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立山 ________ Tateyama




火山番号 E57
火 山 名 立山(弥陀ヶ原)
読 み たてやま(みだがはら)
地 域 本州(北関東・中部)
旧番号(第四紀火山DB)* 82
火山番号 ** E57
凡例記号 ** Q3m
主な活動期 中期更新世(チバニアン期) - 完新世
活動年代・最新活動年 *** 約22万年前以降。最新の噴火:1949年?
火山の型式・構造 複成火山-カルデラ、火砕流台地、溶岩流
卓越する岩質 中間質
主な岩石 **** 安山岩、デイサイト
所 在 地(都道府県) 富山: 地理院地図(GSI Maps)
1/20万地勢図(国土地理院) 高山
1/5万地形図(国土地理院) 立山、五百石
1/2.5万地形図(国土地理院) 立山、小見
標 高 国見岳、2621 m:室堂山、約2630 m
北 緯(世界測地系) 36° 34′ 16″ 
東 経(世界測地系) 137° 35′ 22″
気象庁による活火山名 弥陀ヶ原 最近の火山活動状況(弥陀ヶ原)
災害・噴火記録 704年 噴火??

1836年7月9日 水蒸気噴火 (地獄谷)

1839年6月10日 水蒸気噴火 ??(地獄谷)

1858年4月8日 斜面崩壊(飛越地震による鳶くずれ、真川せき止め)、立山温泉壊滅 死者30数名

1858年4月23日 土石流(せき止め湖決壊) 死者 多数

1858年6月7日 土石流(せき止め湖) 死者 多数

1946年9月11日 水蒸気噴火 ??(地獄谷)泥噴出

1949年10月23日? 水蒸気噴火 ??(地獄谷)
火山の概要・補足事項 立山カルデラは火砕流噴出による陥没カルデラそのものではなく、浸食カルデラである。現在も噴気活動が活発な地獄谷では、1972年から1987年にかけて硫黄溶融・流出が幾度か発生し、また、2010年にも鍛冶屋地獄を中心に発生したが(河野、1988;増淵、2013)、江戸時代から硫黄燃焼の記録がある。
水蒸気の噴出(吹き上げ)もあるらしいが、詳しくは確認できていない。2006年以降、山麓から噴気が目視できるほど、噴気活動が活発であった時期がある。地獄谷で新たに形成された活発な噴気孔も確認されている。地獄谷より西、ソーメン滝の落ち口付近にも火口状地形があるが、その形成・活動時期についての詳細は不明(ここが大安地獄と呼ばれた可能性もあるが、地獄谷中心部の鍛冶屋地獄の北あるいは南西に“大安地獄”と書かれた文献が複数あり、はっきりしない)。
2011年以降、火山ガス中毒事故を防止するため、地獄谷への立入が規制されている(2019年現在)。2016年11月、気象庁による常時観測火山に追加された。
最近の研究では、地獄谷や血の池地獄周辺などで過去1万年間に少なくとも7回の水蒸気噴火がおこっていたことがわかってきている。
  
Volcano No. E57
Volcano name Tateyama (Midagahara)
Volcano No. ** E57
Geologic code ** Q3m
Main activity period Chibanian (Middle Pleistocene) - Holocene
Activity period / recent activity *** From 0.22 Ma.
Latest eruption: AD 1949?
Volcano type Composite (compound) volcano - Caldera, Pyroclastic flow plateau, Lava flow
Representative rock type Intermediate
Main rock type **** Andesite, Dacite
Height above sea level 2621 m (Kunimidake), ca. 2630 m (Murodoyama)
Location (Prefecture) TOYAMA
1:200,000 map (GSI) TAKAYAMA
1:50,000 map (GSI) TATEYAMA, GOHYAKKOKU
1:25,000 map (GSI) TATEYAMA, OMI
N. Latitude (WGS84) 36.5711
E. Longitude (WGS84) 137.5894
Active volcano name by JMA Midagahara
Record of eruption & disaster † 704: Eruptive activity?

9 Jul 1836: Phreatic eruption (Jigoku-dani).

10 Jun 1839: Phreatic eruption? (Jigoku-dani).

8 Apr 1858: Landslide following the Hietsu Earthquake, forming dammed lake. Destruction of Tateyama Hot Spring. 30 to 40 fatalities.

23 Apr 1858: Many fatalities caused by debris flows (breakdown of a natural dam formed in 1858).

7 Jun 1858: Many fatalities caused by debris flows (breakdown of a natural dam formed in 1858).

11 Sep 1946: Phreatic eruption?? (Jigoku-dani).

23 Oct 1949: Phreatic eruption?? (Jigoku-dani).
Additional comments Tateyama Caldera is an erosional not a collapse caldera. 

*:2000年から2013年まで公開されていた「日本の第四紀火山」(産総研の研究情報公開データベース「RIO-DB」、2013年廃止)の火山番号。
**:「日本の火山(第3版)」(2013年発行)に基づく。Based on "Volcanoes of Japan (Third Edition)" issued in May, 2013.
***:最新活動年は2020年末現在。Latest eruption as of the end of AD 2020.
**** :安山岩には玄武岩質安山岩を含む。"Andesite" in this page includes "basaltic andesite". Basaltic andesite, SiO2=52-57 wt.%; Andesite, SiO2=57-63 wt.% (Le Maitre et al., 2002).
† :原則として古文書記録に基づき、地質学的研究で見つかった記録は含まない。Documented records as a principle.

 

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