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地質用語
偽礫(ぎれき) / rip-up clast
項目内容
用語偽礫
wordrip-up clast
解説下の地層の一部がまだ十分固結しないうちに、上の地層の中に取り込まれたものを偽礫といいます。通常の礫と違って不規則な形をしています。英語ではrip-up clastといい、日本語でも侵食礫と呼ぶこともあります。
@idhttps://gbank.gsj.jp/ld/resource/geowords/rip-up_clast
分類
項目@id
岩質・性質https://gbank.gsj.jp/ld/resource/geowords/category/property
関連画像
項目内容
タイトル偽礫
画像
解説タービダイトをなす砂岩泥岩互層の砂岩中に含まれる泥岩の偽礫です。泥岩は未固結時には変形しやすく、タービダイト砂岩にはしばしばこのように取り込まれています。この写真では薄い泥岩の層自体がひとつの偽礫で、更にそこからいくつかの偽礫がはぎ取られたような構造になっています。
撮影場所埼玉県秩父郡小鹿野町奈倉
ウェブサイトhttps://gbank.gsj.jp/geowords/picture/photo/rip-up_clast.html
@idhttps://gbank.gsj.jp/ld/resource/geowords/image/73