| Unit6:泥質砂層 深度:35.6〜27.5m 記載:下位のDK-Unit5をやや削剥して累重する.全体的に貝化石片,生痕を多く含む淘汰の悪い泥質砂層〜砂質泥層からなる.泥質分は50%程度で,パッチ状に極細粒〜細粒砂層を挟む. 泥質砂層は生物擾乱を強く受けていて塊状を呈する.直径1〜2 cmほどのチューブ状の生痕及び,DK-Unit5で見られた径2〜3 cmの生痕が認められる.泥質砂層中には,多くの貝化石片を含むが,いずれも小さな破片のため同定できた個体は少ない. 深度30.94 mに認められたウラカガミガイ (Dosinia angulosa)から,2,570±40yrBPの放射性炭素年代が得られているが,コアの最上部に不自然に挟まれるという産出状態であること,上下の年代値と比較しても若すぎる値であるため,上位の坑壁から落下したものの可能性が高い. 解釈:分布域及び連続性が明らかでないため正確な議論はできないが,多くの生痕を含む淘汰の悪い砂質泥層で下位の干潟堆積物 (Unit5)を整合的に覆うことから,地形的に沖側に分布する潮下帯の堆積物と考えられる. | ||