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地質用語
火山(かざん) / volcano
項目内容
用語火山
wordvolcano
解説マグマが地表に噴出したり、マグマによって熱せられた蒸気が地表を吹き飛ばしたりしてできる高まりや陥没地形。
@idhttps://gbank.gsj.jp/ld/resource/geowords/volcano
分類
項目@id
地形https://gbank.gsj.jp/ld/resource/geowords/category/topology
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タイトル溶岩堤防
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解説冬の浅間山です。山頂から右側斜面に流れた鬼押出溶岩流の両端が、盛り上がっているのがわかります。これは溶岩堤防と呼ばれ、安山岩溶岩にはよく見られます。
撮影場所群馬県吾妻郡嬬恋村浅間山
ウェブサイトhttps://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/lava_levee1.html
@idhttps://gbank.gsj.jp/ld/resource/geowords/image/48
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タイトル溶岩堤防2
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解説鬼押出溶岩流を正面から見た写真です。山頂近くは溶岩の温度が高いためと傾斜が大きいため、溶岩の多くは流下してしまいます。溶岩が冷え、山麓の傾斜の緩くなるあたりから流動性が低下し、最終的に定置します。
撮影場所群馬県吾妻郡嬬恋村浅間山
ウェブサイトhttps://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/lava_levee2.html
@idhttps://gbank.gsj.jp/ld/resource/geowords/image/49
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タイトル火山の噴気孔
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解説活火山にみられる火山ガスの噴気孔です。吹き出している白い噴気のほとんどは水蒸気で、少量の二酸化炭素、硫黄を含んでいます。これらの火山ガスは水に溶けるので、火山噴火でガスの危険がある場合は、避難する際に濡れたタオルで口を覆うと良いとされています。
撮影場所栃木県那須塩原市茶臼岳
ウェブサイトhttps://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/fumarole.html
@idhttps://gbank.gsj.jp/ld/resource/geowords/image/35
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タイトル溶岩ドーム
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解説マグマの粘性が高い場合は、溶岩はあまり流れ下ることなく、溶岩ドームと呼ばれる小山を形成します。溶岩ドームは後から上がってくるマグマの供給を受けて成長したり、押されて崩壊したりすることもあります。1991年の雲仙普賢岳の火砕流は、溶岩ドームの崩壊によって発生したものです。
撮影場所北海道苫小牧市樽前山
ウェブサイトhttps://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/lava_dome.html
@idhttps://gbank.gsj.jp/ld/resource/geowords/image/47
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タイトル安山岩溶岩
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解説天明3年(1783年)の大噴火で流出した浅間山の鬼押出溶岩です。安山岩のブロック溶岩で、ごつごつした岩塊(ブロック)に富む表面構造が見られます。
撮影場所群馬県吾妻郡嬬恋村浅間山
ウェブサイトhttps://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/andesite.html
@idhttps://gbank.gsj.jp/ld/resource/geowords/image/2
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タイトル火砕丘
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解説繰り返し小規模な噴火を起こした火口の周りにできる、円錐形の火山体です。一般に、山体はスコリアや軽石など、発泡の進んだ火山砕屑物が堆積してできています。玄武岩質マグマの噴火活動でしばしば形成されます。
撮影場所福島県福島市吾妻小富士
ウェブサイトhttps://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/cone.html
@idhttps://gbank.gsj.jp/ld/resource/geowords/image/19
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タイトル貫入岩の形成時代
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解説地層累重の法則は下にあるものほど古いと判断しますが、貫入岩の場合はそうはいきません。どのように判断すればよいでしょうか。貫入岩はしばしば同じ火成活動で形成された火山体を伴います。図の例では、A-B-CとD-E-Fが一連の火成活動と考えられます。Cは地層4と5の間に挟まれていますので、AとBの貫入時期も同様に地層4と5の間である可能性が高いと考えられます。一方、Fは地層5を覆っていますので、DとEの貫入時期も地層5の形成後と予想されます。ただし、火山体を伴わない貫入岩や、火山体が侵食されて失われてしまった場合はこのような手法は使えません。その場合、直接岩石を分析して年代を求めることになります。
ウェブサイトhttps://gbank.gsj.jp/geowords/picture/illust/intrusive_rocks_age.html
@idhttps://gbank.gsj.jp/ld/resource/geowords/image/99
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タイトル火山システム
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解説火成岩では、成因を重視した分類がしばしば用いられます。特にマグマが地表に噴出した火山岩では、溶岩、火砕流堆積物などが、地表近くに貫入した火山岩では、岩脈、シル (岩床) などがよく使われます。この場合、岩石の組成と組織による分類を併用し、「安山岩溶岩」、「玄武岩岩脈」などと呼ぶことが普通です。
ウェブサイトhttps://gbank.gsj.jp/geowords/picture/illust/volcanic_system.html
@idhttps://gbank.gsj.jp/ld/resource/geowords/image/114