磐梯山の北側斜面は、1888年の噴火の際に山体崩壊を起こし、大きくえぐられた荒々しい景観を呈しています。そのときの土砂が谷をせき止め、手前に広がる檜原湖をつくりました。崩壊壁は現在では崖錐が発達していますが、それ以外の場所には山体の断面を露呈しています。
関連用語: 山体崩壊 岩屑なだれ堆積物