東方より見た湯川上流部の変質地帯。現在は噴気活動は認められない。かつて硫気孔があったとされる湯川上流部には熱水変質帯があり、ここから乗鞍高原へ1976年から引湯されている。それ以前は、河原の各所から温泉が湧出し、一帯には硫気が漂っていたという（長野県文化財保護協会、1981）。神津淑祐（1911）はここを湯川爆裂火口と呼んでいた。1994年9月18日撮影。