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南硫黄島 ______ Minami Io To |
| 南硫黄島における岩脈分布と貫入方向を表すローズダイアグラム。海岸沿いでは幅0.1ないし2.3m、 垂直に近い岩脈が254本確認された。特に南海岸に多い（ゾーンAとL）。山頂方面へ確実に連続性が視認できるのはゾーンGにある1本のみ（“北岩脈”）。緑色は走向未測定の岩脈。山頂部には開析された2つの火口地形があり、その北西側に平滑な火山原面がわずかに保存されている。確認された岩脈の本数は赤数字で示すが、各ゾーンのローズダイアグラムは貫入面を実測できた岩脈のみで作成。岩脈は特に南海岸に多く（ゾーンAとL）、全体として山頂火口付近（やや南？）から放射状に発達した岩脈である。 | |||
| 中野 俊（2025）南硫⻩島の全岩主成分化学組成と岩脈分布．産総研地質調査総合センター研究資料集，no.768，産総研地質調査総合センター、第4図。 | |||
| Distribution of radial dikes and rose diagrams at Minami-io Island. | |||