陸上自衛隊岩手駐屯地

岩手山を中心とした,水平視野90度の眺め

岩手山へのズームイン画像
[地形陰影展望図]
[地質展望図]
 岩手火山山頂部左肩の部分は,鬼又火山噴出物とその上部の平笠不動火山噴出物が約7千年前の大規模な山体崩壊を起こした際の崩壊壁の一部が残されたものです.現在の山頂部をつくる薬師岳火山はその崩壊部を埋積するように山体を成長させており,形成時期が新しいことから,顕著な浸食谷はまだあまり発達していません.
 この地点から真正面にあたる斜面には,薬師岳火山から流れ出した溶岩流とそれを覆う火砕物が分布します.また,山頂部から山体中腹部までに伸びる裸地化した部分は,1686年噴火による降下火砕物(刈屋スコリア)が厚く堆積した地域で,現在も植生の回復が遅れている.