.
実測した噴気最高温度は840-900℃で1990-2005年の間ほぼ一定です.化学反応(1)に対して求められる見かけの平衡温度AETSは全期間を通じ,実測した噴気温度と同様の変動をしています.化学反応(2)から求められる見かけの平衡温度AETCは,AETSと比較してバラツキおよび変動が大きいですが,大局的には噴気温度と一致しています.