日本の火山 > 第四紀火山 > 個別火山
Volcanoes of Japan > Quaternary Volcanoes > Individual Volcano


大室海穴 (大室ダシ) ________ Omuro Hole (Omurodashi)


火山番号 G02
火 山 名 大室海穴 (大室ダシ)
読 み おおむろかいけつ
地 域 伊豆・小笠原諸島
旧番号(第四紀火山DB)* -
火山番号 ** G02
凡例記号 ** Sub.
主な活動期 海底火山(海底噴火地点)
活動年代・最新活動年 *** 熱水活動。約1万年前に軽石噴火
火山の型式・構造 複成火山
卓越する岩質 珪長質
主な岩石 **** 流紋岩、デイサイト、玄武岩
所 在 地(都道府県) 東京都 (伊豆諸島):  地理院地図(GSI Maps)
1/20万地勢図(国土地理院) 三宅島
1/5万地形図(国土地理院) -
1/2.5万地形図(国土地理院) -
標 高 -28 m
北 緯(世界測地系) 34° 32′ 48″ 
東 経(世界測地系) 139° 26′ 30″ 
気象庁による活火山名 -
災害・噴火記録 なし
火山の概要・補足事項 大室ダシは直径約20 km の平頂部(水深100-150 m)を持つ海面下の高まりである。その中央には埋没した直径8km のカルデラがあり、その中心付近の大室海穴(落差約100m、直径約1km)では活発な熱水活動が確認されている。平頂部には直径約 50 m程度の小海丘が複数あり、少なくともともその一部は溶岩ドーム(谷ほか、2012;火山学会要旨;2017、地質学会講演要旨)。なお、大室ダシ起源と推定される軽石は伊豆大島、新島、神津島や利島で見つかっている。
  
Volcano No. G02
Volcano name Omuro Hole
(Omurodashi)
Volcano No. ** G02
Geologic code ** Sub.
Main activity period Submarine volcano (submarine eruption point)
Activity period / recent activity *** Submarine hydrothermal activity. Pumice eruption at ca. 10,000 yBP.
Volcano type Composite (compound) volcano
Representative rock type Felsic
Main rock type **** Rhyolite, Dacite, Basalt
Height above sea level -
Location (Prefecture) TOKYO (IZU ISLANDS)
1:200,000 map (GSI) MIYAKEJIMA
1:50,000 map (GSI) -
1:25,000 map (GSI) -
N. Latitude (WGS84) 34.5467
E. Longitude (WGS84) 139.4417
Active volcano name by JMA -
Record of eruption & disaster †  
Additional comments  

*:2000年から2013年まで公開されていた「日本の第四紀火山」(産総研の研究情報公開データベース「RIO-DB」、2013年廃止)の火山番号。
**:「日本の火山(第3版)」(2013年発行)に基づく。Based on "Volcanoes of Japan (Third Edition)" issued in May, 2013.
***:最新活動年は2020年末現在。Latest eruption as of the end of AD 2020.
**** :安山岩には玄武岩質安山岩を含む。"Andesite" in this page includes "basaltic andesite". Basaltic andesite, SiO2=52-57 wt.%; Andesite, SiO2=57-63 wt.% (Le Maitre et al., 2002).
† :原則として古文書記録に基づき、地質学的研究で見つかった記録は含まない。Documented records as a principle.

 

Back