1811年噴火噴出物

1811年1月27日 (文化八年正月三日) 深夜から地震があり,やがて山頂付近から火柱が立ち昇った.火先はしだいに東北東方向へ向かい,早朝には沈静化した.地震は6日後の2月1日には収まった.地震に伴い北西伊豆地区には地割れが生じた,と記録されている.一色(1960)は火の山峠北の東北東山腹の噴火割れ目がこのときの噴火によるものと考えた.火の山峠への道路沿いに1811年噴火噴出物と思われるスコリア層が露出するほか,環状林道沿いに1154年スコリア,村営牧場火山灰層の上位に見られる厚さ10cmほどの降下スコリア層が1811年噴火堆積物と思われるが,露出が限られるため全体の分布は描けなかった.
1811年噴火割れ目の位置