伊豆大島火山地質図(第2版) 解説目次
1:はじめに
2:伊豆大島火山の概要
3:伊豆大島火山陸上部の活動史
4:伊豆大島海域の海底火山活動
5:歴史時代の噴火
6:噴火活動の特色 - 防災上の注意点
Abstract
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1:はじめに
伊豆大島火山は東京の南南西約100 km,伊豆半島の東方海上に浮かぶ活火山である.過去,数多くの噴火記録が残されており,火山災害も繰り返されてきた.1986年11月の割れ目噴火では全島民避難という事態にも至った.その一方で山頂火口の火映現象は古くから 「御神火」 と呼ばれ,歌にも唄われるなど,伊豆大島火山は多くの観光客を惹きつける観光地でもある.
伊豆大島火山の基盤や山体下部は主に海面下に分布している.そのため,火山全体の形成史や噴火システムを考える上では,海底部を含めた火山体全体やその基盤に関する情報が不可欠である.この火山地質図は伊豆大島火山の火山地質について,これまでの研究成果に加え,新たな地表調査を行うとともに,陸上部のみならず,海面下の山体や側火山の分布,隣接する伊豆東部火山群などの情報を合わせて提示し,火山全体を理解できる地質図を目指し,伊豆大島火山地質図 (川辺,1998) を改訂したものである.
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