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蒜山 ________ Hiruzen



火山番号 H16
火 山 名 蒜山
読 み ひるぜん
地 域 本州(山陰)
旧番号(第四紀火山DB)* -
火山番号 ** H16
凡例記号 ** Q2m
主な活動期 前期更新世後半(カラブリアン期) - 中期更新世(チバニアン期)
活動年代・最新活動年 *** 約100万-50万年前
火山の型式・構造 複成火山
卓越する岩質 中間質
主な岩石 **** 安山岩
所 在 地(都道府県) 鳥取、岡山:  地理院地図(GSI Maps)
1/20万地勢図(国土地理院) 高梁
1/5万地形図(国土地理院) 湯本
1/2.5万地形図(国土地理院) 蒜山
標 高 1202 m
北 緯(世界測地系) 35° 19′ 30″
東 経(世界測地系) 133° 39′ 49″
気象庁による活火山名 -
災害・噴火記録 なし
火山の概要・補足事項 蒜山は100万~40万年前の成層火山群でほぼ東西の火山列。活動期間は古期大山の活動と重なる。活動域は東西に広がった活動場から時間とともに中蒜山あたりに活動場が収束する。それに対し、古期大山は成層火山体と溶岩ドーム群からなり、その分布は蒜山の火山列とは斜交する北西-南東方向の火山列を形成している。その時系列を追うと、成層火山についてはその顕著な移動があったかはよく分からず、かつ山麓の側火山では時間を追うごとに活動域が西へ移動していると見ることもできる。従って、活動場変遷を見る限り、それらにあまり共通性がないとみて、大山と区別する。
  
Volcano No. H16
Volcano name Hiruzen
Volcano No. ** H16
Geologic code ** Q2m
Main activity period Calabrian (second half of Early Pleistocene) - Chibanian (Middle Pleistocene)
Activity period / recent activity *** 1.0-0.5 Ma
Volcano type Composite (compound) volcano
Representative rock type Intermediate
Main rock type **** Andesite
Height above sea level 1202 m
Location (Prefecture) TOTTORI, OKAYAMA
1:200,000 map (GSI) TAKAHASHI
1:50,000 map (GSI) YUMOTO
1:25,000 map (GSI) HIRUZEN
N. Latitude (WGS84) 35.3250
E. Longitude (WGS84) 133.6636
Active volcano name by JMA -
Record of eruption & disaster †  
Additional comments  

*:2000年から2013年まで公開されていた「日本の第四紀火山」(産総研の研究情報公開データベース「RIO-DB」、2013年廃止)の火山番号。
**:「日本の火山(第3版)」(2013年発行)に基づく。Based on "Volcanoes of Japan (Third Edition)" issued in May, 2013.
***:最新活動年は2020年末現在。Latest eruption as of the end of AD 2020.
**** :安山岩には玄武岩質安山岩を含む。"Andesite" in this page includes "basaltic andesite". Basaltic andesite, SiO2=52-57 wt.%; Andesite, SiO2=57-63 wt.% (Le Maitre et al., 2002).
† :原則として古文書記録に基づき、地質学的研究で見つかった記録は含まない。Documented records as a principle.

 

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