活断層データベース

本図に示された断層線は 既存資料を1/20万地図上で編集 したものであり、場所によっては最大数百メートルの 誤差がある可能性があります。また地図自体にも誤差がありますので、拡大してご利用の際はご注意下さい。
線の色は活動セグメントの区別のために便宜上着色したものです。 表示される断層線の幅は、実際の活断層の幅を示すものではありません。

075-02 こうづ－まつだ
国府津－松田活動セグメント
所属起震断層名 : 神縄・国府津－松田起震断層
神奈川県西部，大磯丘陵の南西縁を北西-南東方向に延び北東側隆起の逆断層．南東延長は相模湾の海底に連続する．断層位置は活断層研究会（1991），中田・今泉（2002），都市圏活断層図「秦野」，「小田原」による．
一般走向 N 40°W
一般傾斜 45 ° E
長さ 38 km
断層型 逆
変位の向き(隆起側) E
平均変位速度 3.7 m/千年
 松島（1982）による海成層の上下変位，山崎（1984）などによる段丘面の上下変位から得られた値を，断層面の傾斜を45度としてネット値に換算した平均値を採用．
単位変位量 3.9 m
 平均変位速度と平均活動間隔より計算した値を採用．活動セグメント長からは粟田（1999）の経験式により4.5mと計算．
平均活動間隔 1.0 千年
 曽我原第2トレンチにおける過去4回の活動時期（神奈川県，2004）から求めた平均値を採用．
最新活動時期 野外調査結果 1150 ～ 1350 年
 曽我原第1トレンチにおいて，AD 1350年の地層が変形し，AD 1150年の地層に覆われる（神奈川県，2003）ことから推定．
対応する内陸地震 ()
地震後経過率 0.73
将来活動確率 (今後30年以内 : BPT分布モデルによる) 約 4 %
将来活動確率 (今後30年以内 : ポアソン過程モデルによる) 約 3 %
調査地 ●
変位 ●
イベント ●

パラメータ代表値設定の参考文献

9 件 ヒットしました。
文献番号 著者 発行年 題名 雑誌名 巻・号 ページ 書誌情報と図表 PDF CiNii J-STAGE
1137
 松島義章
 1982
 相模湾北岸，足柄平野における沖積層の14Ｃ年代とそれに関連する問題
 第四紀研究
 20, 4
 p.319--323.
 ● PDF C J
1023
 山崎晴雄
 1984
 活断層からみた南部フォッサマグナ地域のネオテクトニクス
 第四紀研究
 23, 2
 p.129--136.
 ● PDF C J
6096
 活断層研究会
 1991
 新編　日本の活断層
 「新編　日本の活断層」
437pp.
 ● C J
1054
 宮内崇裕・池田安隆・今泉俊文・佐藤比呂志・東郷正美
 1996
 1:25,000　都市圏活断層図「秦野」
 都市圏活断層図 1:25,000
 国土地理院技術資料 D.1-No.333
● C J
1268
 宮内崇裕・池田安隆・今泉俊文・佐藤比呂志・東郷正美
 1996
 1:25,000　都市圏活断層図「小田原」
 都市圏活断層図 1:25,000
 国土地理院技術資料 D.1-No.333
● C J
6139
 粟田泰夫
 1999
 日本の地震断層におけるセグメント構造とカスケード地震モデル（試案）
 地質調査所速報
 no.EQ/99/3（平成10年度活断層・古地震研究調査概要報告書）
 p.275--284.
 ● C J
6045
 中田　高・今泉俊文　編
 2002
 活断層詳細デジタルマップ
 「活断層詳細デジタルマップ」
60pp.
 ● C J
3989
 神奈川県
 2003
 神縄・国府津－松田断層帯に関する調査
 平成14年度地震関係基礎調査交付金　成果報告書
78pp.
 ● PDF C J
7221
 神奈川県
 2004
 神縄・国府津－松田断層帯に関する調査
 平成15年度地震関係基礎調査交付金　成果報告書（概要版）
65pp.
 ● C J

調査地点を収録した文献

14 件 ヒットしました。
文献番号 著者 発行年 題名 雑誌名 巻・号 ページ 書誌情報と図表 調査地点 PDF CiNii J-STAGE
889
 KUMAKI Yohta
 1985
 The deformations of Holocene marine terraces in southern Kanto, central Japan
 Geographical Review of Japan
 58B, 1
 p.49--60.
 ● ● C J
974
 太田陽子・松田時彦・小池敏夫・池田安隆・今泉俊文・奥村　清
 1982
 国府津・松田断層に関する調査報告
 神奈川県地震災害対策資料, 三浦半島および国府津・松田地域の活断層に関する調査報告書
p.82--173.
 ● ● C J
1137
 松島義章
 1982
 相模湾北岸，足柄平野における沖積層の14Ｃ年代とそれに関連する問題
 第四紀研究
 20, 4
 p.319--323.
 ● ● PDF C J
1271
 水野清秀・山崎晴雄・下川浩一・佐竹健治・井村隆介・吉岡敏和
 1996
 平成7年度活断層調査研究報告No.28　国府津－松田断層のボーリング，物理探査等による総合地質調査
 地質調査所研究資料集
 252
 69pp.
 ● ● C J
1272
 水野清秀・山崎晴雄・下川浩一・佐竹健治・井村隆介・吉岡敏和
 1996
 平成7年度活断層調査研究報告No.29　国府津－松田断層のトレンチ掘削等による活動履歴調査
 地質調査所研究資料集
 253
 25pp.
 ● ● C J
1280
 水野清秀・山崎晴雄
 1997
 国府津―松田断層のトレンチ掘削調査（補備調査）
 平成8年度活断層研究調査概要報告書, 地質調査所研究資料集
 303
 p.125-128.
 ● ● C J
1287
 水野清秀・山崎晴雄・下川浩一・佐竹健治・井村隆介・吉岡敏和
 1996
 国府津―松田断層の活動履歴及び活動性調査
 平成7年度活断層研究調査概要報告書, 地質調査所研究資料集
 259
 p.81-88.
 ● ● C J
3989
 神奈川県
 2003
 神縄・国府津－松田断層帯に関する調査
 平成14年度地震関係基礎調査交付金　成果報告書
78pp.
 ● ● PDF C J
4039
 神奈川県
 2002
 神奈川県活断層（神縄・国府津－松田断層帯）調査事業
 平成13年度地震関係基礎調査交付金事業　成果報告書（概要版）
127pp.
 ● ● C J
5489
 山崎晴雄・水野清秀
 1999
 国府津・松田断層の最新活動史と地震テクトニクス
 第四紀研究
 38, 6
 p.447--460.
 ● ● PDF C J
6096
 活断層研究会
 1991
 新編　日本の活断層
 「新編　日本の活断層」
437pp.
 ● ● C J
8293
 神奈川県
 2004
 神縄・国府津－松田断層帯に関する調査
 平成15年度地震関係基礎調査交付金　成果報告書
76pp.
 ● ● PDF C J
9886
 独立行政法人　産業技術総合研究所
 2008
 神縄・国府津－松田断層帯の活動性調査
 「活断層の追加・補完調査」成果報告書
 No.H19-2
 21pp.
 ● ● PDF C J
10146
 丸山　正・齋藤　勝
 2008
 神奈川県西部、国府津―松田断層の活動性調査
 活断層・古地震研究報告
 No.8（2008年）
 p.129-155
 ● ● PDF C J
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