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地質用語
蛇行河川(だこうかせん) / meandering river
項目内容
用語蛇行河川
wordmeandering river
解説曲がりくねった流路をもつ河川。平野部のゆるやかな流れの河川に一般的です。流路が頻繁に変わることはありませんが、蛇行は次第に大きくなります。あまり大きくなりすぎると近道となる新たな流路ができて、屈曲部分は取り残され、三日月湖になります。
@idhttps://gbank.gsj.jp/ld/resource/geowords/meandering_river
分類
項目@id
地形https://gbank.gsj.jp/ld/resource/geowords/category/topology
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項目内容
タイトル蛇行河川
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解説雄物川の蛇行地形です。写真左奥が上流で、手前側へ流れ下っており、写真中央左寄りには三日月湖が残されています。三日月湖外側(右側)の平坦地が旧河床 で、三日月湖内側(左側)の緑地と、手前の砂取り場が現河床に相当します。集落は自然堤防の上に密集してつくられています。
撮影場所秋田県大仙市強首
ウェブサイトhttps://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/meandering.html
@idhttps://gbank.gsj.jp/ld/resource/geowords/image/54
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項目内容
タイトル沿岸堆積システム
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解説沿岸及び海岸の地質は、潮汐作用や沿岸流、河川、風などの影響を受けて変化に富んでいます。また、農地や工業用地の拡大のために干拓・埋め立てなどを行った人工改変地も見られます。沿岸及び海岸の地質は、主に細粒の砕屑粒子 (砂・シルト・粘土など) から構成されており、沿岸では地下水位が高く、含水率の高い土地が多くなります。沿岸地域では、一般に河川の河床勾配も小さく、流れが緩やかなため、内陸の平野に比べると泥質の堆積物の量が増えます。軟弱な堆積物は地盤沈下を起こしやすいほか、地震時に揺れが増幅したり、含水率の高い砂層では液状化を起こす可能性もあります。
ウェブサイトhttps://gbank.gsj.jp/geowords/picture/illust/coastal_system.html
@idhttps://gbank.gsj.jp/ld/resource/geowords/image/92
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項目内容
タイトル河成堆積システム
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解説河川堆積物は内陸平野に特徴的に見られる堆積物です。更に細分すると段丘堆積物、扇状地堆積物、自然堤防堆積物、旧河道堆積物、後背湿地堆積物などがあります。これらは、主に川が運んだ砕屑粒子 (砂礫や土砂) から構成されています。しかし、粒子の構成比率や地層の厚さは、土地の成り立ちによってさまざまです。また、同時に水はけが大きく異なり、含水率が土地の性状を左右することもあります。なお、河道の跡や後背湿地では、埋め立てや盛り土による土地の造成がしばしば行われ、これらは人工改変地と区分されます。
ウェブサイトhttps://gbank.gsj.jp/geowords/picture/illust/fluvial_system.html
@idhttps://gbank.gsj.jp/ld/resource/geowords/image/95