ソフトウェア
本ページでは、GSJの地質情報配信サービスで開発・利用しているソフトウェアを紹介します。
EasyWMSView
はじめに
EasyWMSViewは、PHPとJSONで記述されたWMSおよびWMTSビューア構築ソフトです。本プログラムの著作権は、産業技術総合研究所が保有しています。
既知の不具合:同じレイヤーの同じ位置に、別の属性情報を持つ地物が重なった場合、最上位の属性情報のみ取得され、下位の情報は取得できません。
EasyWMSViewで利用しているベースマップについて
EasyWMSViewでは、以下のベースマップを利用しています。
- GSHHG (Global Self-consistent, Hierarchical, High-resolution Geography Database)
- 地理院タイル
GSHHGは、2種類のデータセット (CIA world database WDBIIおよびWorld Vector Shoreline database) から制作されたパブリックドメインの全球海岸データです。
地理院タイルは、国土地理院が配信するタイル状の地図データです。
地図名 | ズームレベル | 出所 |
---|---|---|
標準地図 | 5~8 | 「The bathymetric contours are derived from those contained within the GEBCO Digital
Atlas, published by the BODC on behalf of IOC and IHO (2003) (https://www.gebco.net)
海上保安庁許可第292502号(水路業務法第25条に基づく類似刊行物)」 Shoreline data is derived from: United States. National Imagery and Mapping Agency. "Vector Map Level 0 (VMAP0)." Bethesda, MD: Denver, CO: The Agency; USGS Information Services, 1997. |
淡色地図 | 2~8 | Shoreline data is derived from: United States. National Imagery and Mapping Agency. "Vector Map Level 0 (VMAP0)." Bethesda, MD: Denver, CO: The Agency; USGS Information Services, 1997. |
English | 5~8 | 「The bathymetric contours are derived from those contained within the GEBCO Digital
Atlas, published by the BODC on behalf of IOC and IHO (2003) (https://www.gebco.net)
海上保安庁許可第292502号(水路業務法第25条に基づく類似刊行物)」 Shoreline data is derived from: United States. National Imagery and Mapping Agency. "Vector Map Level 0 (VMAP0)." Bethesda, MD: Denver, CO: The Agency; USGS Information Services, 1997. |
写真 | 9~13 | 「データソース:Landsat8画像(GSI,TSIC,GEO Grid/AIST), Landsat8画像(courtesy of the U.S. Geological Survey), 海底地形(GEBCO)」 |
写真 | 2~8 | Images on 世界衛星モザイク画像 obtained from site https://lpdaac.usgs.gov/data_access maintained by the NASA Land Processes Distributed Active Archive Center (LP DAAC), USGS/Earth Resources Observation and Science (EROS) Center, Sioux Falls, South Dakota, (Year). Source of image data product. |
色別標高図 | 5~15 | 「海域部は海上保安庁海洋情報部の資料を使用して作成」 |
3D地質図ビューア
はじめに
3D地質図ビューアは、three.jsというライブラリを使って、地質図を立体的に表示するプログラムです。
利用方法
本アプリケーションで利用しているデータ等は下記のとおりです。
- 標高データ:国土地理院が配信する標高タイルを元に産総研が開発・配信するPNG標高タイル
- 背景地図:国土地理院が配信する地理院タイル標準地図
- 地質図:産総研の配信する地質図WMS / WMTS、位置情報付きラスター画像
また、本アプリケーションでは、定義ファイルにより任意のWMSリソース、タイルサービス、位置情報付きラスター画像(要ワールドファイル)を指定してオーバーレイ表示させる地質図を変更することが可能です。地質図に限らず利用できます。背景地図はWMTSで配信されているサービスを利用しており、定義ファイルの記述を変更することで背景地図を変更することも可能です。
- 火山地質図「口永良部島」(ベクトルデータ)のWMS配信を利用したサンプル
- 5万分の1地質図幅「御在所山」(ラスターデータ)のWMTS配信を利用したサンプル
- 5万分の1地質図幅「御在所山」(ラスターデータ)の画像(JPEG形式)を利用したサンプル
ダウンロードやライセンス等、詳細は GitHub のページをご覧ください。
産総研知的財産管理番号: H29PRO-2086
更新履歴
- Version 2.0 (2018年01月16日)
機能拡張 (位置情報付きラスター画像、タイルサービスの各地質図と断面図の表示に対応) を行いました。 - Version 1.1 (2017年09月05日)
機能追加 (乗算表示、背景図切り替え、自動回転等) を行いました。 - Version 1.0 (2016年05月19日)
最初のバージョンを公開。