活断層データベース

本図に示された断層線は 既存資料を1/20万地図上で編集 したものであり、場所によっては最大数百メートルの 誤差がある可能性があります。また地図自体にも誤差がありますので、拡大してご利用の際はご注意下さい。
線の色は活動セグメントの区別のために便宜上着色したものです。 表示される断層線の幅は、実際の活断層の幅を示すものではありません。

280-01 ごうむら
郷村活動セグメント
所属起震断層名 : 郷村起震断層
京都府北部，丹後半島から北方の日本海にかけて，北北西-南南東方向に延びる左横ずれ断層．1927年北丹後地震の際に地震断層が出現．断層位置は活断層研究会（1991），岡田・東郷（2000），中田・今泉（2002），阿部ほか（2012）による．
一般走向 N 30°W
一般傾斜 90 ° V
長さ 33 km
断層型 左横ずれ
変位の向き(隆起側) -
平均変位速度 0.3 m/千年
 植村（1985）による段丘面の上下変位から得られた値を，AD 1927年の地震時の変位量の縦横比を用いてネット値に換算した値を採用．
単位変位量 3.0 m
 1927年地震時の変位量（ネット値）の最頻値を採用．活動セグメント長からは粟田（1999）の経験式により3.8mと計算．
平均活動間隔 12.0 千年
 具体的な数値を示すデータは得られていない．平均変位速度と単位変位量より計算した値を採用．
最新活動時期 野外調査結果
1927年北丹後地震に伴ってほぼ全域に地震断層が出現したことから，これを最新活動とする．
対応する内陸地震 北丹後地震(1927)
地震後経過率 0.01
将来活動確率 (今後30年以内 : BPT分布モデルによる) 約 0 %
将来活動確率 (今後30年以内 : ポアソン過程モデルによる) 約 0.3 %
調査地 ●
変位 ●
イベント ●

パラメータ代表値設定の参考文献

6 件 ヒットしました。
文献番号 著者 発行年 題名 雑誌名 巻・号 ページ 書誌情報と図表 PDF CiNii J-STAGE
2350
 植村善博
 1985
 郷村・山田断層系の変位地形と断層運動
 活断層研究
 1
 p.81--92.
 ● PDF C J
6096
 活断層研究会
 1991
 新編　日本の活断層
 「新編　日本の活断層」
437pp.
 ● C J
6139
 粟田泰夫
 1999
 日本の地震断層におけるセグメント構造とカスケード地震モデル（試案）
 地質調査所速報
 no.EQ/99/3（平成10年度活断層・古地震研究調査概要報告書）
 p.275--284.
 ● C J
6348
 岡田篤正・東郷正美　編
 2000
 近畿の活断層
 「近畿の活断層」
395pp.
 ● C J
6045
 中田　高・今泉俊文　編
 2002
 活断層詳細デジタルマップ
 「活断層詳細デジタルマップ」
60pp.
 ● C J
10489
 阿部信太郎・山本博文・荒井良祐
 2012
 高分解能マルチチャンネル音波探査記録に基づく郷村断層帯海域延長部の断層分布・性状について
 活断層・古地震研究報告
 No.12（2012年）
 p.195-240.
 ● PDF C J

調査地点を収録した文献

11 件 ヒットしました。
文献番号 著者 発行年 題名 雑誌名 巻・号 ページ 書誌情報と図表 調査地点 PDF CiNii J-STAGE
2350
 植村善博
 1985
 郷村・山田断層系の変位地形と断層運動
 活断層研究
 1
 p.81--92.
 ● ● PDF C J
2351
 地質調査所
 1986
 丹後半島，郷村・山田断層系の発掘調査
 地震予知連絡会会報
 36
 p.370--381.
 ● ● PDF C J
2352
 杉山雄一・佃　栄吉・徳永重元
 1986
 京都府丹後半島地域の更新世後期から完新世の堆積物とその花粉分析
 地質調査所月報
 37
 p.571--600.
 ● ● PDF C J
2353
 佃　栄吉
 1989
 1985年郷村断層（網野町下岡地区）トレンチ調査―日本の活断層発掘調査［29］―
 活断層研究
 6
 p.72--75.
 ● ● PDF C J
2354
 佃　栄吉
 1989
 1985年郷村断層（網野町郷地区）トレンチ調査―日本の活断層発掘調査［30］―
 活断層研究
 6
 p.76--80.
 ● ● PDF C J
2371
 植村善博
 1994
 郷村断層系に伴う断層変位地形
 1927（昭和2）年北丹後地震の地震断層と丹後半島域の活構造
p.86-92.
 ● ● C J
2376
 岡田篤正・松田時彦
 1997
 1927年北丹後地震の地震断層
 活断層研究
 16
 p.95--135.
 ● ● PDF C J
6096
 活断層研究会
 1991
 新編　日本の活断層
 「新編　日本の活断層」
437pp.
 ● ● C J
6348
 岡田篤正・東郷正美　編
 2000
 近畿の活断層
 「近畿の活断層」
395pp.
 ● ● C J
8295
 佐藤比呂志・平田　直・岩崎貴哉・纐纈一起・伊藤谷生・笠原敬司・伊藤　潔・井川　猛・川中　卓・阿部　進・斉藤秀雄
 2004
 大深度地震探査による関東地震発生域の地殻構造
 日本地質学会第111年学術大会講演要旨
ｓ-17
 ● ● C J
10489
 阿部信太郎・山本博文・荒井良祐
 2012
 高分解能マルチチャンネル音波探査記録に基づく郷村断層帯海域延長部の断層分布・性状について
 活断層・古地震研究報告
 No.12（2012年）
 p.195-240.
 ● ● PDF C J
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