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地質用語
タービダイト(たーびだいと) / turbidite
項目内容
用語タービダイト
wordturbidite
解説混濁流から形成される堆積物を、一般にタービダイトと呼びます。タービダイトは、流れの種類、流れた距離などによって、形成される堆積物が変化するため、堆積実験などでよく研究されています。
@idhttps://gbank.gsj.jp/ld/resource/geowords/turbidite
分類
項目@id
堆積岩https://gbank.gsj.jp/ld/resource/geowords/category/sedimentary
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項目内容
タイトル砂岩泥岩互層 (タービダイト)
画像
解説灰褐色の砂岩と黒色の泥岩の互層です。普段は泥が堆積しているような場所に、ときどき混濁流で砂がもたらされるような環境に形成されます。砂岩とその上の泥岩(の一部)が一回の混濁流に対応すると考えられ、タービダイトという岩石名で呼ばれます。砂岩の底面には、しばしば様々な流痕が残されています。
撮影場所高知県室戸市平尾
ウェブサイトhttps://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/alternation.html
@idhttps://gbank.gsj.jp/ld/resource/geowords/image/1
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項目内容
タイトルタービダイト
画像
解説洪水のときにできるような濁った、すなわち土砂を多量に含んだ流れを混濁流 (乱泥流) と呼び、普通の流れよりも大きなエネルギーを持っています。これによって一度堆積した粒子も再び巻き上げられ、川から海へ、更に浅い海から深海へと運ばれます。そして混濁流から堆積した堆積物を タービダイト と呼びます。混濁流は土砂を巻き上げ、細粒な粒子ほどゆっくり沈むために、タービダイトは普通下部ほど粗粒、上部ほど細粒になります。
ウェブサイトhttps://gbank.gsj.jp/geowords/picture/illust/turbidite.html
@idhttps://gbank.gsj.jp/ld/resource/geowords/image/110