第四紀火山>活火山>秋田駒ヶ岳

秋田駒ヶ岳火山 Akita - Komagatake Volcano


秋田駒ヶ岳火山のあらまし

有史次代の噴火記録
   1932年噴火
   1970-71年噴火

秋田駒ヶ岳火山の生い立ち

秋田駒ヶ岳火山の岩石・鉱物
   記載岩石学的特徴
   全岩化学組成の特徴
   鉱物化学組成の特徴

引用文献

著者:藤縄明彦(茨城大学)
作成:2005/6
最終更新:2009/1/23


このデータ集を引用する場合,次のように
引用してください.
藤縄明彦・工藤 崇・星住英夫(2006)
詳細火山データ集:安達太良火山.日本の
火山,産総研地質調査総合センター
(https://gbank.gsj.jp/volcano/Act_Vol/
akitakomagatake/index.html).

秋田駒ヶ岳火山の岩石・鉱物

全岩化学組成の特徴
 秋田駒ヶ岳火山の岩石の組成範囲は全岩SiO2量で51〜61 wt.%です(図1,2).これらのほとんどはソレアイト系列に区分されますが,ごく一部はカルクアルカリ系列に区分されるものがあります(図1).地質ユニットや給源火口の違いにより,組成領域が少しずつ異なっているのを特徴的とします(図1).  


図1 後カルデラ活動期噴出物の全岩FeO*/MgO-SiO2図(藤縄ほか,2004).
HO4のみがカルクアルカリ系列,その他がソレアイト系列岩に区分される.



図2 後カルデラ活動期噴出物の全岩K2O-SiO2
およびNa2O-SiO2変化図(藤縄ほか,2004).

   前をよむ 前を読む 次を読む 次を読む