西之島 目次
1:概要
2:研究史
3:海底地形
4:陸上地形
5:西之島の地質 I:西之島溶岩
6:西之島の地質 II:1973-74年噴出物
7:1973-74年噴火の概要
8:1973-74年噴火後の地形変化
9:全岩化学組成
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第2表 西之島火山噴出物の全岩主成分化学組成
新分析値(1〜3、10〜13)は蛍光X線分析.小坂の分析値は湿式分析によるが、比較のため、全鉄をFe2O3で表し、H2Oを除き、合計を100 %に再計算してある。GSJ番号は地標本館登録番号...
9:全岩化学組成
第2表に西之島火山噴出物の全岩化学組成を示す(採取位置は海野・中野(2007)参照。採取試料は地質標本館に登録済み)。西之島溶岩(旧島)の全岩化学組成は既存の分析値3組を加え、SiO2が59.5-60.3 wt.%の狭い組成範囲を示す。1973-74年噴出物(新島)は小坂分析による既存の分析値6組を加え、SiO2が58.0-58.5 wt.%の狭い組成範囲を示す。西之島溶岩に比べ、ややSiO2が低く、Fe2O3(全鉄)、MgO、CaO、K2Oに富むなどの有意の差が認められる。
第20図にハーカー図を示す。なお、Ishizuka et al.(2007)により西之島火山噴出物の微量元素組成が報告されている。また、Aoki and Tokai University Research Group for Marine Volcano (1983)は水深1000 m以浅の海底から岩石採取を行い、陸域と海域の岩石を合わせて主成分組成を報告した(SiO2=51.6-64.1wt.%)。

