シームレス地質図の全国統一凡例では,100万分の1日本地質図第3版の凡例より下記の点が変更になっています.

1. H(1万8千年前以降)の時代の砂丘堆積物(162),湿原堆積物(163)を追加した.
2. Q3-Hの火山岩類をQ3とHの火山岩類(164-167)に区分した.
3. 漸新世-中新世の付加コンプレックス深成岩類(168)を追加した.
4. 二畳紀の苦鉄質深成岩類(169)を追加した.
5. 更新世堆積岩類の一部を段丘(低位・中位・高位段丘)区分(170,171,172)した.
6. 後期白亜紀の非海性堆積岩類(173)を追加した.
7. 三畳紀の珪長質深成岩類(174)
8. 古第三紀,新第三紀,更新世の貫入岩類(175,176,177,178,180,186,187,188)を追加した.
9. 中期中新世(N2)の火砕流堆積物(179)を追加した.
10. 更新世前期〜中期の珪長質アルカリ火山岩類(181, 189)を追加した.
11. シルル紀の堆積岩類(182)を追加した.
12.デボン紀〜石炭紀付加コンプレックスの石灰岩(異地性岩体)(183)を追加した.
13. 白亜紀前期の付加コンプレックス深成岩類(184)を追加した.
14. 完新世火山岩類に降下テフラ(185)を追加した.
15.更新世前期〜後期の苦鉄質深成岩類(191, 192,193)を追加した.
16.ミグマタイト類(深成岩類)(149)の時代幅を前期始新世〜前期中新世に拡張した.

100万分の1日本地質図第3版凡例の詳細は地質ニュース1995年9月号(no. 493)をご覧ください.