火山研究解説集:薩摩硫黄島 (産総研・地質調査総合センター作成)
1997年山頂火口全景
硫黄岳山頂(火口の西縁)から撮影した火口全景.竪穴状火孔が拡大しているのがわかります.1996年に高温の灰色の砂状であった火口底は,1997年には固い火山灰堆積物で覆われ表面温度は常温に低下していました.火山ガスは従来の高温噴気地帯及び中央の竪穴状火孔から放出し,火口底全体からの放出は観察されませんでした.
撮影は,1997年4月,篠原宏志.
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硫黄岳山頂(火口の西縁)から撮影した火口全景.竪穴状火孔が拡大しているのがわかります.1996年に高温の灰色の砂状であった火口底は,1997年には固い火山灰堆積物で覆われ表面温度は常温に低下していました.火山ガスは従来の高温噴気地帯及び中央の竪穴状火孔から放出し,火口底全体からの放出は観察されませんでした.
撮影は,1997年4月,篠原宏志.
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