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遅延発泡

図:遅延発泡

樽前火山の噴火で放出された大型の軽石です。周辺部には細かい気泡しかありませんが、中心部の気泡は大きく、岩石も赤褐色に酸化が進んでいます。これは周辺部が冷えた後も内部が高温であったために、ガスが分離して気泡を成長させたためで、遅延発泡と呼ばれています。

関連用語: 軽石 遅延発泡