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地質用語
火砕流堆積物(かさいりゅうたいせきぶつ) / pyroclastic flow deposit
項目内容
用語火砕流堆積物
wordpyroclastic flow deposit
解説火砕流に運ばれてできた堆積物。噴火で放出された様々な大きさの物質が混在していることが多く、堆積直後は平坦な地形をつくります。
@idhttps://gbank.gsj.jp/ld/resource/geowords/pyroclastic_flow_deposit
分類
項目@id
火成岩https://gbank.gsj.jp/ld/resource/geowords/category/igneous
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タイトル火砕流堆積物の成層構造
画像
解説下部の塊状で粗粒な部分と上部の成層した細粒な部分からなる火砕流堆積物が、何層も重なってできた成層構造です。風化に対する抵抗力の違いから細粒な部分が侵食され、相対的に粗粒な部分が飛び出しています。
撮影場所奈良県香芝市屯鶴峯
ウェブサイトhttps://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/bedding.html
@idhttps://gbank.gsj.jp/ld/resource/geowords/image/6
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タイトル火砕流堆積物中の炭化木
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解説火砕流堆積物に取り込まれている樹幹の化石です。火砕流になぎ倒され、熱のために炭になってしまったものと考えられます。この写真ではちょうど幹が二股に分かれる部分の断面らしく、年輪が左上と右下の2ヶ所に見えています。
撮影場所石川県鳳珠郡能登町四ッ谷
ウェブサイトhttps://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/carbonized_wood.html
@idhttps://gbank.gsj.jp/ld/resource/geowords/image/13
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タイトルカルデラ
画像
解説火山噴火でできた巨大な凹地をカルデラといいます。カルデラ壁と呼ばれる急な崖で囲まれ、崖錐堆積物が形成されると共に、凹地に湖ができることもあります。地下にはかつての火山体や、それを覆う厚い火砕流堆積物 (ピンク色の地層) が埋もれています。地表が陥没するときにできた断層に沿って、貫入岩がみられることもあります。
ウェブサイトhttps://gbank.gsj.jp/geowords/picture/illust/caldera.html
@idhttps://gbank.gsj.jp/ld/resource/geowords/image/91
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タイトル火砕流
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解説火砕流は火山から噴出した高温のガスやマグマが、山体の一部の岩石や空気と混ざり合ってできる流れです。重い粒子は斜面に沿って流れ下り、これを火砕流本体と呼びます。軽い粒子と高温のガスは本体から更に広がり、上空へ立ち上る部分を火山灰雲と呼びます。本体の前方へ飛び出す部分や火山灰雲が再び地表に降ってくるときは本体よりも細かい粒子の流れとなるので、火砕サージと区別して呼んでいます。
ウェブサイトhttps://gbank.gsj.jp/geowords/picture/illust/pyroclastic_flow.html
@idhttps://gbank.gsj.jp/ld/resource/geowords/image/105