ソフトウェア
本ページでは、GSJの地質情報配信サービスで開発・利用しているソフトウェアを紹介します。
EasyWMSView
はじめに
EasyWMSViewは、PHPとJSONで記述されたWMSおよびWMTSビューワ構築ソフトです。比較的簡単に、WMSやWMTSを表示するサイトを構築することができます。主要な設定はJSONで記述しますので、複数のJSONファイルを用意して使い分けるような用途にも対応できます。具体的な利用方法・サンプルは次節以降を参照してください。
利用方法
パッケージをPHPが動作するWebサーバに置くだけでサンプルを見ることが出来ます。サンプル以外のサイトを追加する場合は、適宜JSONファイルを編集してご利用下さい。
さらに、PHPの利用が制限されているサイトの場合、phpコマンドでHTMLを出力してご利用下さい。JSONを読み込む所でPHPを利用しているだけなのでPHP版と全く同じ動作ができます。
なお、本プログラムを各自のサーバに配置する際には、一般的にPHPを利用するウェブサイトで必要なセキュリティの設定を別途行っていただけますようお願いします。
既知の不具合:同じレイヤーの同じ位置に、別の属性情報を持つ地物が重なった場合、最上位の属性情報のみ取得され、下位の情報は取得できません。
ダウンロード・更新履歴
- Version 2.1.0 (2017年08月29日)
乗算表示機能とヘルプHTMLを追加し、一部のズーム機能の動作を変更しました。 - Version 2.0.4 (2016年10月21日)
GSJのライセンス変更に伴い、サンプル用jsonファイルの内容を変更しました。 - Version 2.0.3 (2016年7月8日)
サンプル用jsonファイルのレイヤ設定を変更しました。 - Version 2.0.2 (2015年2月17日)
依頼したセキュリティ検査で推奨された修正を反映しました。 - Version 2.0.1 (2015年1月9日)
外部ライブラリ (Ext.js および GeoExt) の新バージョンに対応し、一部の環境で発生していた不具合を修正しました。 - Version 2.0 (2014年11月1日)
PDF(位置情報付きPDF)出力サービスと連携しました。 - Version 1.3.1 (2013年11月1日)
WMTSのサンプルを追加しました。 - Version 1.3(2013年10月30日)
WMTSも表示できるようになりました。GetFeatureInfoで情報表示ができるようになりました。 - Version 1.2(2013年6月21日)
GSJExampleのWMSを追加しました。 - Version 1.1(2013年5月22日)
OpenLayers 2.12に更新してIE10に対応しました(一部未対応)。修正点はREADMEを参照して下さい。 - Version 1.0(2013年5月10日;地質の日)
最初のバージョンを公開。
ライセンス
本プログラムの著作権は、産業技術総合研究所 (以下、産総研) が保有しています。また、本プログラムのライセンスは、Apache License 2.0 とします。二次利用される場合には、著作権の記述を保持するとともに、改変した場合にはその旨を明記してください。また、いかなる利用に際しても、産総研は責任を負わないものとします。
産総研知的財産管理番号: H29PRO-2112 (バージョン1系はH25PRO-1484、バージョン2.0系はH26PRO-1750)
ライセンスの詳細は、以下のリンクでご確認ください。
3D地質図ビューア
はじめに
3D地質図ビューアは、three.jsというライブラリを使って、地質図を立体的に表示するプログラムです。
利用方法
本アプリケーションで利用しているデータ等は下記のとおりです。
- 標高データ:国土地理院が配信する標高タイルを元に産総研が開発・配信するPNG標高タイル
- 背景地図:国土地理院が配信する地理院タイル標準地図
- 地質図:産総研の配信する地質図WMS / WMTS、位置情報付きラスター画像
本アプリケーションでは、定義ファイルにより任意のWMSリソース、タイルサービス、位置情報付きラスター画像(要ワールドファイル)を指定してオーバーレイ表示させる地質図を変更することが可能です(地質図に限らず利用できます)。背景地図はWMTSで配信されているサービスを利用しており、定義ファイルの記述を変更することで背景地図を変更することも可能です。
口永良部島WMSを利用したサンプルは、こちらでご覧いただけます。
1/5万地質図幅「御在所山」WMTSを利用したサンプルは、こちらでご覧いただけます。
1/5万地質図幅「御在所山」ラスター画像を利用したサンプルは、こちらでご覧いただけます。
ダウンロードやライセンス等、詳しくは GitHub のページをご覧ください。
産総研知的財産管理番号: H29PRO-2086
更新履歴
- Version 2.0 (2018年01月16日)
機能拡張 (位置情報付きラスター画像、タイルサービスの各地質図と断面図の表示に対応) を行いました。 - Version 1.1 (2017年09月05日)
機能追加 (乗算表示、背景図切り替え、自動回転等) を行いました。 - Version 1.0 (2016年05月19日)
最初のバージョンを公開。
OpenLayersでのPDF出力サービス
はじめに
OpenLayersでのPDF出力サービスは開発途上のプログラムです。ご関心のある方はお問い合わせください。
産総研知的財産管理番号: H26PRO-1635