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海徳海山 ________ Kaitoku Seamount



火山番号 G24
火 山 名 海徳海山
読 み かいとくかいざん
地 域 伊豆・小笠原諸島
旧番号(第四紀火山DB)* 176a
火山番号 ** G24
凡例記号 ** Sub.
主な活動期 海底火山(海底噴火地点)
活動年代・最新活動年 *** 海底噴火(1984年)、海水変色(2023年)
火山の型式・構造 海底火山
卓越する岩質 苦鉄質
主な岩石 **** 玄武岩、デイサイト
所 在 地(都道府県) 東京都(火山列島):  地理院地図(GSI Maps)
1/20万地勢図(国土地理院) -
1/5万地形図(国土地理院) -
1/2.5万地形図(国土地理院) -
標 高 -97 m
北 緯(世界測地系) 26° 07′ 33″ 
東 経(世界測地系) 141° 05′ 55″
気象庁による活火山名 海徳海山
災害・噴火記録 1543年 海底噴火 ?(西海徳場?)

1984年3月 海底噴火(東海徳場):噴煙、 軽石漂流

1984年5月、6月、12月 海水変色

2001年7月 海底から気泡湧出(東海徳場付近)

2022年8月〜2023年1月 海水変色
火山の概要・補足事項 噴火浅根とともに、北硫黄島付近海底火山と呼ばれたことがある、 基部40km、比高2,500mの海山。
海上保安庁2019年6月発表資料(2016年測量)によると、西海徳場や東海徳場など4つのピークを持つ。東海徳場では直径約3,000mの凹地形を取り囲むよう幾重ものカルデラが形成されており、カルデラ内に中央火口丘(直径約1,000m、比高約200m、水深97m)がある。中央火口丘の北東側及び南側の裾野から溶岩流が流れ出ていたことが確認された。また、西海徳場は頂部が直径約3,000mの台地状の平坦な地形となっており、平坦部の中央には比高約50mの高まり(水深100m)がある。
  
Volcano No. G24
Volcano name Kaitoku Seamount
Volcano No. ** G24
Geologic code ** Sub.
Main activity period Submarine volcano (submarine eruption point)
Activity period / recent activity *** Submarine eruption (1984), Discolored seawater (2023)
Volcano type Composite (compound) volcano
Representative rock type Mafic
Main rock type **** Basalt, Dacite
Height above sea level -97 m
Location (Prefecture) TOKYO (VOLCANO ISLANDS)
1:200,000 map (GSI) -
1:50,000 map (GSI) -
1:25,000 map (GSI) -
N. Latitude (WGS84) 26.1258
E. Longitude (WGS84) 141.0986
Active volcano name by JMA Kaitoku Seamount
Record of eruption & disaster † 1543: Submarine eruption?

Mar 1984: Submarine eruption: Ash cloud. Pumice lapilli drifted away.

May, Jun, Dec 1984: Seawater discolored. 

From Aug 2022: Seawater discolored. 
Additional comments  

*:2000年から2013年まで公開されていた「日本の第四紀火山」(産総研の研究情報公開データベース「RIO-DB」、2013年廃止)の火山番号。
**:「日本の火山(第3版)」(2013年発行)に基づく。Based on "Volcanoes of Japan (Third Edition)" issued in May, 2013.
***:最新活動年は2020年末現在。Latest eruption as of the end of AD 2020.
**** :安山岩には玄武岩質安山岩を含む。"Andesite" in this page includes "basaltic andesite". Basaltic andesite, SiO2=52-57 wt.%; Andesite, SiO2=57-63 wt.% (Le Maitre et al., 2002).
† :原則として古文書記録に基づき、地質学的研究で見つかった記録は含まない。Documented records as a principle.

 

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