本図に示された断層線は 既存資料を1/20万地図上で編集 したものであり、場所によっては最大数百メートルの 誤差がある可能性があります。また地図自体にも誤差がありますので、拡大してご利用の際はご注意下さい。
線の色は活動セグメントの区別のために便宜上着色したものです。 表示される断層線の幅は、実際の活断層の幅を示すものではありません。

236-01 おおはらこ
大原湖活動セグメント
所属起震断層名 : 大原湖起震断層
山口県中部を北東-南西方向に延びる右横ずれ断層.断層位置は産総研(2020, 2021)が実施した地形判読に基づく.
一般走向 N 50°E
一般傾斜 90 ° V
長さ 30 km
断層型 右横ずれ
変位の向き(隆起側) N
平均変位速度 0.1 m/千年
具体的なデータは得られていない.地形表現からB級最下位と推定し,その代表値を仮置き値とする.
単位変位量 3.5 m
活動セグメント長から粟田(1999)の経験式により算出した値を採用.
平均活動間隔 35.0 千年
具体的な数値を示すデータは得られていない.平均変位速度と単位変位量より計算した値を採用.
最新活動時期 野外調査結果 ~ 605 年
釣山地区トレンチにおいて,断層破砕帯がAD 605年の地層に覆われる(小松原ほか,2004)ことから推定.
対応する内陸地震 ()
地震後経過率
将来活動確率 (今後30年以内 : BPT分布モデルによる)
将来活動確率 (今後30年以内 : ポアソン過程モデルによる) 約 0.09 %
調査地
変位
イベント

パラメータ代表値設定の参考文献

2 件 ヒットしました。
文献番号 著者 発行年 題名 雑誌名 巻・号 ページ 書誌情報と図表 PDF CiNii J-STAGE
6139
粟田泰夫
1999
日本の地震断層におけるセグメント構造とカスケード地震モデル(試案)
地質調査所速報
no.EQ/99/3(平成10年度活断層・古地震研究調査概要報告書)
p.275--284.
C J
8010
小松原 琢・水野清秀・下川浩一・田中竹延・柳田 誠・松木宏彰・小笠原 洋・松山紀香
2004
山口県大原湖断層帯東部,大原湖断層および仁保川断層のトレンチ調査
活断層・古地震研究報告
No.4(2004年)
p.209--219.
PDF C J

調査地点を収録した文献

3 件 ヒットしました。
文献番号 著者 発行年 題名 雑誌名 巻・号 ページ 書誌情報と図表 調査地点 PDF CiNii J-STAGE
6096
活断層研究会
1991
新編 日本の活断層
「新編 日本の活断層」

437pp.
C J
8010
小松原 琢・水野清秀・下川浩一・田中竹延・柳田 誠・松木宏彰・小笠原 洋・松山紀香
2004
山口県大原湖断層帯東部,大原湖断層および仁保川断層のトレンチ調査
活断層・古地震研究報告
No.4(2004年)
p.209--219.
PDF C J
12744
文部科学省研究開発局・国立研究開発法人産業技術総合研究所
2020
3.6大原湖断層の調査
活断層評価の高度化・効率化のための調査 報告書
令和元年度
p.76-82.
C J