掘削地点は古東京谷の埋没谷底にあたる.沖積層は深度74.0〜4.2mに分布し,中・上部更新統の下総層群の貝化石を含む砂層 (Unit1)の上位に不整合面を介して重なる.沖積層は,下位から上位へ,砂礫層 (Unit2),砂層 (Unit3),砂泥互層 (Unit4),泥層〜砂泥細互層 (Unit5),泥質砂層 (Unit6),泥層 (Unit7),砂泥互層 (Unit8)から構成され,全体的に上方細粒化を経て上方粗粒化する層相サクセッションを示す.深度4.2 m以浅は人工埋積物からなるため,検討を行っていない.
これらの層相ユニットはそれぞれ,堆積構造・化石相などに基づいて,つぎのように堆積相と堆積システムとに対比される.網状河川システム:Unit2(網状河川相),蛇行河川システム:Unit3・Unit4(蛇行河川相),エスチュアリーシステム:Unit5〜Unit6(潮汐流路・泥質干潟相:Unit5,砂質干潟・砂州相:Unit6),デルタシステム:Unit7〜Unit8(プロデルタ〜デルタフロント相:Unit7,デルタプレーン相:Unit8).なお,堆積システムとユニットとの対比は,石原ほか(2004)の一部を改定した木村ほか(2006)の区分に基づく.
出典:石原ほか(2004)
※堆積相の各ユニットはクリックすると解説(石原ほか(2004) )が表示されます.
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