本図に示された断層線は 既存資料を1/20万地図上で編集 したものであり、場所によっては最大数百メートルの 誤差がある可能性があります。また地図自体にも誤差がありますので、拡大してご利用の際はご注意下さい。
線の色は活動セグメントの区別のために便宜上着色したものです。 表示される断層線の幅は、実際の活断層の幅を示すものではありません。

278-03 やながせやま
柳ヶ瀬山活動セグメント
所属起震断層名 : 浦底-柳ヶ瀬山起震断層
滋賀県北端部から福井県中部にかけて,北西-南東方向に延びる左横ずれ断層.断層位置は岡田・東郷(2000),中田・今泉(2002)による.
一般走向 N 30°W
一般傾斜 90 ° V
長さ 26 km
断層型 左横ずれ
変位の向き(隆起側) -
平均変位速度 0.6 m/千年
具体的な数値を示すデータは得られていない.北西方延長上にあたり,同規模,同走向で,同一起震断層を構成する浦底活動セグメントでの推定値を仮置き値とする.
単位変位量 3.0 m
活動セグメント長から粟田(1999)の経験式により算出した値を採用.
平均活動間隔 5.0 千年
具体的な数値を示すデータは得られていない.平均変位速度と単位変位量より計算した値を採用.
最新活動時期 野外調査結果 -3931 ~ 1868 年
ウツロギ峠トレンチにおいてBC 3931年の地層が断層変位を受けている(杉山ほか,2012)ことから推定.近代的記録が開始された AD 1868年以前とする.
対応する内陸地震 ()
地震後経過率 0.60
将来活動確率 (今後30年以内 : BPT分布モデルによる) 約 0.2 %
将来活動確率 (今後30年以内 : ポアソン過程モデルによる) 約 0.6 %
調査地
変位
イベント

パラメータ代表値設定の参考文献

4 件 ヒットしました。
文献番号 著者 発行年 題名 雑誌名 巻・号 ページ 書誌情報と図表 PDF CiNii J-STAGE
1999
曽根賢治・上田圭一
1993
1998年深溝断層(東光寺地区)トレンチ調査
活断層研究
11
p.43--46.
PDF C J
6348
岡田篤正・東郷正美 編
2000
近畿の活断層
「近畿の活断層」

395pp.
C J
6045
中田 高・今泉俊文 編
2002
活断層詳細デジタルマップ
「活断層詳細デジタルマップ」

60pp.
C J
10487
杉山雄一・坂本 泉・滝野義幸・宇佐見琢哉・永田高弘
2012
敦賀湾における浦底断層(浦底-柳ヶ瀬山断層帯)の採泥調査
活断層・古地震研究報告
No.12(2012年)
p.103-148.
PDF C J

調査地点を収録した文献

4 件 ヒットしました。
文献番号 著者 発行年 題名 雑誌名 巻・号 ページ 書誌情報と図表 調査地点 PDF CiNii J-STAGE
6096
活断層研究会
1991
新編 日本の活断層
「新編 日本の活断層」

437pp.
C J
6348
岡田篤正・東郷正美 編
2000
近畿の活断層
「近畿の活断層」

395pp.
C J
10288
関西電力株式会社
2008
美浜発電所「発電用原子炉施設に関する耐震設計審査指針」の改訂に伴う耐震安全性評価結果 中間報告書
関西電力株式会社 中間報告書


PDF C J
10488
杉山雄一・坂本 泉・滝野義幸・宇佐見琢哉・岸本弘樹・永田高弘
2012
浦底-柳ヶ瀬山断層帯の形状・規模と過去の活動に関する検討
活断層・古地震研究報告
No.12(2012年)
p.149-193.
PDF C J