本図に示された断層線は 既存資料を1/20万地図上で編集 したものであり、場所によっては最大数百メートルの 誤差がある可能性があります。また地図自体にも誤差がありますので、拡大してご利用の際はご注意下さい。
線の色は活動セグメントの区別のために便宜上着色したものです。 表示される断層線の幅は、実際の活断層の幅を示すものではありません。

033-01 きたゆり
北由利活動セグメント
所属起震断層名 : 北由利起震断層
秋田県南西部沿岸海域をほぼ南北方向に延びる東側隆起の逆断層.断層位置は秋田県(2004)による.
一般走向 N 0°E
一般傾斜 45 ° E
長さ 29 km
断層型
変位の向き(隆起側) E
平均変位速度 0.9 m/千年
秋田県(2005)による音波探査およびコアリングの結果より求めた値を,断層面の傾斜を45度としてネット値に換算し,その平均値を採用.
単位変位量 3.4 m
活動セグメント長から粟田(1999)の経験式により算出した値を採用.
平均活動間隔 3.6 千年
具体的な数値を示すデータは得られていない.平均変位速度と単位変位量より計算した値を採用.
最新活動時期 野外調査結果 -775 ~ 1868 年
音波探査およびコアリングにおいて,BC 775年の地層が断層変位を受けている(秋田県,2005)ことから推定.近代的記録が開始された AD 1868年以前とする.
対応する内陸地震 ()
地震後経過率 0.41
将来活動確率 (今後30年以内 : BPT分布モデルによる) 約 0 %
将来活動確率 (今後30年以内 : ポアソン過程モデルによる) 約 0.8 %
調査地
変位
イベント

パラメータ代表値設定の参考文献

3 件 ヒットしました。
文献番号 著者 発行年 題名 雑誌名 巻・号 ページ 書誌情報と図表 PDF CiNii J-STAGE
6139
粟田泰夫
1999
日本の地震断層におけるセグメント構造とカスケード地震モデル(試案)
地質調査所速報
no.EQ/99/3(平成10年度活断層・古地震研究調査概要報告書)
p.275--284.
C J
7194
秋田県
2004
北由利断層に関する調査
平成15年度地震関係基礎調査交付金 成果報告書

87pp.
PDF C J
9144
秋田県
2005
北由利断層に関する調査
2005年活断層調査成果および堆積平野地下構造調査成果報告会予稿集

p.147-157
C J

調査地点を収録した文献

8 件 ヒットしました。
文献番号 著者 発行年 題名 雑誌名 巻・号 ページ 書誌情報と図表 調査地点 PDF CiNii J-STAGE
429
粟田泰夫
1988
東北日本弧中部内帯の短縮変動と太平洋プレートの運動
月刊地球
10, 9
p.586--591.
C J
493
藤岡一男・大沢 あつし・池辺 穣
1976
羽後和田地域の地質
地域地質研究報告(5万分の1地質図幅)

65pp.
C J
499
大沢 ?・高安泰助・池辺 穣・藤岡一男
1977
本荘地域の地質
地域地質研究報告(5万分の1地質図幅)

54pp.
C J
510
大沢 ?・土谷信之・片平忠実・菊池芳朗・大口健志
1989
秋田県南部―山形県北部油田地帯の深部地質構造
地質学論集
32
p.133--142.
C J
3995
秋田県
2003
北由利断層に関する調査
平成14年度地震関係基礎調査交付金 成果報告書

127pp.
PDF C J
6096
活断層研究会
1991
新編 日本の活断層
「新編 日本の活断層」

437pp.
C J
7194
秋田県
2004
北由利断層に関する調査
平成15年度地震関係基礎調査交付金 成果報告書

87pp.
PDF C J
8248
秋田県
2005
北由利断層に関する調査
平成16年度地震関係基礎調査交付金 成果報告書

51pp.
PDF C J