活断層データベース

本図に示された断層線は 既存資料を1/20万地図上で編集 したものであり、場所によっては最大数百メートルの 誤差がある可能性があります。また地図自体にも誤差がありますので、拡大してご利用の際はご注意下さい。
線の色は活動セグメントの区別のために便宜上着色したものです。 表示される断層線の幅は、実際の活断層の幅を示すものではありません。

136-01 まつおか
松岡活動セグメント
所属起震断層名 : 福井平野東縁起震断層
福井県北東部，福井平野の東縁をほぼ南北方向に延びる東側隆起の逆断層．断層位置は活断層研究会（1991），中田・今泉（2002），都市圏活断層図「福井」，阿部ほか（2011）による．
一般走向 N 10°W
一般傾斜 60 ° E
長さ 45 km
断層型 逆
変位の向き(隆起側) E
平均変位速度 0.4 m/千年
 産総研（2008）などによる段丘面の上下変位から得られた値を，断層面の傾斜を60度としてネット値に換算した値の平均値を採用．
単位変位量 3.1 m
 平均変位速度と平均活動間隔より計算した値を採用．活動セグメント長からは粟田（1999）の経験式により5.2mと計算．
平均活動間隔 7.9 千年
 中川トレンチにおける過去2回の活動時期（産総研，2008）から得られた値を採用．
最新活動時期 野外調査結果 -1353 ～ -925 年
 中川トレンチにおいて，断層がBC 1353年の地層を切り，BC 925年の地層に覆われる（産総研，2008）ことから推定．
対応対応する内陸地震 ()
地震後経過率 0.40
将来活動確率 (今後30年以内 : BPT分布モデルによる) 約 0 %
将来活動確率 (今後30年以内 : ポアソン過程モデルによる) 約 0.4 %
調査地 ●
変位 ●
イベント ●

参考文献一覧

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文献番号 著者 発行年 題名 雑誌名 巻・号 ページ 書誌情報と図表
6096
 活断層研究会
 1991
 新編　日本の活断層
 「新編　日本の活断層」
437pp.
 ●
6139
 粟田泰夫
 1999
 日本の地震断層におけるセグメント構造とカスケード地震モデル（試案）
 地質調査所速報
 no.EQ/99/3（平成10年度活断層・古地震研究調査概要報告書）
 p.275--284.
 ●
10013
 東郷正美・岡田篤正・堤浩之・石山達也・小野塚良三
 2001
 1:25,000　都市圏活断層図「福井」
 都市圏活断層図 1:25,000
 国土地理院技術資料 D.1-No.388
●
6045
 中田　高・今泉俊文　編
 2002
 活断層詳細デジタルマップ
 「活断層詳細デジタルマップ」
60pp.
 ●
9892
 独立行政法人　産業技術総合研究所
 2008
 福井平野東縁断層帯の活動性および活動履歴調査
 「活断層の追加・補完調査」成果報告書
 No.H19-8
 13pp.
 ●
10342
 阿部信太郎・伊藤谷生・山本博文・荒井良祐・中山貴隆・岡村行信
 2011
 福井平野東縁断層帯海域延長部における断層分布と活動性について
 活断層・古地震研究報告
 No.11（2011年）
 p.151-175.
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