{"ok":true,"version":"1.1.0","license":"https://www.gsj.jp/license/license.html","attribution":"出典：産業技術総合研究所 地質調査総合センター「GSJ 地質図幅凡例データセット」","lang":"ja","type":"LegendUnit","id":"m449_u019","@id":"https://gbank.gsj.jp/ld/resource/zfk/units/m449_u019","geom":{"uri":"https://gbank.gsj.jp/ld/resource/zfk/units/m449_u019/geom","geojson_url":"https://cdn.gsj.jp/ld/zfk/units_geojson/m449_u019.geojson","centroid":{"lat":36.515023,"lon":139.163097,"epsg":4326},"bbox":[139.150254,36.503124,139.1747,36.531413],"color":"#af9271"},"map":{"type":"LegendMap","map_id":449,"@id":"https://gbank.gsj.jp/ld/resource/zfk/maps/m449","sheet_code":"G50_07_100","series":"5万分の1地質図幅","title_ja":"沼田","title_en":"Numata","author":["太田良平"],"authors":[{"name_display":"太田良平","name_ja":"太田良平","name_en":"Ryohei OTA","name_alt":["Ryohei OTA"]}],"pub_year":1953,"publication_ref":{"@id":"https://gbank.gsj.jp/ld/resource/publication/map/g050/map449"}},"self":{"type":"LegendUnit","id":"m449_u019","@id":"https://gbank.gsj.jp/ld/resource/zfk/units/m449_u019","map_id":449,"major_code":19,"symbol":"Pt3","color":"#af9271","label_ja":"両輝石安山岩","label_en":"Two pyroxene andesite"},"adjacent_maps":[445,450,1157,1430],"target":{"sec_id":"sec-2-3","label":"II.3","title":"赤城火山","html":"<div class=\"zfkdoc\"><div id=\"sec-2-3\" class=\"section\" data-lv=\"2\" tabindex=\"-1\"><h1>II.3 赤城火山</h1><span id=\"m449_f006\"></span><span id=\"m449_f012\"></span><span id=\"m449_f013\"></span><span id=\"m449_u010_Mt1\"></span><span id=\"m449_f014\"></span><span id=\"m449_u011_Mr\"></span><span id=\"m449_f015\"></span><span id=\"m449_u012_Mt2\"></span><span id=\"m449_f016\"></span><span id=\"m449_u013_Mt3\"></span><span id=\"m449_u014_Mt4\"></span><span id=\"m449_f017\"></span><span id=\"m449_f018\"></span><span id=\"m449_u015_Pt1\"></span><span id=\"m449_f019\"></span><span id=\"m449_u016_Pt2\"></span><span id=\"m449_f020\"></span><span id=\"m449_u017_Ph\"></span><span id=\"m449_f021\"></span><span id=\"m449_u018_Pa1\"></span><span id=\"m449_u019_Pt3\"></span><span id=\"m449_f022\"></span><span id=\"m449_u021_Pa2\"></span><span id=\"m449_u020_Pt4\"></span><span id=\"m449_f005\"></span><span id=\"m449_f023\"></span><span id=\"m449_f024\"></span><div id=\"sec-2-3-1\" class=\"section\" data-lv=\"3\" tabindex=\"-1\"><h1>II.3.1 火山の構造</h1><p>赤城火山の基盤の地質を概観すると，東半部と西半部とでは著しい相違が見られる。すなわち東半部では古生界および中生界とこれらを貫ぬく超塩基性岩・斑糲岩質岩石および花崗斑岩等の深成岩や，それらの削剝面を被う比較的旧期の火山岩類等が分布しているが，西半部では第三系およびそれを被う新期火山岩類が広く分布している。両者の境界を考えると，旧期岩石の南西限は桐生市（図幅外）北方の山地から大間々町（図幅外）を経て本図幅区域内に入り，本火山南側山腹の不動滝附近を通り，利南村貝野瀬部落の北方山地（図幅外）におよんでいる。これは著しい構造線を示すものと推察されるが，この構造線と高原および男体両火山を経て赤城火山におよび，榛名および浅間両火山に連る那須火山帯との交会点に赤城火山が噴起したものと考えられる。赤城火山は輝石安山岩の熔岩および凝灰角礫岩によって成層した截頭円錐形の外輪山，その上にある数個の寄生火山，前述の深山カルデラ内の4個の中央火口丘および山頂カルデラ内にある角閃安山岩よりなる3個の中央火口丘等よりなっている。山頂カルデラ内にある3個の中央火口丘はN50°Wの方向に1列に並んでいて，地下に構造線の存在が予想されるが，この方向は前述の基盤岩の構造線の方向にほぼ一致する。深山カルデラの内部の鈴ヶ岳・コフタ山およびキズ山を連ねるN60°Eの方向には3個の中央火口丘が1列に並んでおり，さらにこの方向の延長に寄生火山の小黒檜山がある。また寄生火山の荒山および鍋割山を連ねる方向もN55°Eであって，いずれも那須火山帯の方向にほぼ一致する。また基盤岩の古生界および中生界中に断層が多いが，そのほとんど全部の走向はこの方向である。すなわち本火山には上記2方向の構造線の存在が推察されるが，本火山山体にはこの2構造線のうち，初めにN60°Eの方向が現われたことは注意を要する。</p><p>本火山において基盤岩の最高位置は，南部の不動滝附近では海抜約800m，北部では赤城根村大洞部落附近で海抜約900mであり，東部では花見原北部附近で海抜約1,100mであるが，本火山最高点の黒檜山頂が海抜1,828mであるから，本火山の山体はかならずしも厚いものではない。外輪山建設の初・中期においては，爆発力が極めて旺盛であったので，凝灰角礫岩を厚く堆積し，しばしば少量の熔岩を流出したが，後期には主として熔岩を流出した。既述の如く当時の火口は少なくとも現在の黒檜山頂よりも高位置にあったと老えられ，主として東方に熔岩を流出したが，これとともに火口附近の山体の中腹からも所々から熔岩を流出し，現在見られる寄生火山を生成した。深山カルデラの生成はその中央火口丘の岩質から考え，山頂カルデラの生成よりも旧期のものであることは疑を容れない。その後比較的長年月の経過があって，山頂カルデラの内部に3個の中央火口丘が建設された。</p><p>黒檜山および駒ヶ岳（黒檜山頂の南方約1kmの高地）は，外輪山の環壁をなし往時の火口壁であるが，相当侵蝕作用を受け現今では後退している。少なくとも数枚の熔岩が重なっており，東方に流出したが，しばしば凝灰角礫岩層を挟んでいる。熔岩は両輝石安山岩・含普通輝石-紫蘇輝石安山岩および紫蘇輝石安山岩等よりなる。猫岩（黒檜山西側の2個の岩脈のうち上方のもの）その他の小岩脈がみられるが，両輝石安山岩または含普通輝石-紫蘇輝-石安山岩よりなる。鍬柄山（西部環壁の1,562m高地）および出張山（鍬柄山の沼尾川を隔てた対岸の高地）は外輪山環壁の一部で，その熔岩は含角閃石-両輝石安山岩および含普通輝石-角閃石-紫蘇輝石安山岩であって，その最上部は含普通輝石-角閃石-紫蘇輝石安山岩質の火山角礫岩である。銚子の伽藍附近の外輪山の環壁の熔岩も，含角閃石-両輝石安山岩である。外輪山山体を構成する凝灰角礫岩層中に挟在する熔岩は，赤城根村大洞附近を除けばほとんど両輝石安山岩または含普通輝石-紫蘇輝石安山岩である。荒山は寄生火山でその山容の如く熔岩は上下2枚にわけられ，上部は含普通輝石-紫蘇輝石安山岩，下部は両輝石安山岩である。鍋割山も寄生火山で熔岩は少なくとも上下2枚にわけられ，上部は両輝石安山岩で下部は含普通輝石-紫蘇輝石安山岩である。小黒檜山は寄生火山で両輝石安山岩よりなる。枠戸谷山は寄生火山で両輝石安山岩よりなる。船ヶ原山も寄生火山で紫蘇輝石安山岩よりなる。なお，船ヶ原山附近の外輪山山体の凝灰角礫岩層中に挟在する熔岩は，ほとんど紫蘇輝石安山岩である。鈴ヶ岳は典型的なドームで両輝石安山岩よりなり，著しく柱狀節理が発達し南部では断崖をなして岩体が露出している。コフタ山もドームをなし含角閃石-両輝石安山岩よりなる。深山カルデラ中の他の2個の中央火口丘は，いずれも両輝石安山岩よりなる。長七郎山・見晴山および地蔵岳は山頂カルデラ中にある中央火口丘で，いずれも紫蘇輝石-角閃石石英安山岩よりなる。長七郎山は火口を有し下方に同岩質の凝灰角礫岩層があり，また熔岩中に2本の玻璃質の岩脈が走っている。見晴山は低平な台地狀をなすが熔岩の流動した痕がみられ，地獄谷の南側まで延びている。地蔵岳は典型的なドームをなして高く聳え，3者中最後期の生成である。</p></div><div id=\"sec-2-3-2\" class=\"section\" data-lv=\"3\" tabindex=\"-1\"><h1>II.3.2 熔岩の記載</h1><p>本火山の外輪山はいわゆる輝石安山岩の熔岩および凝灰角礫岩よりなる成層火山で，その上に多くの寄生火山を伴っており，また深山カルデラ内の中央火口丘も輝石安山岩よりなる。山頂カルデラ内部にある3個の中央火口丘は，いわゆる角閃安山岩の熔岩よりなり，長七郎山では少量の凝灰角礫岩を伴っている。</p><p>いわゆる輝石安山岩の熔岩は次の如く分類される。</p><p>①　両輝石安山岩（斑晶橄欖石を有するものがある）</p><p>②　含普通輝石-紫蘇輝石安山岩（斑晶橄欖石を有するものがある）</p><p>③　紫蘇輝石安山岩</p><p>④　含角閃石-両輝石安山岩</p><p>⑤　含普通輝石-角閃石-紫蘇輝石安山岩</p><p>上記各種岩石は入混って分布しているので，熔岩の噴出順序とその種類との間には著しい関係は認められないが，大体の傾向として①および②は山体建設の初・中期のもので，火山区域全体にわたって見出される。③は中期のものでかつ本火山中部から北部にかけて多い。輝石安山岩中では，外輪山熔岩でも寄生火山熔岩でもまた深山カルデラ内中央火口丘熔岩でも同種の岩石は，岩石の外観・組織および造岩鉱物の諸性質等に著しい差違が認められないので，同種の岩石は一括して本文中に記載したが，地質図上では斑晶の大さ，斑晶対石基の量比，石基輝石の種類等によってさらに細分して示してある。</p><p>いわゆる角閃安山岩の熔岩はいずれも次記の岩石である。</p><p>⑥　紫蘇輝石-角閃石石英安山岩</p><div id=\"sec-2-3-2-1\" class=\"section\" data-lv=\"4\" tabindex=\"-1\"><h1>II.3.2.1 両輝石安山岩（斑晶橄欖石を有するものがある）</h1><span id=\"m449_u022_T1\"></span><span id=\"m449_u023_T2\"></span><span id=\"m449_u024_T3\"></span><span id=\"m449_u025_T4\"></span><span id=\"m449_u026_T5\"></span><span id=\"m449_u027_T\"></span><div class=\"list scope_desc\"><ul style=\"list-style-type: none\"><li><div class=\"list\"><h4 class=\"block-title\">岩石</h4><ul style=\"list-style-type: none\"><li><p>斑狀組織を呈し灰青黒色，緻密な石基中に輝石および斜長石の斑晶が顕著にみられる。両鉱物とも通常は長さ2mm以下であるが，時には4mmに達することがある。</p></li></ul></div><div class=\"list\"><h4 class=\"block-title\">斑晶</h4><ul style=\"list-style-type: none\"><li><p>普通輝石・紫蘇輝石および斜長石，稀に橄欖石。</p><p>普通輝石は自形またはやや熔融されていて，（100）双晶が普通に認められる。極めて稀に単斜輝石の反応縁を有するものがある。多色性はほとんど認めない。X＝淡緑色，Y＝淡褐緑色，Z＝淡緑色。主屈折率βおよび光軸角は次の範囲である。β＝1.702～1.708，2V＝(+)43～54°である。</p><p>紫蘇輝石は柱狀自形で，時にはやや熔融されている。稀に単斜輝石の反応縁を有し，また貫入双晶をなすものが少なくない。しばしば正または逆の累帯構造が認められ，稀に波動消光を示すものがある。磁鉄鉱を包裹することが著しい。多色性は顕著ではない。X＝淡紅色，Y＝淡緑褐色，Z＝淡緑色。光学恒数の範囲はβ＝1.708～1.713，2V＝56～64°である。</p><p>斜長石は柱狀自形を呈するが，一般に累帯構造を示すことが少なく，ほとんど示さぬ場合も稀ではない。この場合の化学成分はAn84～65%である。累帯構造を示す場合でも内核は常に一様の化学成分よりなり外縁部にのみ僅かに見出されるに過ぎず，かつ常に簡単な正累帯構造をなし，内核部はAn85～75%，外縁部はAn74～37%である。本火山の特性として斜長石は塵狀包裹物を有することが多く，常に多少汚濁していて清透のものは少ない。また歪を受け波動消光を示すものも少なくない。</p><p>橄欖石は鏡下ではほとんど無色でやや明瞭な劈開があり，しばしばイディングス石に変化している。ほとんど常に斑晶紫蘇輝石によって包囲されており，微小不定形の磁鉄鉱が橄欖石の部分から外方へ放射狀に発達している。また極めて稀に単斜輝石の反応縁に包まれていることもある。斑晶紫蘇輝石に包囲された橄欖石は2V＝(-)76～82°である。</p></li></ul></div><div class=\"list\"><h4 class=\"block-title\">石基</h4><ul style=\"list-style-type: none\"><li><p>ピロタキシティックまたはハイアロピリティック組織で結晶度は高く，通常は完晶質またはほとんど完晶質で玻璃は極めて少ない。石基輝石は斜方・単斜両輝石よりなるものがもっとも多く，単斜輝石のみよりなるものがこれに次ぎ，紫蘇輝石のみよりなるものは極めて稀である。斜長石は析木狀でアルバイト双晶を示しAn60～45%である。しばしば孔隙またはその附近の石基中に方珪石および鱗珪石が認められることがある。方珪石は特徴ある屋根瓦の集合狀をなし，石基中で他鉱物の間を充塡したりまたは孔隙中に生成している。鱗珪石は孔隙周辺の石基中から長柱狀自形をなして孔隙中へ突出したり，また楔狀の結晶形で孔隙壁に附着している。</p></li></ul></div></li></ul></div><p>深山カルデラ内にドームをなして聳える鈴ケ岳の熔岩は両輝石安山岩よりなるが，上記とはやや異り斑狀組織で，長さ1.5～2.5mmの斜長石の白色斑晶が灰青色・緻密な石基中に数多く散点しており，有色鉱物斑晶は稀にしか認められない。鏡下では斑晶は多量の斜長石と少量かつ小形の紫蘇輝石および普通輝石よりなり，稀に橄欖石が認められる。紫蘇輝石は長柱狀自形で多色性を有する。X＝淡黄緑色，Y＝淡褐緑色，Z＝淡緑色。β＝1.711，2V＝(-)63°。普通輝石は柱狀自形でほとんど多色性を有しない．β＝1.711，2V＝(+)54°。斜長石は自形で一般に清純であり，累帯構造に乏しく外縁部にかすかに認められる。石基はハイアロピリテイック組織で微小な微晶が流狀構造を示しており，かつ少量の玻璃を有し有色鉱物は斜方・単斜両輝石よりなるが，前者の方が後者よりも遙かに多い。本熔岩中には稀に晶洞が見出されるが，本件については後述する。</p></div><div id=\"sec-2-3-2-2\" class=\"section\" data-lv=\"4\" tabindex=\"-1\"><h1>II.3.2.2 含普通輝石-紫蘇輝石安山岩（斑晶橄欖石を有するものがある）</h1><span id=\"m449_u028_A1\"></span><span id=\"m449_u029_A2\"></span><span id=\"m449_u030_A3\"></span><span id=\"m449_u031_A4\"></span><span id=\"m449_u032_A\"></span><div class=\"list scope_desc\"><ul style=\"list-style-type: none\"><li><div class=\"list\"><h4 class=\"block-title\">岩石</h4><ul style=\"list-style-type: none\"><li><p>斑狀組織を呈し，灰青黒色・緻密な石基中に長さ1.5mm以下の有色・鉱物の黒色斑晶と，斜長石の白色斑晶とが散点する。有色鉱物は稀に長さ6mmに達するものもある。斜長石は長さ2mm以上のものは見当らない。</p></li></ul></div><div class=\"list\"><h4 class=\"block-title\">斑晶</h4><ul style=\"list-style-type: none\"><li><p>紫蘇輝石および斜長石，微斑晶として少量の普通輝石を伴い，稀に橄欖石が見出される。</p><p>紫蘇輝石は自形であるがやや熔融されて円味を帯び，時には単斜輝石の反応縁を有する。しばしば正または逆の累帯構造が認められ，磁鉄鉱を包裹することが多い。多色性は著しくない。光学恒数はβ＝1.710～1.714および2V＝(-)56～63.5°。</p><p>普通輝石はおおむね熔融されて円くなっており，淡褐緑色で多色性はほとんど認められない。（100）双晶が見られる。光学恒数はβ＝1.699～1.707，2V＝(+)40～48°。</p><p>斜長石は累帯構造に乏しく外縁部に僅かに正累帯構造が示される。清透のものは少なく一般に汚濁しており，曹灰長石または亜灰長石に属する。</p><p>橄欖石は常に斑晶紫蘇輝石に包囲されて稀に見出される。</p></li></ul></div><div class=\"list\"><h4 class=\"block-title\">石基</h4><ul style=\"list-style-type: none\"><li><p>ピロタキシティックまたはハイアロピリティック組織で，斜長石・輝石および磁鉄鉱の微晶よりなり，一般に結晶度は高く玻璃は全く有しないか，または極めて少ない。石基輝石は斜方・単斜両輝石よりなるものと単斜輝石のみよりなるものとの両者がある。</p></li></ul></div></li></ul></div></div><div id=\"sec-2-3-2-3\" class=\"section\" data-lv=\"4\" tabindex=\"-1\"><h1>II.3.2.3 紫蘇輝石安山岩</h1><span id=\"m449_u033_H1\"></span><span id=\"m449_u034_H2\"></span><span id=\"m449_u035_H\"></span><div class=\"list scope_desc\"><ul style=\"list-style-type: none\"><li><div class=\"list\"><h4 class=\"block-title\">岩石</h4><ul style=\"list-style-type: none\"><li><p>灰青黒色・緻密な石基中に紫蘇輝石の黒色斑晶および斜長石の白色斑晶が斑狀に散点している。斜長石は長さ2mm内外，紫蘇輝石は通常長さ2～4mm，往々大形で長さ8mmに達することがある。</p></li></ul></div><div class=\"list\"><h4 class=\"block-title\">斑晶</h4><ul style=\"list-style-type: none\"><li><p>紫蘇輝石および斜長石。</p><p>紫蘇輝石は著しく熔融されて円味を帯びており，石基輝石が単斜輝石である場合は常に単斜輝石の反応縁を有している。磁鉄鉱の包裹物が多く，また多色性が顕著である。X＝淡紅褐色，Y＝淡緑褐色，Z＝淡緑色。光学恒数はβ＝1.717～1.724，2V＝(-)54.5～58°。</p><p>斜長石は一般に塵狀包裹物が著しく，1～3層の塵狀包裹物の累帯が認められたり，あるいは結晶内部の大部分が塵狀包裹物の集合で満されたりしている。しかし大形斑晶の外縁部や小形斑晶においては著しくない。またはなはだしい波動累帯構造を示し，全体としてAn%の少ない方へ変る傾向があるが，化学成分上では著しい差はなく，An85～65%である。</p></li></ul></div><div class=\"list\"><h4 class=\"block-title\">石基</h4><ul style=\"list-style-type: none\"><li><p>ピロタキシティックまたはハイアロピリティック組織で結晶度は高く，玻璃は全く有しないか，またはほとんど認めない。石基輝石には斜方・単斜両輝石よりなるものと単斜輝石のみよりなるものとの両者がある。</p><p>なお石基中他鉱物の間を塡めている方珪石を認めた。</p></li></ul></div></li></ul></div></div><div id=\"sec-2-3-2-4\" class=\"section\" data-lv=\"4\" tabindex=\"-1\"><h1>II.3.2.4 含角閃石-両輝石安山岩</h1><span id=\"m449_u036_B1\"></span><span id=\"m449_u037_B2\"></span><div class=\"list scope_desc\"><ul style=\"list-style-type: none\"><li><div class=\"list\"><h4 class=\"block-title\">岩石</h4><ul style=\"list-style-type: none\"><li><p>淡青黒色の石基中に長さ2.5mm以下の有色鉱物および長さ1.5mm以下の斜長石のそれぞれの斑晶が斑狀に散在している。</p></li></ul></div><div class=\"list\"><h4 class=\"block-title\">斑晶</h4><ul style=\"list-style-type: none\"><li><p>紫蘇輝石・普通輝石および斜長石。微斑晶として少量の角閃石を伴う。</p><p>紫蘇輝石は自形柱狀を呈し，おおむね淡緑褐色で多色性は著しくない。光学恒数はβ＝1.707～1.708，2V＝(-)59°。</p><p>普通輝石は淡緑褐色・自形を呈し，多色性はほとんど認められない。光学恒数はβ＝1.707～1.709，2V＝(+)52～59°。</p><p>角閃石は前2者に比較すれば著しく少量かつ小形であり，いわゆる褐色角閃石でむしろ酸化角閃石に近く，常に黒色反応縁を有する。多色性は著しくX＝帯褐黄色，Y＝黄褐色，Z＝帯黄褐色またはX＝黄色，Y＝帯緑黄褐色，Z＝褐色。</p><p>斜長石は大形斑晶には常に著しい塵狀包裹物が見られるが，小形斑晶および大形斑晶外縁部は大体において清透である。また結晶の中核部は累帯構造を示すことが稀で，ほとんど一様の化学成分よりなりAn81～72%であるが，外縁に近い部分は化学成分の変化がはなはだしく，著しい波動累帯構造を示しAn79～54%である。</p></li></ul></div><div class=\"list\"><h4 class=\"block-title\">石基</h4><ul style=\"list-style-type: none\"><li><p>ハイアロピリティック組織で淡褐色の玻璃を有する。斜長石・輝石および磁鉄鉱等の微晶に富むが，石基輝石は斜方輝石および単斜輝石の両種よりなる。</p></li></ul></div></li></ul></div></div><div id=\"sec-2-3-2-5\" class=\"section\" data-lv=\"4\" tabindex=\"-1\"><h1>II.3.2.5 含普通輝石-角閃石-紫蘇輝石安山岩</h1><span id=\"m449_u038_R1\"></span><span id=\"m449_u039_R2\"></span><span id=\"m449_u040_R3\"></span><span id=\"m449_u041_R\"></span><div class=\"list scope_desc\"><ul style=\"list-style-type: none\"><li><div class=\"list\"><h4 class=\"block-title\">岩石</h4><ul style=\"list-style-type: none\"><li><p>淡灰青色石基中に長さ1.5mm内外の有色鉱物の黒色斑晶および斜長石の白色斑晶が散点しているが，概して淡色で有色鉱物も少量である。</p></li></ul></div><div class=\"list\"><h4 class=\"block-title\">斑晶</h4><ul style=\"list-style-type: none\"><li><p>角閃石・紫蘇輝石および斜長石。微斑晶として少量の普通輝石を伴う。</p><p>角閃石は柱狀自形を呈しいわゆる褐色角閃石で，著しくオパサイト化されている。すなわち外縁は黒色縁で包まれ，内部はほとんど輝石と磁鉄鉱とに分解されて角閃石を残していないものが多い。また捕獲岩中の紫蘇輝石を交代して生成していることがある。多色性は著しくX＝淡黄緑色，Y＝淡褐色，Z＝褐色である。</p><p>紫蘇輝石は自形柱狀で淡緑褐色を呈し，多色性は著しくない。光学恒数はβ＝1.707～1.709，2V＝(-)58～61°。</p><p>普通輝石はやや熔融せられ淡緑褐色で，多色性はほとんど認めない。β＝1.705～1.710，2V＝n.d。</p><p>斜長石は柱狀自形でおおむね清透であって累帯構造は著しくないが，外縁に近い部分に著しい反覆累帯構造を示すものがある。</p></li></ul></div><div class=\"list\"><h4 class=\"block-title\">石基</h4><ul style=\"list-style-type: none\"><li><p>ピロタキシティック組織で玻璃は認めない。石基輝石は斜方輝石のみよりなる。鏡下における微小な空隙中にパーガス石および金雲母が生成している。</p></li></ul></div></li></ul></div></div><div id=\"sec-2-3-2-6\" class=\"section\" data-lv=\"4\" tabindex=\"-1\"><h1>II.3.2.6 紫蘇輝石-角閃石石英安山岩</h1><div id=\"sec-2-3-2-6-1\" class=\"section\" data-lv=\"5\" tabindex=\"-1\"><h1>II.3.2.6.1 見晴山熔岩</h1><span id=\"m449_f008\"></span><span id=\"m449_u006_Cm\"></span><div class=\"list scope_desc\"><ul style=\"list-style-type: none\"><li><div class=\"list\"><h4 class=\"block-title\">岩石</h4><ul style=\"list-style-type: none\"><li><p>斑晶組織を呈し灰青色で，やや玻璃質の石基中に，長さ3mm以下の有色鉱物の黒色斑晶および斜長石の白色斑晶が散在しており，流狀構造を示すこともある。</p></li></ul></div><div class=\"list\"><h4 class=\"block-title\">斑晶</h4><ul style=\"list-style-type: none\"><li><p>紫蘇輝石・角閃石および斜長石</p><p>紫蘇輝石は自形を呈し多色性はX＝淡紅色，Y＝淡緑褐色，Z＝淡緑色であって磁鉄鉱その他の包裹物が少ない。β＝1.713，2V＝(-)64°。</p><p>角閃石は自形を呈しいわゆる緑色角閃石で多色性は著しい。X＝帯緑黄色，Y＝黄緑色，Z＝緑色。石基が玻璃質の場合にはオパサイト化作用を受けていないが，結晶質の場合にはオパサイト化されている。β＝1.670，2V＝(-)79°。</p><p>斜長石は概して清透であって，塵狀包裹物がほとんど認められない。化学成分はAn85～57%であって，岩石の珪酸量が70.9%であるのに比し著しくAnに富む。著しい波動累帯構造を呈すが，化学成分の変化は著しくなく，全体としてAn%の少ない方へ変化する。</p></li></ul></div><div class=\"list\"><h4 class=\"block-title\">石基</h4><ul style=\"list-style-type: none\"><li><p>結晶度は一様ではなく玻璃質で流狀構造を呈する部分もあり，また結晶質の部分もある。斜長石は短冊狀または拍木狀をなしAn45～35%である。石基有色鉱物は角閃石で自形柱狀を呈する。</p></li></ul></div></li></ul></div></div><div id=\"sec-2-3-2-6-2\" class=\"section\" data-lv=\"5\" tabindex=\"-1\"><h1>II.3.2.6.2 地蔵岳熔岩</h1><span id=\"m449_f007\"></span><span id=\"m449_u005_Cj\"></span><div class=\"list scope_desc\"><ul style=\"list-style-type: none\"><li><div class=\"list\"><h4 class=\"block-title\">岩石</h4><ul style=\"list-style-type: none\"><li><p>灰青色石基中に長さ3mm以下の有色鉱物および斜長石の斑晶が散在している。</p></li></ul></div><div class=\"list\"><h4 class=\"block-title\">斑晶</h4><ul style=\"list-style-type: none\"><li><p>紫蘇輝石・角閃石および斜長石。</p><p>紫蘇輝石は自形を呈しβ＝1.706である。</p><p>角閃石は自形を呈しいわゆる緑色角閃石で多色性は著しい。X＝灰黄色，Y＝黄色Z＝帯褐緑色。外縁に黒色縁を有し，その内部は著しくオパサイト化されている。β＝1.672。</p><p>斜長石は自形柱狀を呈し清透である。</p></li></ul></div><div class=\"list\"><h4 class=\"block-title\">石基</h4><ul style=\"list-style-type: none\"><li><p>ほとんど完晶質で，石基有色鉱物は斜方輝石のみである。斜長石は拍木狀をなしAn40～35%である。</p></li></ul></div></li></ul></div></div><div id=\"sec-2-3-2-6-3\" class=\"section\" data-lv=\"5\" tabindex=\"-1\"><h1>II.3.2.6.3 長七郎山熔岩</h1><span id=\"m449_f009\"></span><span id=\"m449_f010\"></span><span id=\"m449_u007_Cc\"></span><span id=\"m449_u008_Ct\"></span><div class=\"list scope_desc\"><ul style=\"list-style-type: none\"><li><div class=\"list\"><h4 class=\"block-title\">岩石</h4><ul style=\"list-style-type: none\"><li><p>斑狀組織を呈し，灰青色緻密な石基中に，長さ3mm以下の有色鉱物および長さ1.5mm内外の斜長石の斑晶が散点する。</p></li></ul></div><div class=\"list\"><h4 class=\"block-title\">斑晶</h4><ul style=\"list-style-type: none\"><li><p>紫蘇輝石・角閃石および斜長石。</p><p>紫蘇輝石は自形を呈しβ＝1.708，2V＝(-)59°。</p><p>角閃石は自形を呈しいわゆる緑色角閃石で多色性は著しく，またオパサイト化されている。β＝1.673，2V＝(-)72°。</p><p>斜長石は柱狀自形を呈し清透で累帯構造が著しい。</p></li></ul></div><div class=\"list\"><h4 class=\"block-title\">石基</h4><ul style=\"list-style-type: none\"><li><p>ハイアロピリティック組織で紫蘇輝石・斜長石および磁鉄鉱等よりなる。</p></li></ul></div></li></ul></div><p>なお本熔岩中2カ所に，岩脈狀をなして玻璃質の岩石を産する。これは肉眼では灰青色玻璃質の石基中に，長さ2.5mm以下の黒色および白色斑晶が散在している。鏡下では斑晶は紫蘇輝石・角閃石および斜長石よりなり，石基は玻璃質で斜方輝石・斜長石および磁鉄鉱等の微晶が散在している。</p></div></div><div id=\"sec-2-3-2-7\" class=\"section\" data-lv=\"4\" tabindex=\"-1\"><h1>II.3.2.7 浮石</h1><p>本火山区域のほとんど至る所で浮石層が見出され，黒檜山や鈴ヶ岳の頂上においてさえも認められる。浮石層は凝結されていないので移動し易く，かならずしも堆積当時の厚さを示していないが，特に本火山東方および北方区域に著しく，花見原東方附近および二本楢附近では，厚さ約1mの層をなして分布している個所があり，時には2mに達する。その分布区域は広く，北方では沼田台地から東村穴原附近にまで，東方では足尾線水沼駅附近にまでおよんでいる。南方および西方でも所々に見出されるがそれほど広範囲ではない。沼田台地においては，台地を構成している礫層の上部に横たわるローム層の上位に載っているので，その噴出時期は比較的近代と思われる。その大さはクルミ大～小豆大であって，稀に拳大のものがある。灰白色・多孔質の石基中に長さ2mm以下の有色鉱物の長柱狀黒色斑晶が顕著に散在している。</p><p>鏡下に検するに，斑狀構造を呈し斑晶は紫蘇輝石・角閃石および斜長石よりなる。</p><p>紫蘇輝石は自形を呈し多色性はやや著しく，磁鉄鉱等の包裹物は少ない。角閃石は自形を呈し，オパサイト縁は有しない。いわゆる緑色角閃石に属し著しい多色性を有する。斜長石は自形柱狀であるが，破砕されているものが多く，清透で著しい累帯構造を有する。</p><p>石基は浮石構造を呈する玻璃よりなり，そのなかに斜方輝石・角閃石および斜長石の破砕片および微晶等が散在し，ほぼ球狀の微小な空隙が頗る発達している。</p><p>なお本図幅南西隅附近にも浮石層が発達し，利根川および吾妻川の河岸の断崖でみると，0.8～1.0mの浮石層がローム層および腐植土の上部に層をなして広く分布しており，また白郷井村加生部落附近でも厚さ1mに達する場所があるが，これらは恐らく榛名火山より飛来したものと考えられている。</p></div><div id=\"sec-2-3-2-8\" class=\"section\" data-lv=\"4\" tabindex=\"-1\"><h1>II.3.2.8 火山砕屑岩類</h1><span id=\"m449_f025\"></span><span id=\"m449_u042_Tb\"></span><p>外輪山を構成する凝灰角礫岩は，やや稜角のあるいわゆる輝石安山岩の人頭大以下の塊片を火山灰で凝結したものであって，粗鬆で黝色を呈し，崩壊し易く，風化すれば赤褐色となる。山体のほとんど大部分を構成し，特に山体建設の初・中期に多く，しばしば厚さ1～数mの熔岩を挟んでいる。</p><p>山頂カルデラ中にある長七郎熔岩の下部に見出される凝灰角礫岩は，いわゆる角閃安山岩の小豆大以下の角礫を火山灰で凝結したもので，孔隙に富んでいる。後火山作用により脱色せられ，全体が純白色を呈しており，小沼の流出口附近に層理を示してよく露出している。ここではその走向および傾斜は，N60°Wおよび12°Sである。</p></div><div id=\"sec-2-3-2-9\" class=\"section\" data-lv=\"4\" tabindex=\"-1\"><h1>II.3.2.9 湖成層</h1><span id=\"m449_f011\"></span><span id=\"m449_u009_l\"></span><p>赤城山頂大沼の湖岸の周辺所々，例えば沼尻（大沼流出口）附近，小鳥ヶ島附近および大洞（赤城神社のある場所）等において，大豆大（稀にクルミ大）以下の礫を含む砂・細砂および粘土等の互層よりなる淡褐色の堆積物があり，ほぼ水平の層理を示すが偽層を示す部分もある。この堆積物の最高位は現在の湖面よりも少なくとも約8m高位にあって，往時大沼の水位は現在よりも高く，その面積も覚満淵（赤城神社南東方の湿地）をも含めていたものと想像される。</p><p>また銚子の伽藍と小沼との中間にも，同様の堆積物が認められる。本層は軟弱で砂・細砂・粘土およびそれらの互層等よりなり，稀に拳大の礫を有するが，整然とした層理を有しほとんど水平であって，銚子の伽藍附近のみは緩く褶曲している。本層の厚さは少なくとも100mあって，そのなかに深い峡谷が刻まれているが，その上部は次第に火山礫および火山砂に富むようになる。本層は長七郎山火山砕屑岩の下位に位し，前記の大沼周辺の堆積物と連続しているものと推察される。</p></div><div id=\"sec-2-3-2-10\" class=\"section\" data-lv=\"4\" tabindex=\"-1\"><h1>II.3.2.10 火山岩の化学成分</h1><p>本火山各種熔岩の代表的産地を選び，化学分析をした結果は表（次頁）の如くである。これらの値を本邦火山岩平均成分に比較すると，本火山熔岩は著しくAl<sub>2</sub>O<sub>3</sub>に富み，またMgOが多く，CaOおよびK<sub>2</sub>Oそして特にNa<sub>2</sub>Oが少ない特徴を有する。</p></div><div id=\"sec-2-3-2-11\" class=\"section\" data-lv=\"4\" tabindex=\"-1\"><h1>II.3.2.11 晶洞鉱物</h1><p>山頂のカルデラの環壁の西外側に特異な山容を示して聳えている鈴ヶ岳は，灰白色・緻密な両輝石安山岩よりなるドームであるが，本熔岩中に局部的に晶洞の著しく発達した部分が認められる。</p><p>晶洞はほぼ球狀をなし直径は4mm以下で，鱗珪石・普通輝石・パーガス石・金雲母・チタン鉄鉱・方沸石および方解石がそのなかに生成している。鱗珪石は清透でその晶癖に六角板狀のものと楔狀のものとがある。普通輝石は長さ1mm以下のやや扁平な草緑色柱狀結晶で，2V＝(+)60°，c∧Z＝41°，β＝1.692およびρ＞ν，X＝淡緑色，Y＝淡褐緑色およびZ＝淡緑色で，微弱な多色性が認められ，エヂル輝石に近い化学成分を有するものと考えられる。パーガス石は長さ1mm以下の褐色柱狀結晶で，2V＝(+)83°，c∧Z＝23°，β＝1.647およびρ＞ν，X＝淡灰褐色，Y＝淡褐色およびZ＝淡緑褐色で多色性は著しい。金雲母は淡黄褐色・薄板狀結晶で2V≒0，β＝1.581およびY≓Z＝淡黄色である。チタン鉄鉱は鉄黒色・不透明な板狀結晶であって，上記諸鉱物はいずれも良好な結晶形を示している。方沸石および方解石は極めて微細で風化生成物である。</p><p>なお，鈴ヶ岳の直ぐ南西方にドームをなして聳えるコフタ山の熔岩中にも，孔隙中に金雲母が認められる。また鈴ヶ岳の直ぐ東方の沼尾川河岸に露出する熔岩は外輪山熔岩であるが，その孔隙中にパーガス石・金雲母等が見られる。しかしいずれも著しくない。利根川沿岸の白郷井村桜木部落の北方約1.3kmにあるトンネルの南側出口附近に露出する子持火山熔岩中の孔隙に，パーガス石および鱗珪石が認められる。</p><div class=\"table-wrap\"><div class=\"figures-tables-support-txt\"><h6><span class=\"fig-label\"></span></h6></div><div class=\"responsive-table-wrap\"><table><thead><tr><th rowspan=\"1\" colspan=\"1\"></th><th rowspan=\"1\" colspan=\"1\">両輝石安山岩</th><th rowspan=\"1\" colspan=\"1\">含普通輝石-紫蘇輝石安山岩</th><th rowspan=\"1\" colspan=\"1\">紫蘇輝石安山岩</th><th rowspan=\"1\" colspan=\"1\">含角閃石-両輝石安山岩</th><th rowspan=\"1\" colspan=\"1\">紫蘇輝石-角閃石石英安山岩</th></tr></thead><tbody><tr><th rowspan=\"1\" colspan=\"1\">SiO<sub>2</sub>\n                                    </th><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">56.01</td><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">56.23</td><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">54.26</td><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">60.31</td><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">70.88</td></tr><tr><th rowspan=\"1\" colspan=\"1\">Al<sub>2</sub>O<sub>3</sub>\n                                    </th><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">19.37</td><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">18.40</td><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">19.76</td><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">18.74</td><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">16.84</td></tr><tr><th rowspan=\"1\" colspan=\"1\">Fe<sub>2</sub>O<sub>3</sub>\n                                    </th><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">3.13</td><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">3.86</td><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">3.21</td><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">2.35</td><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">0.28</td></tr><tr><th rowspan=\"1\" colspan=\"1\">FeO</th><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">5.50</td><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">5.28</td><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">6.02</td><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">4.01</td><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">1.69</td></tr><tr><th rowspan=\"1\" colspan=\"1\">MgO</th><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">4.02</td><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">3.56</td><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">4.10</td><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">2.98</td><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">0.80</td></tr><tr><th rowspan=\"1\" colspan=\"1\">CaO</th><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">7.68</td><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">6.97</td><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">8.17</td><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">6.32</td><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">3.71</td></tr><tr><th rowspan=\"1\" colspan=\"1\">Na<sub>2</sub>O</th><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">2.12</td><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">2.14</td><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">2.48</td><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">2.40</td><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">2.93</td></tr><tr><th rowspan=\"1\" colspan=\"1\">K<sub>2</sub>O</th><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">0.82</td><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">1.02</td><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">0.52</td><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">1.42</td><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">2.18</td></tr><tr><th rowspan=\"1\" colspan=\"1\">TiO<sub>2</sub>\n                                    </th><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">0.73</td><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">0.75</td><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">0.85</td><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">0.72</td><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">0.03</td></tr><tr><th rowspan=\"1\" colspan=\"1\">MnO</th><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">0.17</td><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">0.11</td><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">0.11</td><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">0.08</td><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">0.04</td></tr><tr><th rowspan=\"1\" colspan=\"1\">P<sub>2</sub>O<sub>5</sub>\n                                    </th><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">0.18</td><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">0.14</td><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">0.21</td><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">0.11</td><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">0.13</td></tr><tr><th rowspan=\"1\" colspan=\"1\">H<sub>2</sub>O (+)</th><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">0.26</td><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">0.81</td><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">0.34</td><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">0.26</td><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">0.43</td></tr><tr><th rowspan=\"1\" colspan=\"1\">H<sub>2</sub>O (−)</th><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">0.64</td><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">0.74</td><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">0.40</td><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">0.68</td><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">0.06</td></tr><tr><th rowspan=\"1\" colspan=\"1\">合計</th><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">100.63</td><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">100.01</td><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">100.43</td><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">100.38</td><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">100.03</td></tr><tr><th rowspan=\"1\" colspan=\"1\">産地</th><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">荒山熔岩</td><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">宮城村三夜沢部落の北東方 0.8 km</td><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">船ヶ原溶岩</td><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">鈴ヶ岳の南東方 1 km</td><td rowspan=\"1\" colspan=\"1\">見晴山熔岩</td></tr></tbody></table></div></div></div></div></div></div>","text":"II.3 赤城火山\n火山の構造\n赤城火山の基盤の地質を概観すると，東半部と西半部とでは著しい相違が見られる。すなわち東半部では古生界および中生界とこれらを貫ぬく超塩基性岩・斑糲岩質岩石および花崗斑岩等の深成岩や，それらの削剝面を被う比較的旧期の火山岩類等が分布しているが，西半部では第三系およびそれを被う新期火山岩類が広く分布している。両者の境界を考えると，旧期岩石の南西限は桐生市（図幅外）北方の山地から大間々町（図幅外）を経て本図幅区域内に入り，本火山南側山腹の不動滝附近を通り，利南村貝野瀬部落の北方山地（図幅外）におよんでいる。これは著しい構造線を示すものと推察されるが，この構造線と高原および男体両火山を経て赤城火山におよび，榛名および浅間両火山に連る那須火山帯との交会点に赤城火山が噴起したものと考えられる。赤城火山は輝石安山岩の熔岩および凝灰角礫岩によって成層した截頭円錐形の外輪山，その上にある数個の寄生火山，前述の深山カルデラ内の4個の中央火口丘および山頂カルデラ内にある角閃安山岩よりなる3個の中央火口丘等よりなっている。山頂カルデラ内にある3個の中央火口丘はN50°Wの方向に1列に並んでいて，地下に構造線の存在が予想されるが，この方向は前述の基盤岩の構造線の方向にほぼ一致する。深山カルデラの内部の鈴ヶ岳・コフタ山およびキズ山を連ねるN60°Eの方向には3個の中央火口丘が1列に並んでおり，さらにこの方向の延長に寄生火山の小黒檜山がある。また寄生火山の荒山および鍋割山を連ねる方向もN55°Eであって，いずれも那須火山帯の方向にほぼ一致する。また基盤岩の古生界および中生界中に断層が多いが，そのほとんど全部の走向はこの方向である。すなわち本火山には上記2方向の構造線の存在が推察されるが，本火山山体にはこの2構造線のうち，初めにN60°Eの方向が現われたことは注意を要する。\n本火山において基盤岩の最高位置は，南部の不動滝附近では海抜約800m，北部では赤城根村大洞部落附近で海抜約900mであり，東部では花見原北部附近で海抜約1,100mであるが，本火山最高点の黒檜山頂が海抜1,828mであるから，本火山の山体はかならずしも厚いものではない。外輪山建設の初・中期においては，爆発力が極めて旺盛であったので，凝灰角礫岩を厚く堆積し，しばしば少量の熔岩を流出したが，後期には主として熔岩を流出した。既述の如く当時の火口は少なくとも現在の黒檜山頂よりも高位置にあったと老えられ，主として東方に熔岩を流出したが，これとともに火口附近の山体の中腹からも所々から熔岩を流出し，現在見られる寄生火山を生成した。深山カルデラの生成はその中央火口丘の岩質から考え，山頂カルデラの生成よりも旧期のものであることは疑を容れない。その後比較的長年月の経過があって，山頂カルデラの内部に3個の中央火口丘が建設された。\n黒檜山および駒ヶ岳（黒檜山頂の南方約1kmの高地）は，外輪山の環壁をなし往時の火口壁であるが，相当侵蝕作用を受け現今では後退している。少なくとも数枚の熔岩が重なっており，東方に流出したが，しばしば凝灰角礫岩層を挟んでいる。熔岩は両輝石安山岩・含普通輝石-紫蘇輝石安山岩および紫蘇輝石安山岩等よりなる。猫岩（黒檜山西側の2個の岩脈のうち上方のもの）その他の小岩脈がみられるが，両輝石安山岩または含普通輝石-紫蘇輝-石安山岩よりなる。鍬柄山（西部環壁の1,562m高地）および出張山（鍬柄山の沼尾川を隔てた対岸の高地）は外輪山環壁の一部で，その熔岩は含角閃石-両輝石安山岩および含普通輝石-角閃石-紫蘇輝石安山岩であって，その最上部は含普通輝石-角閃石-紫蘇輝石安山岩質の火山角礫岩である。銚子の伽藍附近の外輪山の環壁の熔岩も，含角閃石-両輝石安山岩である。外輪山山体を構成する凝灰角礫岩層中に挟在する熔岩は，赤城根村大洞附近を除けばほとんど両輝石安山岩または含普通輝石-紫蘇輝石安山岩である。荒山は寄生火山でその山容の如く熔岩は上下2枚にわけられ，上部は含普通輝石-紫蘇輝石安山岩，下部は両輝石安山岩である。鍋割山も寄生火山で熔岩は少なくとも上下2枚にわけられ，上部は両輝石安山岩で下部は含普通輝石-紫蘇輝石安山岩である。小黒檜山は寄生火山で両輝石安山岩よりなる。枠戸谷山は寄生火山で両輝石安山岩よりなる。船ヶ原山も寄生火山で紫蘇輝石安山岩よりなる。なお，船ヶ原山附近の外輪山山体の凝灰角礫岩層中に挟在する熔岩は，ほとんど紫蘇輝石安山岩である。鈴ヶ岳は典型的なドームで両輝石安山岩よりなり，著しく柱狀節理が発達し南部では断崖をなして岩体が露出している。コフタ山もドームをなし含角閃石-両輝石安山岩よりなる。深山カルデラ中の他の2個の中央火口丘は，いずれも両輝石安山岩よりなる。長七郎山・見晴山および地蔵岳は山頂カルデラ中にある中央火口丘で，いずれも紫蘇輝石-角閃石石英安山岩よりなる。長七郎山は火口を有し下方に同岩質の凝灰角礫岩層があり，また熔岩中に2本の玻璃質の岩脈が走っている。見晴山は低平な台地狀をなすが熔岩の流動した痕がみられ，地獄谷の南側まで延びている。地蔵岳は典型的なドームをなして高く聳え，3者中最後期の生成である。\n熔岩の記載\n本火山の外輪山はいわゆる輝石安山岩の熔岩および凝灰角礫岩よりなる成層火山で，その上に多くの寄生火山を伴っており，また深山カルデラ内の中央火口丘も輝石安山岩よりなる。山頂カルデラ内部にある3個の中央火口丘は，いわゆる角閃安山岩の熔岩よりなり，長七郎山では少量の凝灰角礫岩を伴っている。\nいわゆる輝石安山岩の熔岩は次の如く分類される。\n① 両輝石安山岩（斑晶橄欖石を有するものがある）\n② 含普通輝石-紫蘇輝石安山岩（斑晶橄欖石を有するものがある）\n③ 紫蘇輝石安山岩\n④ 含角閃石-両輝石安山岩\n⑤ 含普通輝石-角閃石-紫蘇輝石安山岩\n上記各種岩石は入混って分布しているので，熔岩の噴出順序とその種類との間には著しい関係は認められないが，大体の傾向として①および②は山体建設の初・中期のもので，火山区域全体にわたって見出される。③は中期のものでかつ本火山中部から北部にかけて多い。輝石安山岩中では，外輪山熔岩でも寄生火山熔岩でもまた深山カルデラ内中央火口丘熔岩でも同種の岩石は，岩石の外観・組織および造岩鉱物の諸性質等に著しい差違が認められないので，同種の岩石は一括して本文中に記載したが，地質図上では斑晶の大さ，斑晶対石基の量比，石基輝石の種類等によってさらに細分して示してある。\nいわゆる角閃安山岩の熔岩はいずれも次記の岩石である。\n⑥ 紫蘇輝石-角閃石石英安山岩\n両輝石安山岩（斑晶橄欖石を有するものがある）\n岩石斑狀組織を呈し灰青黒色，緻密な石基中に輝石および斜長石の斑晶が顕著にみられる。両鉱物とも通常は長さ2mm以下であるが，時には4mmに達することがある。斑晶普通輝石・紫蘇輝石および斜長石，稀に橄欖石。普通輝石は自形またはやや熔融されていて，（100）双晶が普通に認められる。極めて稀に単斜輝石の反応縁を有するものがある。多色性はほとんど認めない。X＝淡緑色，Y＝淡褐緑色，Z＝淡緑色。主屈折率βおよび光軸角は次の範囲である。β＝1.702～1.708，2V＝(+)43～54°である。紫蘇輝石は柱狀自形で，時にはやや熔融されている。稀に単斜輝石の反応縁を有し，また貫入双晶をなすものが少なくない。しばしば正または逆の累帯構造が認められ，稀に波動消光を示すものがある。磁鉄鉱を包裹することが著しい。多色性は顕著ではない。X＝淡紅色，Y＝淡緑褐色，Z＝淡緑色。光学恒数の範囲はβ＝1.708～1.713，2V＝56～64°である。斜長石は柱狀自形を呈するが，一般に累帯構造を示すことが少なく，ほとんど示さぬ場合も稀ではない。この場合の化学成分はAn84～65%である。累帯構造を示す場合でも内核は常に一様の化学成分よりなり外縁部にのみ僅かに見出されるに過ぎず，かつ常に簡単な正累帯構造をなし，内核部はAn85～75%，外縁部はAn74～37%である。本火山の特性として斜長石は塵狀包裹物を有することが多く，常に多少汚濁していて清透のものは少ない。また歪を受け波動消光を示すものも少なくない。橄欖石は鏡下ではほとんど無色でやや明瞭な劈開があり，しばしばイディングス石に変化している。ほとんど常に斑晶紫蘇輝石によって包囲されており，微小不定形の磁鉄鉱が橄欖石の部分から外方へ放射狀に発達している。また極めて稀に単斜輝石の反応縁に包まれていることもある。斑晶紫蘇輝石に包囲された橄欖石は2V＝(-)76～82°である。石基ピロタキシティックまたはハイアロピリティック組織で結晶度は高く，通常は完晶質またはほとんど完晶質で玻璃は極めて少ない。石基輝石は斜方・単斜両輝石よりなるものがもっとも多く，単斜輝石のみよりなるものがこれに次ぎ，紫蘇輝石のみよりなるものは極めて稀である。斜長石は析木狀でアルバイト双晶を示しAn60～45%である。しばしば孔隙またはその附近の石基中に方珪石および鱗珪石が認められることがある。方珪石は特徴ある屋根瓦の集合狀をなし，石基中で他鉱物の間を充塡したりまたは孔隙中に生成している。鱗珪石は孔隙周辺の石基中から長柱狀自形をなして孔隙中へ突出したり，また楔狀の結晶形で孔隙壁に附着している。\n斑狀組織を呈し灰青黒色，緻密な石基中に輝石および斜長石の斑晶が顕著にみられる。両鉱物とも通常は長さ2mm以下であるが，時には4mmに達することがある。\n普通輝石・紫蘇輝石および斜長石，稀に橄欖石。普通輝石は自形またはやや熔融されていて，（100）双晶が普通に認められる。極めて稀に単斜輝石の反応縁を有するものがある。多色性はほとんど認めない。X＝淡緑色，Y＝淡褐緑色，Z＝淡緑色。主屈折率βおよび光軸角は次の範囲である。β＝1.702～1.708，2V＝(+)43～54°である。紫蘇輝石は柱狀自形で，時にはやや熔融されている。稀に単斜輝石の反応縁を有し，また貫入双晶をなすものが少なくない。しばしば正または逆の累帯構造が認められ，稀に波動消光を示すものがある。磁鉄鉱を包裹することが著しい。多色性は顕著ではない。X＝淡紅色，Y＝淡緑褐色，Z＝淡緑色。光学恒数の範囲はβ＝1.708～1.713，2V＝56～64°である。斜長石は柱狀自形を呈するが，一般に累帯構造を示すことが少なく，ほとんど示さぬ場合も稀ではない。この場合の化学成分はAn84～65%である。累帯構造を示す場合でも内核は常に一様の化学成分よりなり外縁部にのみ僅かに見出されるに過ぎず，かつ常に簡単な正累帯構造をなし，内核部はAn85～75%，外縁部はAn74～37%である。本火山の特性として斜長石は塵狀包裹物を有することが多く，常に多少汚濁していて清透のものは少ない。また歪を受け波動消光を示すものも少なくない。橄欖石は鏡下ではほとんど無色でやや明瞭な劈開があり，しばしばイディングス石に変化している。ほとんど常に斑晶紫蘇輝石によって包囲されており，微小不定形の磁鉄鉱が橄欖石の部分から外方へ放射狀に発達している。また極めて稀に単斜輝石の反応縁に包まれていることもある。斑晶紫蘇輝石に包囲された橄欖石は2V＝(-)76～82°である。\nピロタキシティックまたはハイアロピリティック組織で結晶度は高く，通常は完晶質またはほとんど完晶質で玻璃は極めて少ない。石基輝石は斜方・単斜両輝石よりなるものがもっとも多く，単斜輝石のみよりなるものがこれに次ぎ，紫蘇輝石のみよりなるものは極めて稀である。斜長石は析木狀でアルバイト双晶を示しAn60～45%である。しばしば孔隙またはその附近の石基中に方珪石および鱗珪石が認められることがある。方珪石は特徴ある屋根瓦の集合狀をなし，石基中で他鉱物の間を充塡したりまたは孔隙中に生成している。鱗珪石は孔隙周辺の石基中から長柱狀自形をなして孔隙中へ突出したり，また楔狀の結晶形で孔隙壁に附着している。\n斑狀組織を呈し灰青黒色，緻密な石基中に輝石および斜長石の斑晶が顕著にみられる。両鉱物とも通常は長さ2mm以下であるが，時には4mmに達することがある。\n斑狀組織を呈し灰青黒色，緻密な石基中に輝石および斜長石の斑晶が顕著にみられる。両鉱物とも通常は長さ2mm以下であるが，時には4mmに達することがある。\n普通輝石・紫蘇輝石および斜長石，稀に橄欖石。普通輝石は自形またはやや熔融されていて，（100）双晶が普通に認められる。極めて稀に単斜輝石の反応縁を有するものがある。多色性はほとんど認めない。X＝淡緑色，Y＝淡褐緑色，Z＝淡緑色。主屈折率βおよび光軸角は次の範囲である。β＝1.702～1.708，2V＝(+)43～54°である。紫蘇輝石は柱狀自形で，時にはやや熔融されている。稀に単斜輝石の反応縁を有し，また貫入双晶をなすものが少なくない。しばしば正または逆の累帯構造が認められ，稀に波動消光を示すものがある。磁鉄鉱を包裹することが著しい。多色性は顕著ではない。X＝淡紅色，Y＝淡緑褐色，Z＝淡緑色。光学恒数の範囲はβ＝1.708～1.713，2V＝56～64°である。斜長石は柱狀自形を呈するが，一般に累帯構造を示すことが少なく，ほとんど示さぬ場合も稀ではない。この場合の化学成分はAn84～65%である。累帯構造を示す場合でも内核は常に一様の化学成分よりなり外縁部にのみ僅かに見出されるに過ぎず，かつ常に簡単な正累帯構造をなし，内核部はAn85～75%，外縁部はAn74～37%である。本火山の特性として斜長石は塵狀包裹物を有することが多く，常に多少汚濁していて清透のものは少ない。また歪を受け波動消光を示すものも少なくない。橄欖石は鏡下ではほとんど無色でやや明瞭な劈開があり，しばしばイディングス石に変化している。ほとんど常に斑晶紫蘇輝石によって包囲されており，微小不定形の磁鉄鉱が橄欖石の部分から外方へ放射狀に発達している。また極めて稀に単斜輝石の反応縁に包まれていることもある。斑晶紫蘇輝石に包囲された橄欖石は2V＝(-)76～82°である。\n普通輝石・紫蘇輝石および斜長石，稀に橄欖石。\n普通輝石は自形またはやや熔融されていて，（100）双晶が普通に認められる。極めて稀に単斜輝石の反応縁を有するものがある。多色性はほとんど認めない。X＝淡緑色，Y＝淡褐緑色，Z＝淡緑色。主屈折率βおよび光軸角は次の範囲である。β＝1.702～1.708，2V＝(+)43～54°である。\n紫蘇輝石は柱狀自形で，時にはやや熔融されている。稀に単斜輝石の反応縁を有し，また貫入双晶をなすものが少なくない。しばしば正または逆の累帯構造が認められ，稀に波動消光を示すものがある。磁鉄鉱を包裹することが著しい。多色性は顕著ではない。X＝淡紅色，Y＝淡緑褐色，Z＝淡緑色。光学恒数の範囲はβ＝1.708～1.713，2V＝56～64°である。\n斜長石は柱狀自形を呈するが，一般に累帯構造を示すことが少なく，ほとんど示さぬ場合も稀ではない。この場合の化学成分はAn84～65%である。累帯構造を示す場合でも内核は常に一様の化学成分よりなり外縁部にのみ僅かに見出されるに過ぎず，かつ常に簡単な正累帯構造をなし，内核部はAn85～75%，外縁部はAn74～37%である。本火山の特性として斜長石は塵狀包裹物を有することが多く，常に多少汚濁していて清透のものは少ない。また歪を受け波動消光を示すものも少なくない。\n橄欖石は鏡下ではほとんど無色でやや明瞭な劈開があり，しばしばイディングス石に変化している。ほとんど常に斑晶紫蘇輝石によって包囲されており，微小不定形の磁鉄鉱が橄欖石の部分から外方へ放射狀に発達している。また極めて稀に単斜輝石の反応縁に包まれていることもある。斑晶紫蘇輝石に包囲された橄欖石は2V＝(-)76～82°である。\nピロタキシティックまたはハイアロピリティック組織で結晶度は高く，通常は完晶質またはほとんど完晶質で玻璃は極めて少ない。石基輝石は斜方・単斜両輝石よりなるものがもっとも多く，単斜輝石のみよりなるものがこれに次ぎ，紫蘇輝石のみよりなるものは極めて稀である。斜長石は析木狀でアルバイト双晶を示しAn60～45%である。しばしば孔隙またはその附近の石基中に方珪石および鱗珪石が認められることがある。方珪石は特徴ある屋根瓦の集合狀をなし，石基中で他鉱物の間を充塡したりまたは孔隙中に生成している。鱗珪石は孔隙周辺の石基中から長柱狀自形をなして孔隙中へ突出したり，また楔狀の結晶形で孔隙壁に附着している。\nピロタキシティックまたはハイアロピリティック組織で結晶度は高く，通常は完晶質またはほとんど完晶質で玻璃は極めて少ない。石基輝石は斜方・単斜両輝石よりなるものがもっとも多く，単斜輝石のみよりなるものがこれに次ぎ，紫蘇輝石のみよりなるものは極めて稀である。斜長石は析木狀でアルバイト双晶を示しAn60～45%である。しばしば孔隙またはその附近の石基中に方珪石および鱗珪石が認められることがある。方珪石は特徴ある屋根瓦の集合狀をなし，石基中で他鉱物の間を充塡したりまたは孔隙中に生成している。鱗珪石は孔隙周辺の石基中から長柱狀自形をなして孔隙中へ突出したり，また楔狀の結晶形で孔隙壁に附着している。\n深山カルデラ内にドームをなして聳える鈴ケ岳の熔岩は両輝石安山岩よりなるが，上記とはやや異り斑狀組織で，長さ1.5～2.5mmの斜長石の白色斑晶が灰青色・緻密な石基中に数多く散点しており，有色鉱物斑晶は稀にしか認められない。鏡下では斑晶は多量の斜長石と少量かつ小形の紫蘇輝石および普通輝石よりなり，稀に橄欖石が認められる。紫蘇輝石は長柱狀自形で多色性を有する。X＝淡黄緑色，Y＝淡褐緑色，Z＝淡緑色。β＝1.711，2V＝(-)63°。普通輝石は柱狀自形でほとんど多色性を有しない．β＝1.711，2V＝(+)54°。斜長石は自形で一般に清純であり，累帯構造に乏しく外縁部にかすかに認められる。石基はハイアロピリテイック組織で微小な微晶が流狀構造を示しており，かつ少量の玻璃を有し有色鉱物は斜方・単斜両輝石よりなるが，前者の方が後者よりも遙かに多い。本熔岩中には稀に晶洞が見出されるが，本件については後述する。\n含普通輝石-紫蘇輝石安山岩（斑晶橄欖石を有するものがある）\n岩石斑狀組織を呈し，灰青黒色・緻密な石基中に長さ1.5mm以下の有色・鉱物の黒色斑晶と，斜長石の白色斑晶とが散点する。有色鉱物は稀に長さ6mmに達するものもある。斜長石は長さ2mm以上のものは見当らない。斑晶紫蘇輝石および斜長石，微斑晶として少量の普通輝石を伴い，稀に橄欖石が見出される。紫蘇輝石は自形であるがやや熔融されて円味を帯び，時には単斜輝石の反応縁を有する。しばしば正または逆の累帯構造が認められ，磁鉄鉱を包裹することが多い。多色性は著しくない。光学恒数はβ＝1.710～1.714および2V＝(-)56～63.5°。普通輝石はおおむね熔融されて円くなっており，淡褐緑色で多色性はほとんど認められない。（100）双晶が見られる。光学恒数はβ＝1.699～1.707，2V＝(+)40～48°。斜長石は累帯構造に乏しく外縁部に僅かに正累帯構造が示される。清透のものは少なく一般に汚濁しており，曹灰長石または亜灰長石に属する。橄欖石は常に斑晶紫蘇輝石に包囲されて稀に見出される。石基ピロタキシティックまたはハイアロピリティック組織で，斜長石・輝石および磁鉄鉱の微晶よりなり，一般に結晶度は高く玻璃は全く有しないか，または極めて少ない。石基輝石は斜方・単斜両輝石よりなるものと単斜輝石のみよりなるものとの両者がある。\n斑狀組織を呈し，灰青黒色・緻密な石基中に長さ1.5mm以下の有色・鉱物の黒色斑晶と，斜長石の白色斑晶とが散点する。有色鉱物は稀に長さ6mmに達するものもある。斜長石は長さ2mm以上のものは見当らない。\n紫蘇輝石および斜長石，微斑晶として少量の普通輝石を伴い，稀に橄欖石が見出される。紫蘇輝石は自形であるがやや熔融されて円味を帯び，時には単斜輝石の反応縁を有する。しばしば正または逆の累帯構造が認められ，磁鉄鉱を包裹することが多い。多色性は著しくない。光学恒数はβ＝1.710～1.714および2V＝(-)56～63.5°。普通輝石はおおむね熔融されて円くなっており，淡褐緑色で多色性はほとんど認められない。（100）双晶が見られる。光学恒数はβ＝1.699～1.707，2V＝(+)40～48°。斜長石は累帯構造に乏しく外縁部に僅かに正累帯構造が示される。清透のものは少なく一般に汚濁しており，曹灰長石または亜灰長石に属する。橄欖石は常に斑晶紫蘇輝石に包囲されて稀に見出される。\nピロタキシティックまたはハイアロピリティック組織で，斜長石・輝石および磁鉄鉱の微晶よりなり，一般に結晶度は高く玻璃は全く有しないか，または極めて少ない。石基輝石は斜方・単斜両輝石よりなるものと単斜輝石のみよりなるものとの両者がある。\n斑狀組織を呈し，灰青黒色・緻密な石基中に長さ1.5mm以下の有色・鉱物の黒色斑晶と，斜長石の白色斑晶とが散点する。有色鉱物は稀に長さ6mmに達するものもある。斜長石は長さ2mm以上のものは見当らない。\n斑狀組織を呈し，灰青黒色・緻密な石基中に長さ1.5mm以下の有色・鉱物の黒色斑晶と，斜長石の白色斑晶とが散点する。有色鉱物は稀に長さ6mmに達するものもある。斜長石は長さ2mm以上のものは見当らない。\n紫蘇輝石および斜長石，微斑晶として少量の普通輝石を伴い，稀に橄欖石が見出される。紫蘇輝石は自形であるがやや熔融されて円味を帯び，時には単斜輝石の反応縁を有する。しばしば正または逆の累帯構造が認められ，磁鉄鉱を包裹することが多い。多色性は著しくない。光学恒数はβ＝1.710～1.714および2V＝(-)56～63.5°。普通輝石はおおむね熔融されて円くなっており，淡褐緑色で多色性はほとんど認められない。（100）双晶が見られる。光学恒数はβ＝1.699～1.707，2V＝(+)40～48°。斜長石は累帯構造に乏しく外縁部に僅かに正累帯構造が示される。清透のものは少なく一般に汚濁しており，曹灰長石または亜灰長石に属する。橄欖石は常に斑晶紫蘇輝石に包囲されて稀に見出される。\n紫蘇輝石および斜長石，微斑晶として少量の普通輝石を伴い，稀に橄欖石が見出される。\n紫蘇輝石は自形であるがやや熔融されて円味を帯び，時には単斜輝石の反応縁を有する。しばしば正または逆の累帯構造が認められ，磁鉄鉱を包裹することが多い。多色性は著しくない。光学恒数はβ＝1.710～1.714および2V＝(-)56～63.5°。\n普通輝石はおおむね熔融されて円くなっており，淡褐緑色で多色性はほとんど認められない。（100）双晶が見られる。光学恒数はβ＝1.699～1.707，2V＝(+)40～48°。\n斜長石は累帯構造に乏しく外縁部に僅かに正累帯構造が示される。清透のものは少なく一般に汚濁しており，曹灰長石または亜灰長石に属する。\n橄欖石は常に斑晶紫蘇輝石に包囲されて稀に見出される。\nピロタキシティックまたはハイアロピリティック組織で，斜長石・輝石および磁鉄鉱の微晶よりなり，一般に結晶度は高く玻璃は全く有しないか，または極めて少ない。石基輝石は斜方・単斜両輝石よりなるものと単斜輝石のみよりなるものとの両者がある。\nピロタキシティックまたはハイアロピリティック組織で，斜長石・輝石および磁鉄鉱の微晶よりなり，一般に結晶度は高く玻璃は全く有しないか，または極めて少ない。石基輝石は斜方・単斜両輝石よりなるものと単斜輝石のみよりなるものとの両者がある。\n紫蘇輝石安山岩\n岩石灰青黒色・緻密な石基中に紫蘇輝石の黒色斑晶および斜長石の白色斑晶が斑狀に散点している。斜長石は長さ2mm内外，紫蘇輝石は通常長さ2～4mm，往々大形で長さ8mmに達することがある。斑晶紫蘇輝石および斜長石。紫蘇輝石は著しく熔融されて円味を帯びており，石基輝石が単斜輝石である場合は常に単斜輝石の反応縁を有している。磁鉄鉱の包裹物が多く，また多色性が顕著である。X＝淡紅褐色，Y＝淡緑褐色，Z＝淡緑色。光学恒数はβ＝1.717～1.724，2V＝(-)54.5～58°。斜長石は一般に塵狀包裹物が著しく，1～3層の塵狀包裹物の累帯が認められたり，あるいは結晶内部の大部分が塵狀包裹物の集合で満されたりしている。しかし大形斑晶の外縁部や小形斑晶においては著しくない。またはなはだしい波動累帯構造を示し，全体としてAn%の少ない方へ変る傾向があるが，化学成分上では著しい差はなく，An85～65%である。石基ピロタキシティックまたはハイアロピリティック組織で結晶度は高く，玻璃は全く有しないか，またはほとんど認めない。石基輝石には斜方・単斜両輝石よりなるものと単斜輝石のみよりなるものとの両者がある。なお石基中他鉱物の間を塡めている方珪石を認めた。\n灰青黒色・緻密な石基中に紫蘇輝石の黒色斑晶および斜長石の白色斑晶が斑狀に散点している。斜長石は長さ2mm内外，紫蘇輝石は通常長さ2～4mm，往々大形で長さ8mmに達することがある。\n紫蘇輝石および斜長石。紫蘇輝石は著しく熔融されて円味を帯びており，石基輝石が単斜輝石である場合は常に単斜輝石の反応縁を有している。磁鉄鉱の包裹物が多く，また多色性が顕著である。X＝淡紅褐色，Y＝淡緑褐色，Z＝淡緑色。光学恒数はβ＝1.717～1.724，2V＝(-)54.5～58°。斜長石は一般に塵狀包裹物が著しく，1～3層の塵狀包裹物の累帯が認められたり，あるいは結晶内部の大部分が塵狀包裹物の集合で満されたりしている。しかし大形斑晶の外縁部や小形斑晶においては著しくない。またはなはだしい波動累帯構造を示し，全体としてAn%の少ない方へ変る傾向があるが，化学成分上では著しい差はなく，An85～65%である。\nピロタキシティックまたはハイアロピリティック組織で結晶度は高く，玻璃は全く有しないか，またはほとんど認めない。石基輝石には斜方・単斜両輝石よりなるものと単斜輝石のみよりなるものとの両者がある。なお石基中他鉱物の間を塡めている方珪石を認めた。\n灰青黒色・緻密な石基中に紫蘇輝石の黒色斑晶および斜長石の白色斑晶が斑狀に散点している。斜長石は長さ2mm内外，紫蘇輝石は通常長さ2～4mm，往々大形で長さ8mmに達することがある。\n灰青黒色・緻密な石基中に紫蘇輝石の黒色斑晶および斜長石の白色斑晶が斑狀に散点している。斜長石は長さ2mm内外，紫蘇輝石は通常長さ2～4mm，往々大形で長さ8mmに達することがある。\n紫蘇輝石および斜長石。紫蘇輝石は著しく熔融されて円味を帯びており，石基輝石が単斜輝石である場合は常に単斜輝石の反応縁を有している。磁鉄鉱の包裹物が多く，また多色性が顕著である。X＝淡紅褐色，Y＝淡緑褐色，Z＝淡緑色。光学恒数はβ＝1.717～1.724，2V＝(-)54.5～58°。斜長石は一般に塵狀包裹物が著しく，1～3層の塵狀包裹物の累帯が認められたり，あるいは結晶内部の大部分が塵狀包裹物の集合で満されたりしている。しかし大形斑晶の外縁部や小形斑晶においては著しくない。またはなはだしい波動累帯構造を示し，全体としてAn%の少ない方へ変る傾向があるが，化学成分上では著しい差はなく，An85～65%である。\n紫蘇輝石および斜長石。\n紫蘇輝石は著しく熔融されて円味を帯びており，石基輝石が単斜輝石である場合は常に単斜輝石の反応縁を有している。磁鉄鉱の包裹物が多く，また多色性が顕著である。X＝淡紅褐色，Y＝淡緑褐色，Z＝淡緑色。光学恒数はβ＝1.717～1.724，2V＝(-)54.5～58°。\n斜長石は一般に塵狀包裹物が著しく，1～3層の塵狀包裹物の累帯が認められたり，あるいは結晶内部の大部分が塵狀包裹物の集合で満されたりしている。しかし大形斑晶の外縁部や小形斑晶においては著しくない。またはなはだしい波動累帯構造を示し，全体としてAn%の少ない方へ変る傾向があるが，化学成分上では著しい差はなく，An85～65%である。\nピロタキシティックまたはハイアロピリティック組織で結晶度は高く，玻璃は全く有しないか，またはほとんど認めない。石基輝石には斜方・単斜両輝石よりなるものと単斜輝石のみよりなるものとの両者がある。なお石基中他鉱物の間を塡めている方珪石を認めた。\nピロタキシティックまたはハイアロピリティック組織で結晶度は高く，玻璃は全く有しないか，またはほとんど認めない。石基輝石には斜方・単斜両輝石よりなるものと単斜輝石のみよりなるものとの両者がある。\nなお石基中他鉱物の間を塡めている方珪石を認めた。\n含角閃石-両輝石安山岩\n岩石淡青黒色の石基中に長さ2.5mm以下の有色鉱物および長さ1.5mm以下の斜長石のそれぞれの斑晶が斑狀に散在している。斑晶紫蘇輝石・普通輝石および斜長石。微斑晶として少量の角閃石を伴う。紫蘇輝石は自形柱狀を呈し，おおむね淡緑褐色で多色性は著しくない。光学恒数はβ＝1.707～1.708，2V＝(-)59°。普通輝石は淡緑褐色・自形を呈し，多色性はほとんど認められない。光学恒数はβ＝1.707～1.709，2V＝(+)52～59°。角閃石は前2者に比較すれば著しく少量かつ小形であり，いわゆる褐色角閃石でむしろ酸化角閃石に近く，常に黒色反応縁を有する。多色性は著しくX＝帯褐黄色，Y＝黄褐色，Z＝帯黄褐色またはX＝黄色，Y＝帯緑黄褐色，Z＝褐色。斜長石は大形斑晶には常に著しい塵狀包裹物が見られるが，小形斑晶および大形斑晶外縁部は大体において清透である。また結晶の中核部は累帯構造を示すことが稀で，ほとんど一様の化学成分よりなりAn81～72%であるが，外縁に近い部分は化学成分の変化がはなはだしく，著しい波動累帯構造を示しAn79～54%である。石基ハイアロピリティック組織で淡褐色の玻璃を有する。斜長石・輝石および磁鉄鉱等の微晶に富むが，石基輝石は斜方輝石および単斜輝石の両種よりなる。\n淡青黒色の石基中に長さ2.5mm以下の有色鉱物および長さ1.5mm以下の斜長石のそれぞれの斑晶が斑狀に散在している。\n紫蘇輝石・普通輝石および斜長石。微斑晶として少量の角閃石を伴う。紫蘇輝石は自形柱狀を呈し，おおむね淡緑褐色で多色性は著しくない。光学恒数はβ＝1.707～1.708，2V＝(-)59°。普通輝石は淡緑褐色・自形を呈し，多色性はほとんど認められない。光学恒数はβ＝1.707～1.709，2V＝(+)52～59°。角閃石は前2者に比較すれば著しく少量かつ小形であり，いわゆる褐色角閃石でむしろ酸化角閃石に近く，常に黒色反応縁を有する。多色性は著しくX＝帯褐黄色，Y＝黄褐色，Z＝帯黄褐色またはX＝黄色，Y＝帯緑黄褐色，Z＝褐色。斜長石は大形斑晶には常に著しい塵狀包裹物が見られるが，小形斑晶および大形斑晶外縁部は大体において清透である。また結晶の中核部は累帯構造を示すことが稀で，ほとんど一様の化学成分よりなりAn81～72%であるが，外縁に近い部分は化学成分の変化がはなはだしく，著しい波動累帯構造を示しAn79～54%である。\nハイアロピリティック組織で淡褐色の玻璃を有する。斜長石・輝石および磁鉄鉱等の微晶に富むが，石基輝石は斜方輝石および単斜輝石の両種よりなる。\n淡青黒色の石基中に長さ2.5mm以下の有色鉱物および長さ1.5mm以下の斜長石のそれぞれの斑晶が斑狀に散在している。\n淡青黒色の石基中に長さ2.5mm以下の有色鉱物および長さ1.5mm以下の斜長石のそれぞれの斑晶が斑狀に散在している。\n紫蘇輝石・普通輝石および斜長石。微斑晶として少量の角閃石を伴う。紫蘇輝石は自形柱狀を呈し，おおむね淡緑褐色で多色性は著しくない。光学恒数はβ＝1.707～1.708，2V＝(-)59°。普通輝石は淡緑褐色・自形を呈し，多色性はほとんど認められない。光学恒数はβ＝1.707～1.709，2V＝(+)52～59°。角閃石は前2者に比較すれば著しく少量かつ小形であり，いわゆる褐色角閃石でむしろ酸化角閃石に近く，常に黒色反応縁を有する。多色性は著しくX＝帯褐黄色，Y＝黄褐色，Z＝帯黄褐色またはX＝黄色，Y＝帯緑黄褐色，Z＝褐色。斜長石は大形斑晶には常に著しい塵狀包裹物が見られるが，小形斑晶および大形斑晶外縁部は大体において清透である。また結晶の中核部は累帯構造を示すことが稀で，ほとんど一様の化学成分よりなりAn81～72%であるが，外縁に近い部分は化学成分の変化がはなはだしく，著しい波動累帯構造を示しAn79～54%である。\n紫蘇輝石・普通輝石および斜長石。微斑晶として少量の角閃石を伴う。\n紫蘇輝石は自形柱狀を呈し，おおむね淡緑褐色で多色性は著しくない。光学恒数はβ＝1.707～1.708，2V＝(-)59°。\n普通輝石は淡緑褐色・自形を呈し，多色性はほとんど認められない。光学恒数はβ＝1.707～1.709，2V＝(+)52～59°。\n角閃石は前2者に比較すれば著しく少量かつ小形であり，いわゆる褐色角閃石でむしろ酸化角閃石に近く，常に黒色反応縁を有する。多色性は著しくX＝帯褐黄色，Y＝黄褐色，Z＝帯黄褐色またはX＝黄色，Y＝帯緑黄褐色，Z＝褐色。\n斜長石は大形斑晶には常に著しい塵狀包裹物が見られるが，小形斑晶および大形斑晶外縁部は大体において清透である。また結晶の中核部は累帯構造を示すことが稀で，ほとんど一様の化学成分よりなりAn81～72%であるが，外縁に近い部分は化学成分の変化がはなはだしく，著しい波動累帯構造を示しAn79～54%である。\nハイアロピリティック組織で淡褐色の玻璃を有する。斜長石・輝石および磁鉄鉱等の微晶に富むが，石基輝石は斜方輝石および単斜輝石の両種よりなる。\nハイアロピリティック組織で淡褐色の玻璃を有する。斜長石・輝石および磁鉄鉱等の微晶に富むが，石基輝石は斜方輝石および単斜輝石の両種よりなる。\n含普通輝石-角閃石-紫蘇輝石安山岩\n岩石淡灰青色石基中に長さ1.5mm内外の有色鉱物の黒色斑晶および斜長石の白色斑晶が散点しているが，概して淡色で有色鉱物も少量である。斑晶角閃石・紫蘇輝石および斜長石。微斑晶として少量の普通輝石を伴う。角閃石は柱狀自形を呈しいわゆる褐色角閃石で，著しくオパサイト化されている。すなわち外縁は黒色縁で包まれ，内部はほとんど輝石と磁鉄鉱とに分解されて角閃石を残していないものが多い。また捕獲岩中の紫蘇輝石を交代して生成していることがある。多色性は著しくX＝淡黄緑色，Y＝淡褐色，Z＝褐色である。紫蘇輝石は自形柱狀で淡緑褐色を呈し，多色性は著しくない。光学恒数はβ＝1.707～1.709，2V＝(-)58～61°。普通輝石はやや熔融せられ淡緑褐色で，多色性はほとんど認めない。β＝1.705～1.710，2V＝n.d。斜長石は柱狀自形でおおむね清透であって累帯構造は著しくないが，外縁に近い部分に著しい反覆累帯構造を示すものがある。石基ピロタキシティック組織で玻璃は認めない。石基輝石は斜方輝石のみよりなる。鏡下における微小な空隙中にパーガス石および金雲母が生成している。\n淡灰青色石基中に長さ1.5mm内外の有色鉱物の黒色斑晶および斜長石の白色斑晶が散点しているが，概して淡色で有色鉱物も少量である。\n角閃石・紫蘇輝石および斜長石。微斑晶として少量の普通輝石を伴う。角閃石は柱狀自形を呈しいわゆる褐色角閃石で，著しくオパサイト化されている。すなわち外縁は黒色縁で包まれ，内部はほとんど輝石と磁鉄鉱とに分解されて角閃石を残していないものが多い。また捕獲岩中の紫蘇輝石を交代して生成していることがある。多色性は著しくX＝淡黄緑色，Y＝淡褐色，Z＝褐色である。紫蘇輝石は自形柱狀で淡緑褐色を呈し，多色性は著しくない。光学恒数はβ＝1.707～1.709，2V＝(-)58～61°。普通輝石はやや熔融せられ淡緑褐色で，多色性はほとんど認めない。β＝1.705～1.710，2V＝n.d。斜長石は柱狀自形でおおむね清透であって累帯構造は著しくないが，外縁に近い部分に著しい反覆累帯構造を示すものがある。\nピロタキシティック組織で玻璃は認めない。石基輝石は斜方輝石のみよりなる。鏡下における微小な空隙中にパーガス石および金雲母が生成している。\n淡灰青色石基中に長さ1.5mm内外の有色鉱物の黒色斑晶および斜長石の白色斑晶が散点しているが，概して淡色で有色鉱物も少量である。\n淡灰青色石基中に長さ1.5mm内外の有色鉱物の黒色斑晶および斜長石の白色斑晶が散点しているが，概して淡色で有色鉱物も少量である。\n角閃石・紫蘇輝石および斜長石。微斑晶として少量の普通輝石を伴う。角閃石は柱狀自形を呈しいわゆる褐色角閃石で，著しくオパサイト化されている。すなわち外縁は黒色縁で包まれ，内部はほとんど輝石と磁鉄鉱とに分解されて角閃石を残していないものが多い。また捕獲岩中の紫蘇輝石を交代して生成していることがある。多色性は著しくX＝淡黄緑色，Y＝淡褐色，Z＝褐色である。紫蘇輝石は自形柱狀で淡緑褐色を呈し，多色性は著しくない。光学恒数はβ＝1.707～1.709，2V＝(-)58～61°。普通輝石はやや熔融せられ淡緑褐色で，多色性はほとんど認めない。β＝1.705～1.710，2V＝n.d。斜長石は柱狀自形でおおむね清透であって累帯構造は著しくないが，外縁に近い部分に著しい反覆累帯構造を示すものがある。\n角閃石・紫蘇輝石および斜長石。微斑晶として少量の普通輝石を伴う。\n角閃石は柱狀自形を呈しいわゆる褐色角閃石で，著しくオパサイト化されている。すなわち外縁は黒色縁で包まれ，内部はほとんど輝石と磁鉄鉱とに分解されて角閃石を残していないものが多い。また捕獲岩中の紫蘇輝石を交代して生成していることがある。多色性は著しくX＝淡黄緑色，Y＝淡褐色，Z＝褐色である。\n紫蘇輝石は自形柱狀で淡緑褐色を呈し，多色性は著しくない。光学恒数はβ＝1.707～1.709，2V＝(-)58～61°。\n普通輝石はやや熔融せられ淡緑褐色で，多色性はほとんど認めない。β＝1.705～1.710，2V＝n.d。\n斜長石は柱狀自形でおおむね清透であって累帯構造は著しくないが，外縁に近い部分に著しい反覆累帯構造を示すものがある。\nピロタキシティック組織で玻璃は認めない。石基輝石は斜方輝石のみよりなる。鏡下における微小な空隙中にパーガス石および金雲母が生成している。\nピロタキシティック組織で玻璃は認めない。石基輝石は斜方輝石のみよりなる。鏡下における微小な空隙中にパーガス石および金雲母が生成している。\n紫蘇輝石-角閃石石英安山岩\n見晴山熔岩\n岩石斑晶組織を呈し灰青色で，やや玻璃質の石基中に，長さ3mm以下の有色鉱物の黒色斑晶および斜長石の白色斑晶が散在しており，流狀構造を示すこともある。斑晶紫蘇輝石・角閃石および斜長石紫蘇輝石は自形を呈し多色性はX＝淡紅色，Y＝淡緑褐色，Z＝淡緑色であって磁鉄鉱その他の包裹物が少ない。β＝1.713，2V＝(-)64°。角閃石は自形を呈しいわゆる緑色角閃石で多色性は著しい。X＝帯緑黄色，Y＝黄緑色，Z＝緑色。石基が玻璃質の場合にはオパサイト化作用を受けていないが，結晶質の場合にはオパサイト化されている。β＝1.670，2V＝(-)79°。斜長石は概して清透であって，塵狀包裹物がほとんど認められない。化学成分はAn85～57%であって，岩石の珪酸量が70.9%であるのに比し著しくAnに富む。著しい波動累帯構造を呈すが，化学成分の変化は著しくなく，全体としてAn%の少ない方へ変化する。石基結晶度は一様ではなく玻璃質で流狀構造を呈する部分もあり，また結晶質の部分もある。斜長石は短冊狀または拍木狀をなしAn45～35%である。石基有色鉱物は角閃石で自形柱狀を呈する。\n斑晶組織を呈し灰青色で，やや玻璃質の石基中に，長さ3mm以下の有色鉱物の黒色斑晶および斜長石の白色斑晶が散在しており，流狀構造を示すこともある。\n紫蘇輝石・角閃石および斜長石紫蘇輝石は自形を呈し多色性はX＝淡紅色，Y＝淡緑褐色，Z＝淡緑色であって磁鉄鉱その他の包裹物が少ない。β＝1.713，2V＝(-)64°。角閃石は自形を呈しいわゆる緑色角閃石で多色性は著しい。X＝帯緑黄色，Y＝黄緑色，Z＝緑色。石基が玻璃質の場合にはオパサイト化作用を受けていないが，結晶質の場合にはオパサイト化されている。β＝1.670，2V＝(-)79°。斜長石は概して清透であって，塵狀包裹物がほとんど認められない。化学成分はAn85～57%であって，岩石の珪酸量が70.9%であるのに比し著しくAnに富む。著しい波動累帯構造を呈すが，化学成分の変化は著しくなく，全体としてAn%の少ない方へ変化する。\n結晶度は一様ではなく玻璃質で流狀構造を呈する部分もあり，また結晶質の部分もある。斜長石は短冊狀または拍木狀をなしAn45～35%である。石基有色鉱物は角閃石で自形柱狀を呈する。\n斑晶組織を呈し灰青色で，やや玻璃質の石基中に，長さ3mm以下の有色鉱物の黒色斑晶および斜長石の白色斑晶が散在しており，流狀構造を示すこともある。\n斑晶組織を呈し灰青色で，やや玻璃質の石基中に，長さ3mm以下の有色鉱物の黒色斑晶および斜長石の白色斑晶が散在しており，流狀構造を示すこともある。\n紫蘇輝石・角閃石および斜長石紫蘇輝石は自形を呈し多色性はX＝淡紅色，Y＝淡緑褐色，Z＝淡緑色であって磁鉄鉱その他の包裹物が少ない。β＝1.713，2V＝(-)64°。角閃石は自形を呈しいわゆる緑色角閃石で多色性は著しい。X＝帯緑黄色，Y＝黄緑色，Z＝緑色。石基が玻璃質の場合にはオパサイト化作用を受けていないが，結晶質の場合にはオパサイト化されている。β＝1.670，2V＝(-)79°。斜長石は概して清透であって，塵狀包裹物がほとんど認められない。化学成分はAn85～57%であって，岩石の珪酸量が70.9%であるのに比し著しくAnに富む。著しい波動累帯構造を呈すが，化学成分の変化は著しくなく，全体としてAn%の少ない方へ変化する。\n紫蘇輝石・角閃石および斜長石\n紫蘇輝石は自形を呈し多色性はX＝淡紅色，Y＝淡緑褐色，Z＝淡緑色であって磁鉄鉱その他の包裹物が少ない。β＝1.713，2V＝(-)64°。\n角閃石は自形を呈しいわゆる緑色角閃石で多色性は著しい。X＝帯緑黄色，Y＝黄緑色，Z＝緑色。石基が玻璃質の場合にはオパサイト化作用を受けていないが，結晶質の場合にはオパサイト化されている。β＝1.670，2V＝(-)79°。\n斜長石は概して清透であって，塵狀包裹物がほとんど認められない。化学成分はAn85～57%であって，岩石の珪酸量が70.9%であるのに比し著しくAnに富む。著しい波動累帯構造を呈すが，化学成分の変化は著しくなく，全体としてAn%の少ない方へ変化する。\n結晶度は一様ではなく玻璃質で流狀構造を呈する部分もあり，また結晶質の部分もある。斜長石は短冊狀または拍木狀をなしAn45～35%である。石基有色鉱物は角閃石で自形柱狀を呈する。\n結晶度は一様ではなく玻璃質で流狀構造を呈する部分もあり，また結晶質の部分もある。斜長石は短冊狀または拍木狀をなしAn45～35%である。石基有色鉱物は角閃石で自形柱狀を呈する。\n地蔵岳熔岩\n岩石灰青色石基中に長さ3mm以下の有色鉱物および斜長石の斑晶が散在している。斑晶紫蘇輝石・角閃石および斜長石。紫蘇輝石は自形を呈しβ＝1.706である。角閃石は自形を呈しいわゆる緑色角閃石で多色性は著しい。X＝灰黄色，Y＝黄色Z＝帯褐緑色。外縁に黒色縁を有し，その内部は著しくオパサイト化されている。β＝1.672。斜長石は自形柱狀を呈し清透である。石基ほとんど完晶質で，石基有色鉱物は斜方輝石のみである。斜長石は拍木狀をなしAn40～35%である。\n灰青色石基中に長さ3mm以下の有色鉱物および斜長石の斑晶が散在している。\n紫蘇輝石・角閃石および斜長石。紫蘇輝石は自形を呈しβ＝1.706である。角閃石は自形を呈しいわゆる緑色角閃石で多色性は著しい。X＝灰黄色，Y＝黄色Z＝帯褐緑色。外縁に黒色縁を有し，その内部は著しくオパサイト化されている。β＝1.672。斜長石は自形柱狀を呈し清透である。\nほとんど完晶質で，石基有色鉱物は斜方輝石のみである。斜長石は拍木狀をなしAn40～35%である。\n灰青色石基中に長さ3mm以下の有色鉱物および斜長石の斑晶が散在している。\n灰青色石基中に長さ3mm以下の有色鉱物および斜長石の斑晶が散在している。\n紫蘇輝石・角閃石および斜長石。紫蘇輝石は自形を呈しβ＝1.706である。角閃石は自形を呈しいわゆる緑色角閃石で多色性は著しい。X＝灰黄色，Y＝黄色Z＝帯褐緑色。外縁に黒色縁を有し，その内部は著しくオパサイト化されている。β＝1.672。斜長石は自形柱狀を呈し清透である。\n紫蘇輝石・角閃石および斜長石。\n紫蘇輝石は自形を呈しβ＝1.706である。\n角閃石は自形を呈しいわゆる緑色角閃石で多色性は著しい。X＝灰黄色，Y＝黄色Z＝帯褐緑色。外縁に黒色縁を有し，その内部は著しくオパサイト化されている。β＝1.672。\n斜長石は自形柱狀を呈し清透である。\nほとんど完晶質で，石基有色鉱物は斜方輝石のみである。斜長石は拍木狀をなしAn40～35%である。\nほとんど完晶質で，石基有色鉱物は斜方輝石のみである。斜長石は拍木狀をなしAn40～35%である。\n長七郎山熔岩\n岩石斑狀組織を呈し，灰青色緻密な石基中に，長さ3mm以下の有色鉱物および長さ1.5mm内外の斜長石の斑晶が散点する。斑晶紫蘇輝石・角閃石および斜長石。紫蘇輝石は自形を呈しβ＝1.708，2V＝(-)59°。角閃石は自形を呈しいわゆる緑色角閃石で多色性は著しく，またオパサイト化されている。β＝1.673，2V＝(-)72°。斜長石は柱狀自形を呈し清透で累帯構造が著しい。石基ハイアロピリティック組織で紫蘇輝石・斜長石および磁鉄鉱等よりなる。\n斑狀組織を呈し，灰青色緻密な石基中に，長さ3mm以下の有色鉱物および長さ1.5mm内外の斜長石の斑晶が散点する。\n紫蘇輝石・角閃石および斜長石。紫蘇輝石は自形を呈しβ＝1.708，2V＝(-)59°。角閃石は自形を呈しいわゆる緑色角閃石で多色性は著しく，またオパサイト化されている。β＝1.673，2V＝(-)72°。斜長石は柱狀自形を呈し清透で累帯構造が著しい。\nハイアロピリティック組織で紫蘇輝石・斜長石および磁鉄鉱等よりなる。\n斑狀組織を呈し，灰青色緻密な石基中に，長さ3mm以下の有色鉱物および長さ1.5mm内外の斜長石の斑晶が散点する。\n斑狀組織を呈し，灰青色緻密な石基中に，長さ3mm以下の有色鉱物および長さ1.5mm内外の斜長石の斑晶が散点する。\n紫蘇輝石・角閃石および斜長石。紫蘇輝石は自形を呈しβ＝1.708，2V＝(-)59°。角閃石は自形を呈しいわゆる緑色角閃石で多色性は著しく，またオパサイト化されている。β＝1.673，2V＝(-)72°。斜長石は柱狀自形を呈し清透で累帯構造が著しい。\n紫蘇輝石・角閃石および斜長石。\n紫蘇輝石は自形を呈しβ＝1.708，2V＝(-)59°。\n角閃石は自形を呈しいわゆる緑色角閃石で多色性は著しく，またオパサイト化されている。β＝1.673，2V＝(-)72°。\n斜長石は柱狀自形を呈し清透で累帯構造が著しい。\nハイアロピリティック組織で紫蘇輝石・斜長石および磁鉄鉱等よりなる。\nハイアロピリティック組織で紫蘇輝石・斜長石および磁鉄鉱等よりなる。\nなお本熔岩中2カ所に，岩脈狀をなして玻璃質の岩石を産する。これは肉眼では灰青色玻璃質の石基中に，長さ2.5mm以下の黒色および白色斑晶が散在している。鏡下では斑晶は紫蘇輝石・角閃石および斜長石よりなり，石基は玻璃質で斜方輝石・斜長石および磁鉄鉱等の微晶が散在している。\n浮石\n本火山区域のほとんど至る所で浮石層が見出され，黒檜山や鈴ヶ岳の頂上においてさえも認められる。浮石層は凝結されていないので移動し易く，かならずしも堆積当時の厚さを示していないが，特に本火山東方および北方区域に著しく，花見原東方附近および二本楢附近では，厚さ約1mの層をなして分布している個所があり，時には2mに達する。その分布区域は広く，北方では沼田台地から東村穴原附近にまで，東方では足尾線水沼駅附近にまでおよんでいる。南方および西方でも所々に見出されるがそれほど広範囲ではない。沼田台地においては，台地を構成している礫層の上部に横たわるローム層の上位に載っているので，その噴出時期は比較的近代と思われる。その大さはクルミ大～小豆大であって，稀に拳大のものがある。灰白色・多孔質の石基中に長さ2mm以下の有色鉱物の長柱狀黒色斑晶が顕著に散在している。\n鏡下に検するに，斑狀構造を呈し斑晶は紫蘇輝石・角閃石および斜長石よりなる。\n紫蘇輝石は自形を呈し多色性はやや著しく，磁鉄鉱等の包裹物は少ない。角閃石は自形を呈し，オパサイト縁は有しない。いわゆる緑色角閃石に属し著しい多色性を有する。斜長石は自形柱狀であるが，破砕されているものが多く，清透で著しい累帯構造を有する。\n石基は浮石構造を呈する玻璃よりなり，そのなかに斜方輝石・角閃石および斜長石の破砕片および微晶等が散在し，ほぼ球狀の微小な空隙が頗る発達している。\nなお本図幅南西隅附近にも浮石層が発達し，利根川および吾妻川の河岸の断崖でみると，0.8～1.0mの浮石層がローム層および腐植土の上部に層をなして広く分布しており，また白郷井村加生部落附近でも厚さ1mに達する場所があるが，これらは恐らく榛名火山より飛来したものと考えられている。\n火山砕屑岩類\n外輪山を構成する凝灰角礫岩は，やや稜角のあるいわゆる輝石安山岩の人頭大以下の塊片を火山灰で凝結したものであって，粗鬆で黝色を呈し，崩壊し易く，風化すれば赤褐色となる。山体のほとんど大部分を構成し，特に山体建設の初・中期に多く，しばしば厚さ1～数mの熔岩を挟んでいる。\n山頂カルデラ中にある長七郎熔岩の下部に見出される凝灰角礫岩は，いわゆる角閃安山岩の小豆大以下の角礫を火山灰で凝結したもので，孔隙に富んでいる。後火山作用により脱色せられ，全体が純白色を呈しており，小沼の流出口附近に層理を示してよく露出している。ここではその走向および傾斜は，N60°Wおよび12°Sである。\n湖成層\n赤城山頂大沼の湖岸の周辺所々，例えば沼尻（大沼流出口）附近，小鳥ヶ島附近および大洞（赤城神社のある場所）等において，大豆大（稀にクルミ大）以下の礫を含む砂・細砂および粘土等の互層よりなる淡褐色の堆積物があり，ほぼ水平の層理を示すが偽層を示す部分もある。この堆積物の最高位は現在の湖面よりも少なくとも約8m高位にあって，往時大沼の水位は現在よりも高く，その面積も覚満淵（赤城神社南東方の湿地）をも含めていたものと想像される。\nまた銚子の伽藍と小沼との中間にも，同様の堆積物が認められる。本層は軟弱で砂・細砂・粘土およびそれらの互層等よりなり，稀に拳大の礫を有するが，整然とした層理を有しほとんど水平であって，銚子の伽藍附近のみは緩く褶曲している。本層の厚さは少なくとも100mあって，そのなかに深い峡谷が刻まれているが，その上部は次第に火山礫および火山砂に富むようになる。本層は長七郎山火山砕屑岩の下位に位し，前記の大沼周辺の堆積物と連続しているものと推察される。\n火山岩の化学成分\n本火山各種熔岩の代表的産地を選び，化学分析をした結果は表（次頁）の如くである。これらの値を本邦火山岩平均成分に比較すると，本火山熔岩は著しくAl2O3に富み，またMgOが多く，CaOおよびK2Oそして特にNa2Oが少ない特徴を有する。\n晶洞鉱物\n山頂のカルデラの環壁の西外側に特異な山容を示して聳えている鈴ヶ岳は，灰白色・緻密な両輝石安山岩よりなるドームであるが，本熔岩中に局部的に晶洞の著しく発達した部分が認められる。\n晶洞はほぼ球狀をなし直径は4mm以下で，鱗珪石・普通輝石・パーガス石・金雲母・チタン鉄鉱・方沸石および方解石がそのなかに生成している。鱗珪石は清透でその晶癖に六角板狀のものと楔狀のものとがある。普通輝石は長さ1mm以下のやや扁平な草緑色柱狀結晶で，2V＝(+)60°，c∧Z＝41°，β＝1.692およびρ＞ν，X＝淡緑色，Y＝淡褐緑色およびZ＝淡緑色で，微弱な多色性が認められ，エヂル輝石に近い化学成分を有するものと考えられる。パーガス石は長さ1mm以下の褐色柱狀結晶で，2V＝(+)83°，c∧Z＝23°，β＝1.647およびρ＞ν，X＝淡灰褐色，Y＝淡褐色およびZ＝淡緑褐色で多色性は著しい。金雲母は淡黄褐色・薄板狀結晶で2V≒0，β＝1.581およびY≓Z＝淡黄色である。チタン鉄鉱は鉄黒色・不透明な板狀結晶であって，上記諸鉱物はいずれも良好な結晶形を示している。方沸石および方解石は極めて微細で風化生成物である。\nなお，鈴ヶ岳の直ぐ南西方にドームをなして聳えるコフタ山の熔岩中にも，孔隙中に金雲母が認められる。また鈴ヶ岳の直ぐ東方の沼尾川河岸に露出する熔岩は外輪山熔岩であるが，その孔隙中にパーガス石・金雲母等が見られる。しかしいずれも著しくない。利根川沿岸の白郷井村桜木部落の北方約1.3kmにあるトンネルの南側出口附近に露出する子持火山熔岩中の孔隙に，パーガス石および鱗珪石が認められる。\n（分析者 地質調査所 安藤武技官）","blocks":[{"type":"heading","depth":1,"text":"II.3 赤城火山","id":"sec-2-3"},{"type":"section-title","text":"火山の構造"},{"type":"paragraph","text":"赤城火山の基盤の地質を概観すると，東半部と西半部とでは著しい相違が見られる。すなわち東半部では古生界および中生界とこれらを貫ぬく超塩基性岩・斑糲岩質岩石および花崗斑岩等の深成岩や，それらの削剝面を被う比較的旧期の火山岩類等が分布しているが，西半部では第三系およびそれを被う新期火山岩類が広く分布している。両者の境界を考えると，旧期岩石の南西限は桐生市（図幅外）北方の山地から大間々町（図幅外）を経て本図幅区域内に入り，本火山南側山腹の不動滝附近を通り，利南村貝野瀬部落の北方山地（図幅外）におよんでいる。これは著しい構造線を示すものと推察されるが，この構造線と高原および男体両火山を経て赤城火山におよび，榛名および浅間両火山に連る那須火山帯との交会点に赤城火山が噴起したものと考えられる。赤城火山は輝石安山岩の熔岩および凝灰角礫岩によって成層した截頭円錐形の外輪山，その上にある数個の寄生火山，前述の深山カルデラ内の4個の中央火口丘および山頂カルデラ内にある角閃安山岩よりなる3個の中央火口丘等よりなっている。山頂カルデラ内にある3個の中央火口丘はN50°Wの方向に1列に並んでいて，地下に構造線の存在が予想されるが，この方向は前述の基盤岩の構造線の方向にほぼ一致する。深山カルデラの内部の鈴ヶ岳・コフタ山およびキズ山を連ねるN60°Eの方向には3個の中央火口丘が1列に並んでおり，さらにこの方向の延長に寄生火山の小黒檜山がある。また寄生火山の荒山および鍋割山を連ねる方向もN55°Eであって，いずれも那須火山帯の方向にほぼ一致する。また基盤岩の古生界および中生界中に断層が多いが，そのほとんど全部の走向はこの方向である。すなわち本火山には上記2方向の構造線の存在が推察されるが，本火山山体にはこの2構造線のうち，初めにN60°Eの方向が現われたことは注意を要する。"},{"type":"paragraph","text":"本火山において基盤岩の最高位置は，南部の不動滝附近では海抜約800m，北部では赤城根村大洞部落附近で海抜約900mであり，東部では花見原北部附近で海抜約1,100mであるが，本火山最高点の黒檜山頂が海抜1,828mであるから，本火山の山体はかならずしも厚いものではない。外輪山建設の初・中期においては，爆発力が極めて旺盛であったので，凝灰角礫岩を厚く堆積し，しばしば少量の熔岩を流出したが，後期には主として熔岩を流出した。既述の如く当時の火口は少なくとも現在の黒檜山頂よりも高位置にあったと老えられ，主として東方に熔岩を流出したが，これとともに火口附近の山体の中腹からも所々から熔岩を流出し，現在見られる寄生火山を生成した。深山カルデラの生成はその中央火口丘の岩質から考え，山頂カルデラの生成よりも旧期のものであることは疑を容れない。その後比較的長年月の経過があって，山頂カルデラの内部に3個の中央火口丘が建設された。"},{"type":"paragraph","text":"黒檜山および駒ヶ岳（黒檜山頂の南方約1kmの高地）は，外輪山の環壁をなし往時の火口壁であるが，相当侵蝕作用を受け現今では後退している。少なくとも数枚の熔岩が重なっており，東方に流出したが，しばしば凝灰角礫岩層を挟んでいる。熔岩は両輝石安山岩・含普通輝石-紫蘇輝石安山岩および紫蘇輝石安山岩等よりなる。猫岩（黒檜山西側の2個の岩脈のうち上方のもの）その他の小岩脈がみられるが，両輝石安山岩または含普通輝石-紫蘇輝-石安山岩よりなる。鍬柄山（西部環壁の1,562m高地）および出張山（鍬柄山の沼尾川を隔てた対岸の高地）は外輪山環壁の一部で，その熔岩は含角閃石-両輝石安山岩および含普通輝石-角閃石-紫蘇輝石安山岩であって，その最上部は含普通輝石-角閃石-紫蘇輝石安山岩質の火山角礫岩である。銚子の伽藍附近の外輪山の環壁の熔岩も，含角閃石-両輝石安山岩である。外輪山山体を構成する凝灰角礫岩層中に挟在する熔岩は，赤城根村大洞附近を除けばほとんど両輝石安山岩または含普通輝石-紫蘇輝石安山岩である。荒山は寄生火山でその山容の如く熔岩は上下2枚にわけられ，上部は含普通輝石-紫蘇輝石安山岩，下部は両輝石安山岩である。鍋割山も寄生火山で熔岩は少なくとも上下2枚にわけられ，上部は両輝石安山岩で下部は含普通輝石-紫蘇輝石安山岩である。小黒檜山は寄生火山で両輝石安山岩よりなる。枠戸谷山は寄生火山で両輝石安山岩よりなる。船ヶ原山も寄生火山で紫蘇輝石安山岩よりなる。なお，船ヶ原山附近の外輪山山体の凝灰角礫岩層中に挟在する熔岩は，ほとんど紫蘇輝石安山岩である。鈴ヶ岳は典型的なドームで両輝石安山岩よりなり，著しく柱狀節理が発達し南部では断崖をなして岩体が露出している。コフタ山もドームをなし含角閃石-両輝石安山岩よりなる。深山カルデラ中の他の2個の中央火口丘は，いずれも両輝石安山岩よりなる。長七郎山・見晴山および地蔵岳は山頂カルデラ中にある中央火口丘で，いずれも紫蘇輝石-角閃石石英安山岩よりなる。長七郎山は火口を有し下方に同岩質の凝灰角礫岩層があり，また熔岩中に2本の玻璃質の岩脈が走っている。見晴山は低平な台地狀をなすが熔岩の流動した痕がみられ，地獄谷の南側まで延びている。地蔵岳は典型的なドームをなして高く聳え，3者中最後期の生成である。"},{"type":"section-title","text":"熔岩の記載"},{"type":"paragraph","text":"本火山の外輪山はいわゆる輝石安山岩の熔岩および凝灰角礫岩よりなる成層火山で，その上に多くの寄生火山を伴っており，また深山カルデラ内の中央火口丘も輝石安山岩よりなる。山頂カルデラ内部にある3個の中央火口丘は，いわゆる角閃安山岩の熔岩よりなり，長七郎山では少量の凝灰角礫岩を伴っている。"},{"type":"paragraph","text":"いわゆる輝石安山岩の熔岩は次の如く分類される。"},{"type":"paragraph","text":"① 両輝石安山岩（斑晶橄欖石を有するものがある）"},{"type":"paragraph","text":"② 含普通輝石-紫蘇輝石安山岩（斑晶橄欖石を有するものがある）"},{"type":"paragraph","text":"③ 紫蘇輝石安山岩"},{"type":"paragraph","text":"④ 含角閃石-両輝石安山岩"},{"type":"paragraph","text":"⑤ 含普通輝石-角閃石-紫蘇輝石安山岩"},{"type":"paragraph","text":"上記各種岩石は入混って分布しているので，熔岩の噴出順序とその種類との間には著しい関係は認められないが，大体の傾向として①および②は山体建設の初・中期のもので，火山区域全体にわたって見出される。③は中期のものでかつ本火山中部から北部にかけて多い。輝石安山岩中では，外輪山熔岩でも寄生火山熔岩でもまた深山カルデラ内中央火口丘熔岩でも同種の岩石は，岩石の外観・組織および造岩鉱物の諸性質等に著しい差違が認められないので，同種の岩石は一括して本文中に記載したが，地質図上では斑晶の大さ，斑晶対石基の量比，石基輝石の種類等によってさらに細分して示してある。"},{"type":"paragraph","text":"いわゆる角閃安山岩の熔岩はいずれも次記の岩石である。"},{"type":"paragraph","text":"⑥ 紫蘇輝石-角閃石石英安山岩"},{"type":"section-title","text":"両輝石安山岩（斑晶橄欖石を有するものがある）"},{"type":"list-item","text":"岩石斑狀組織を呈し灰青黒色，緻密な石基中に輝石および斜長石の斑晶が顕著にみられる。両鉱物とも通常は長さ2mm以下であるが，時には4mmに達することがある。斑晶普通輝石・紫蘇輝石および斜長石，稀に橄欖石。普通輝石は自形またはやや熔融されていて，（100）双晶が普通に認められる。極めて稀に単斜輝石の反応縁を有するものがある。多色性はほとんど認めない。X＝淡緑色，Y＝淡褐緑色，Z＝淡緑色。主屈折率βおよび光軸角は次の範囲である。β＝1.702～1.708，2V＝(+)43～54°である。紫蘇輝石は柱狀自形で，時にはやや熔融されている。稀に単斜輝石の反応縁を有し，また貫入双晶をなすものが少なくない。しばしば正または逆の累帯構造が認められ，稀に波動消光を示すものがある。磁鉄鉱を包裹することが著しい。多色性は顕著ではない。X＝淡紅色，Y＝淡緑褐色，Z＝淡緑色。光学恒数の範囲はβ＝1.708～1.713，2V＝56～64°である。斜長石は柱狀自形を呈するが，一般に累帯構造を示すことが少なく，ほとんど示さぬ場合も稀ではない。この場合の化学成分はAn84～65%である。累帯構造を示す場合でも内核は常に一様の化学成分よりなり外縁部にのみ僅かに見出されるに過ぎず，かつ常に簡単な正累帯構造をなし，内核部はAn85～75%，外縁部はAn74～37%である。本火山の特性として斜長石は塵狀包裹物を有することが多く，常に多少汚濁していて清透のものは少ない。また歪を受け波動消光を示すものも少なくない。橄欖石は鏡下ではほとんど無色でやや明瞭な劈開があり，しばしばイディングス石に変化している。ほとんど常に斑晶紫蘇輝石によって包囲されており，微小不定形の磁鉄鉱が橄欖石の部分から外方へ放射狀に発達している。また極めて稀に単斜輝石の反応縁に包まれていることもある。斑晶紫蘇輝石に包囲された橄欖石は2V＝(-)76～82°である。石基ピロタキシティックまたはハイアロピリティック組織で結晶度は高く，通常は完晶質またはほとんど完晶質で玻璃は極めて少ない。石基輝石は斜方・単斜両輝石よりなるものがもっとも多く，単斜輝石のみよりなるものがこれに次ぎ，紫蘇輝石のみよりなるものは極めて稀である。斜長石は析木狀でアルバイト双晶を示しAn60～45%である。しばしば孔隙またはその附近の石基中に方珪石および鱗珪石が認められることがある。方珪石は特徴ある屋根瓦の集合狀をなし，石基中で他鉱物の間を充塡したりまたは孔隙中に生成している。鱗珪石は孔隙周辺の石基中から長柱狀自形をなして孔隙中へ突出したり，また楔狀の結晶形で孔隙壁に附着している。"},{"type":"list-item","text":"斑狀組織を呈し灰青黒色，緻密な石基中に輝石および斜長石の斑晶が顕著にみられる。両鉱物とも通常は長さ2mm以下であるが，時には4mmに達することがある。"},{"type":"list-item","text":"普通輝石・紫蘇輝石および斜長石，稀に橄欖石。普通輝石は自形またはやや熔融されていて，（100）双晶が普通に認められる。極めて稀に単斜輝石の反応縁を有するものがある。多色性はほとんど認めない。X＝淡緑色，Y＝淡褐緑色，Z＝淡緑色。主屈折率βおよび光軸角は次の範囲である。β＝1.702～1.708，2V＝(+)43～54°である。紫蘇輝石は柱狀自形で，時にはやや熔融されている。稀に単斜輝石の反応縁を有し，また貫入双晶をなすものが少なくない。しばしば正または逆の累帯構造が認められ，稀に波動消光を示すものがある。磁鉄鉱を包裹することが著しい。多色性は顕著ではない。X＝淡紅色，Y＝淡緑褐色，Z＝淡緑色。光学恒数の範囲はβ＝1.708～1.713，2V＝56～64°である。斜長石は柱狀自形を呈するが，一般に累帯構造を示すことが少なく，ほとんど示さぬ場合も稀ではない。この場合の化学成分はAn84～65%である。累帯構造を示す場合でも内核は常に一様の化学成分よりなり外縁部にのみ僅かに見出されるに過ぎず，かつ常に簡単な正累帯構造をなし，内核部はAn85～75%，外縁部はAn74～37%である。本火山の特性として斜長石は塵狀包裹物を有することが多く，常に多少汚濁していて清透のものは少ない。また歪を受け波動消光を示すものも少なくない。橄欖石は鏡下ではほとんど無色でやや明瞭な劈開があり，しばしばイディングス石に変化している。ほとんど常に斑晶紫蘇輝石によって包囲されており，微小不定形の磁鉄鉱が橄欖石の部分から外方へ放射狀に発達している。また極めて稀に単斜輝石の反応縁に包まれていることもある。斑晶紫蘇輝石に包囲された橄欖石は2V＝(-)76～82°である。"},{"type":"list-item","text":"ピロタキシティックまたはハイアロピリティック組織で結晶度は高く，通常は完晶質またはほとんど完晶質で玻璃は極めて少ない。石基輝石は斜方・単斜両輝石よりなるものがもっとも多く，単斜輝石のみよりなるものがこれに次ぎ，紫蘇輝石のみよりなるものは極めて稀である。斜長石は析木狀でアルバイト双晶を示しAn60～45%である。しばしば孔隙またはその附近の石基中に方珪石および鱗珪石が認められることがある。方珪石は特徴ある屋根瓦の集合狀をなし，石基中で他鉱物の間を充塡したりまたは孔隙中に生成している。鱗珪石は孔隙周辺の石基中から長柱狀自形をなして孔隙中へ突出したり，また楔狀の結晶形で孔隙壁に附着している。"},{"type":"list-item","text":"斑狀組織を呈し灰青黒色，緻密な石基中に輝石および斜長石の斑晶が顕著にみられる。両鉱物とも通常は長さ2mm以下であるが，時には4mmに達することがある。"},{"type":"block-title","text":"岩石"},{"type":"paragraph","text":"斑狀組織を呈し灰青黒色，緻密な石基中に輝石および斜長石の斑晶が顕著にみられる。両鉱物とも通常は長さ2mm以下であるが，時には4mmに達することがある。"},{"type":"list-item","text":"普通輝石・紫蘇輝石および斜長石，稀に橄欖石。普通輝石は自形またはやや熔融されていて，（100）双晶が普通に認められる。極めて稀に単斜輝石の反応縁を有するものがある。多色性はほとんど認めない。X＝淡緑色，Y＝淡褐緑色，Z＝淡緑色。主屈折率βおよび光軸角は次の範囲である。β＝1.702～1.708，2V＝(+)43～54°である。紫蘇輝石は柱狀自形で，時にはやや熔融されている。稀に単斜輝石の反応縁を有し，また貫入双晶をなすものが少なくない。しばしば正または逆の累帯構造が認められ，稀に波動消光を示すものがある。磁鉄鉱を包裹することが著しい。多色性は顕著ではない。X＝淡紅色，Y＝淡緑褐色，Z＝淡緑色。光学恒数の範囲はβ＝1.708～1.713，2V＝56～64°である。斜長石は柱狀自形を呈するが，一般に累帯構造を示すことが少なく，ほとんど示さぬ場合も稀ではない。この場合の化学成分はAn84～65%である。累帯構造を示す場合でも内核は常に一様の化学成分よりなり外縁部にのみ僅かに見出されるに過ぎず，かつ常に簡単な正累帯構造をなし，内核部はAn85～75%，外縁部はAn74～37%である。本火山の特性として斜長石は塵狀包裹物を有することが多く，常に多少汚濁していて清透のものは少ない。また歪を受け波動消光を示すものも少なくない。橄欖石は鏡下ではほとんど無色でやや明瞭な劈開があり，しばしばイディングス石に変化している。ほとんど常に斑晶紫蘇輝石によって包囲されており，微小不定形の磁鉄鉱が橄欖石の部分から外方へ放射狀に発達している。また極めて稀に単斜輝石の反応縁に包まれていることもある。斑晶紫蘇輝石に包囲された橄欖石は2V＝(-)76～82°である。"},{"type":"block-title","text":"斑晶"},{"type":"paragraph","text":"普通輝石・紫蘇輝石および斜長石，稀に橄欖石。"},{"type":"paragraph","text":"普通輝石は自形またはやや熔融されていて，（100）双晶が普通に認められる。極めて稀に単斜輝石の反応縁を有するものがある。多色性はほとんど認めない。X＝淡緑色，Y＝淡褐緑色，Z＝淡緑色。主屈折率βおよび光軸角は次の範囲である。β＝1.702～1.708，2V＝(+)43～54°である。"},{"type":"paragraph","text":"紫蘇輝石は柱狀自形で，時にはやや熔融されている。稀に単斜輝石の反応縁を有し，また貫入双晶をなすものが少なくない。しばしば正または逆の累帯構造が認められ，稀に波動消光を示すものがある。磁鉄鉱を包裹することが著しい。多色性は顕著ではない。X＝淡紅色，Y＝淡緑褐色，Z＝淡緑色。光学恒数の範囲はβ＝1.708～1.713，2V＝56～64°である。"},{"type":"paragraph","text":"斜長石は柱狀自形を呈するが，一般に累帯構造を示すことが少なく，ほとんど示さぬ場合も稀ではない。この場合の化学成分はAn84～65%である。累帯構造を示す場合でも内核は常に一様の化学成分よりなり外縁部にのみ僅かに見出されるに過ぎず，かつ常に簡単な正累帯構造をなし，内核部はAn85～75%，外縁部はAn74～37%である。本火山の特性として斜長石は塵狀包裹物を有することが多く，常に多少汚濁していて清透のものは少ない。また歪を受け波動消光を示すものも少なくない。"},{"type":"paragraph","text":"橄欖石は鏡下ではほとんど無色でやや明瞭な劈開があり，しばしばイディングス石に変化している。ほとんど常に斑晶紫蘇輝石によって包囲されており，微小不定形の磁鉄鉱が橄欖石の部分から外方へ放射狀に発達している。また極めて稀に単斜輝石の反応縁に包まれていることもある。斑晶紫蘇輝石に包囲された橄欖石は2V＝(-)76～82°である。"},{"type":"list-item","text":"ピロタキシティックまたはハイアロピリティック組織で結晶度は高く，通常は完晶質またはほとんど完晶質で玻璃は極めて少ない。石基輝石は斜方・単斜両輝石よりなるものがもっとも多く，単斜輝石のみよりなるものがこれに次ぎ，紫蘇輝石のみよりなるものは極めて稀である。斜長石は析木狀でアルバイト双晶を示しAn60～45%である。しばしば孔隙またはその附近の石基中に方珪石および鱗珪石が認められることがある。方珪石は特徴ある屋根瓦の集合狀をなし，石基中で他鉱物の間を充塡したりまたは孔隙中に生成している。鱗珪石は孔隙周辺の石基中から長柱狀自形をなして孔隙中へ突出したり，また楔狀の結晶形で孔隙壁に附着している。"},{"type":"block-title","text":"石基"},{"type":"paragraph","text":"ピロタキシティックまたはハイアロピリティック組織で結晶度は高く，通常は完晶質またはほとんど完晶質で玻璃は極めて少ない。石基輝石は斜方・単斜両輝石よりなるものがもっとも多く，単斜輝石のみよりなるものがこれに次ぎ，紫蘇輝石のみよりなるものは極めて稀である。斜長石は析木狀でアルバイト双晶を示しAn60～45%である。しばしば孔隙またはその附近の石基中に方珪石および鱗珪石が認められることがある。方珪石は特徴ある屋根瓦の集合狀をなし，石基中で他鉱物の間を充塡したりまたは孔隙中に生成している。鱗珪石は孔隙周辺の石基中から長柱狀自形をなして孔隙中へ突出したり，また楔狀の結晶形で孔隙壁に附着している。"},{"type":"paragraph","text":"深山カルデラ内にドームをなして聳える鈴ケ岳の熔岩は両輝石安山岩よりなるが，上記とはやや異り斑狀組織で，長さ1.5～2.5mmの斜長石の白色斑晶が灰青色・緻密な石基中に数多く散点しており，有色鉱物斑晶は稀にしか認められない。鏡下では斑晶は多量の斜長石と少量かつ小形の紫蘇輝石および普通輝石よりなり，稀に橄欖石が認められる。紫蘇輝石は長柱狀自形で多色性を有する。X＝淡黄緑色，Y＝淡褐緑色，Z＝淡緑色。β＝1.711，2V＝(-)63°。普通輝石は柱狀自形でほとんど多色性を有しない．β＝1.711，2V＝(+)54°。斜長石は自形で一般に清純であり，累帯構造に乏しく外縁部にかすかに認められる。石基はハイアロピリテイック組織で微小な微晶が流狀構造を示しており，かつ少量の玻璃を有し有色鉱物は斜方・単斜両輝石よりなるが，前者の方が後者よりも遙かに多い。本熔岩中には稀に晶洞が見出されるが，本件については後述する。"},{"type":"section-title","text":"含普通輝石-紫蘇輝石安山岩（斑晶橄欖石を有するものがある）"},{"type":"list-item","text":"岩石斑狀組織を呈し，灰青黒色・緻密な石基中に長さ1.5mm以下の有色・鉱物の黒色斑晶と，斜長石の白色斑晶とが散点する。有色鉱物は稀に長さ6mmに達するものもある。斜長石は長さ2mm以上のものは見当らない。斑晶紫蘇輝石および斜長石，微斑晶として少量の普通輝石を伴い，稀に橄欖石が見出される。紫蘇輝石は自形であるがやや熔融されて円味を帯び，時には単斜輝石の反応縁を有する。しばしば正または逆の累帯構造が認められ，磁鉄鉱を包裹することが多い。多色性は著しくない。光学恒数はβ＝1.710～1.714および2V＝(-)56～63.5°。普通輝石はおおむね熔融されて円くなっており，淡褐緑色で多色性はほとんど認められない。（100）双晶が見られる。光学恒数はβ＝1.699～1.707，2V＝(+)40～48°。斜長石は累帯構造に乏しく外縁部に僅かに正累帯構造が示される。清透のものは少なく一般に汚濁しており，曹灰長石または亜灰長石に属する。橄欖石は常に斑晶紫蘇輝石に包囲されて稀に見出される。石基ピロタキシティックまたはハイアロピリティック組織で，斜長石・輝石および磁鉄鉱の微晶よりなり，一般に結晶度は高く玻璃は全く有しないか，または極めて少ない。石基輝石は斜方・単斜両輝石よりなるものと単斜輝石のみよりなるものとの両者がある。"},{"type":"list-item","text":"斑狀組織を呈し，灰青黒色・緻密な石基中に長さ1.5mm以下の有色・鉱物の黒色斑晶と，斜長石の白色斑晶とが散点する。有色鉱物は稀に長さ6mmに達するものもある。斜長石は長さ2mm以上のものは見当らない。"},{"type":"list-item","text":"紫蘇輝石および斜長石，微斑晶として少量の普通輝石を伴い，稀に橄欖石が見出される。紫蘇輝石は自形であるがやや熔融されて円味を帯び，時には単斜輝石の反応縁を有する。しばしば正または逆の累帯構造が認められ，磁鉄鉱を包裹することが多い。多色性は著しくない。光学恒数はβ＝1.710～1.714および2V＝(-)56～63.5°。普通輝石はおおむね熔融されて円くなっており，淡褐緑色で多色性はほとんど認められない。（100）双晶が見られる。光学恒数はβ＝1.699～1.707，2V＝(+)40～48°。斜長石は累帯構造に乏しく外縁部に僅かに正累帯構造が示される。清透のものは少なく一般に汚濁しており，曹灰長石または亜灰長石に属する。橄欖石は常に斑晶紫蘇輝石に包囲されて稀に見出される。"},{"type":"list-item","text":"ピロタキシティックまたはハイアロピリティック組織で，斜長石・輝石および磁鉄鉱の微晶よりなり，一般に結晶度は高く玻璃は全く有しないか，または極めて少ない。石基輝石は斜方・単斜両輝石よりなるものと単斜輝石のみよりなるものとの両者がある。"},{"type":"list-item","text":"斑狀組織を呈し，灰青黒色・緻密な石基中に長さ1.5mm以下の有色・鉱物の黒色斑晶と，斜長石の白色斑晶とが散点する。有色鉱物は稀に長さ6mmに達するものもある。斜長石は長さ2mm以上のものは見当らない。"},{"type":"block-title","text":"岩石"},{"type":"paragraph","text":"斑狀組織を呈し，灰青黒色・緻密な石基中に長さ1.5mm以下の有色・鉱物の黒色斑晶と，斜長石の白色斑晶とが散点する。有色鉱物は稀に長さ6mmに達するものもある。斜長石は長さ2mm以上のものは見当らない。"},{"type":"list-item","text":"紫蘇輝石および斜長石，微斑晶として少量の普通輝石を伴い，稀に橄欖石が見出される。紫蘇輝石は自形であるがやや熔融されて円味を帯び，時には単斜輝石の反応縁を有する。しばしば正または逆の累帯構造が認められ，磁鉄鉱を包裹することが多い。多色性は著しくない。光学恒数はβ＝1.710～1.714および2V＝(-)56～63.5°。普通輝石はおおむね熔融されて円くなっており，淡褐緑色で多色性はほとんど認められない。（100）双晶が見られる。光学恒数はβ＝1.699～1.707，2V＝(+)40～48°。斜長石は累帯構造に乏しく外縁部に僅かに正累帯構造が示される。清透のものは少なく一般に汚濁しており，曹灰長石または亜灰長石に属する。橄欖石は常に斑晶紫蘇輝石に包囲されて稀に見出される。"},{"type":"block-title","text":"斑晶"},{"type":"paragraph","text":"紫蘇輝石および斜長石，微斑晶として少量の普通輝石を伴い，稀に橄欖石が見出される。"},{"type":"paragraph","text":"紫蘇輝石は自形であるがやや熔融されて円味を帯び，時には単斜輝石の反応縁を有する。しばしば正または逆の累帯構造が認められ，磁鉄鉱を包裹することが多い。多色性は著しくない。光学恒数はβ＝1.710～1.714および2V＝(-)56～63.5°。"},{"type":"paragraph","text":"普通輝石はおおむね熔融されて円くなっており，淡褐緑色で多色性はほとんど認められない。（100）双晶が見られる。光学恒数はβ＝1.699～1.707，2V＝(+)40～48°。"},{"type":"paragraph","text":"斜長石は累帯構造に乏しく外縁部に僅かに正累帯構造が示される。清透のものは少なく一般に汚濁しており，曹灰長石または亜灰長石に属する。"},{"type":"paragraph","text":"橄欖石は常に斑晶紫蘇輝石に包囲されて稀に見出される。"},{"type":"list-item","text":"ピロタキシティックまたはハイアロピリティック組織で，斜長石・輝石および磁鉄鉱の微晶よりなり，一般に結晶度は高く玻璃は全く有しないか，または極めて少ない。石基輝石は斜方・単斜両輝石よりなるものと単斜輝石のみよりなるものとの両者がある。"},{"type":"block-title","text":"石基"},{"type":"paragraph","text":"ピロタキシティックまたはハイアロピリティック組織で，斜長石・輝石および磁鉄鉱の微晶よりなり，一般に結晶度は高く玻璃は全く有しないか，または極めて少ない。石基輝石は斜方・単斜両輝石よりなるものと単斜輝石のみよりなるものとの両者がある。"},{"type":"section-title","text":"紫蘇輝石安山岩"},{"type":"list-item","text":"岩石灰青黒色・緻密な石基中に紫蘇輝石の黒色斑晶および斜長石の白色斑晶が斑狀に散点している。斜長石は長さ2mm内外，紫蘇輝石は通常長さ2～4mm，往々大形で長さ8mmに達することがある。斑晶紫蘇輝石および斜長石。紫蘇輝石は著しく熔融されて円味を帯びており，石基輝石が単斜輝石である場合は常に単斜輝石の反応縁を有している。磁鉄鉱の包裹物が多く，また多色性が顕著である。X＝淡紅褐色，Y＝淡緑褐色，Z＝淡緑色。光学恒数はβ＝1.717～1.724，2V＝(-)54.5～58°。斜長石は一般に塵狀包裹物が著しく，1～3層の塵狀包裹物の累帯が認められたり，あるいは結晶内部の大部分が塵狀包裹物の集合で満されたりしている。しかし大形斑晶の外縁部や小形斑晶においては著しくない。またはなはだしい波動累帯構造を示し，全体としてAn%の少ない方へ変る傾向があるが，化学成分上では著しい差はなく，An85～65%である。石基ピロタキシティックまたはハイアロピリティック組織で結晶度は高く，玻璃は全く有しないか，またはほとんど認めない。石基輝石には斜方・単斜両輝石よりなるものと単斜輝石のみよりなるものとの両者がある。なお石基中他鉱物の間を塡めている方珪石を認めた。"},{"type":"list-item","text":"灰青黒色・緻密な石基中に紫蘇輝石の黒色斑晶および斜長石の白色斑晶が斑狀に散点している。斜長石は長さ2mm内外，紫蘇輝石は通常長さ2～4mm，往々大形で長さ8mmに達することがある。"},{"type":"list-item","text":"紫蘇輝石および斜長石。紫蘇輝石は著しく熔融されて円味を帯びており，石基輝石が単斜輝石である場合は常に単斜輝石の反応縁を有している。磁鉄鉱の包裹物が多く，また多色性が顕著である。X＝淡紅褐色，Y＝淡緑褐色，Z＝淡緑色。光学恒数はβ＝1.717～1.724，2V＝(-)54.5～58°。斜長石は一般に塵狀包裹物が著しく，1～3層の塵狀包裹物の累帯が認められたり，あるいは結晶内部の大部分が塵狀包裹物の集合で満されたりしている。しかし大形斑晶の外縁部や小形斑晶においては著しくない。またはなはだしい波動累帯構造を示し，全体としてAn%の少ない方へ変る傾向があるが，化学成分上では著しい差はなく，An85～65%である。"},{"type":"list-item","text":"ピロタキシティックまたはハイアロピリティック組織で結晶度は高く，玻璃は全く有しないか，またはほとんど認めない。石基輝石には斜方・単斜両輝石よりなるものと単斜輝石のみよりなるものとの両者がある。なお石基中他鉱物の間を塡めている方珪石を認めた。"},{"type":"list-item","text":"灰青黒色・緻密な石基中に紫蘇輝石の黒色斑晶および斜長石の白色斑晶が斑狀に散点している。斜長石は長さ2mm内外，紫蘇輝石は通常長さ2～4mm，往々大形で長さ8mmに達することがある。"},{"type":"block-title","text":"岩石"},{"type":"paragraph","text":"灰青黒色・緻密な石基中に紫蘇輝石の黒色斑晶および斜長石の白色斑晶が斑狀に散点している。斜長石は長さ2mm内外，紫蘇輝石は通常長さ2～4mm，往々大形で長さ8mmに達することがある。"},{"type":"list-item","text":"紫蘇輝石および斜長石。紫蘇輝石は著しく熔融されて円味を帯びており，石基輝石が単斜輝石である場合は常に単斜輝石の反応縁を有している。磁鉄鉱の包裹物が多く，また多色性が顕著である。X＝淡紅褐色，Y＝淡緑褐色，Z＝淡緑色。光学恒数はβ＝1.717～1.724，2V＝(-)54.5～58°。斜長石は一般に塵狀包裹物が著しく，1～3層の塵狀包裹物の累帯が認められたり，あるいは結晶内部の大部分が塵狀包裹物の集合で満されたりしている。しかし大形斑晶の外縁部や小形斑晶においては著しくない。またはなはだしい波動累帯構造を示し，全体としてAn%の少ない方へ変る傾向があるが，化学成分上では著しい差はなく，An85～65%である。"},{"type":"block-title","text":"斑晶"},{"type":"paragraph","text":"紫蘇輝石および斜長石。"},{"type":"paragraph","text":"紫蘇輝石は著しく熔融されて円味を帯びており，石基輝石が単斜輝石である場合は常に単斜輝石の反応縁を有している。磁鉄鉱の包裹物が多く，また多色性が顕著である。X＝淡紅褐色，Y＝淡緑褐色，Z＝淡緑色。光学恒数はβ＝1.717～1.724，2V＝(-)54.5～58°。"},{"type":"paragraph","text":"斜長石は一般に塵狀包裹物が著しく，1～3層の塵狀包裹物の累帯が認められたり，あるいは結晶内部の大部分が塵狀包裹物の集合で満されたりしている。しかし大形斑晶の外縁部や小形斑晶においては著しくない。またはなはだしい波動累帯構造を示し，全体としてAn%の少ない方へ変る傾向があるが，化学成分上では著しい差はなく，An85～65%である。"},{"type":"list-item","text":"ピロタキシティックまたはハイアロピリティック組織で結晶度は高く，玻璃は全く有しないか，またはほとんど認めない。石基輝石には斜方・単斜両輝石よりなるものと単斜輝石のみよりなるものとの両者がある。なお石基中他鉱物の間を塡めている方珪石を認めた。"},{"type":"block-title","text":"石基"},{"type":"paragraph","text":"ピロタキシティックまたはハイアロピリティック組織で結晶度は高く，玻璃は全く有しないか，またはほとんど認めない。石基輝石には斜方・単斜両輝石よりなるものと単斜輝石のみよりなるものとの両者がある。"},{"type":"paragraph","text":"なお石基中他鉱物の間を塡めている方珪石を認めた。"},{"type":"section-title","text":"含角閃石-両輝石安山岩"},{"type":"list-item","text":"岩石淡青黒色の石基中に長さ2.5mm以下の有色鉱物および長さ1.5mm以下の斜長石のそれぞれの斑晶が斑狀に散在している。斑晶紫蘇輝石・普通輝石および斜長石。微斑晶として少量の角閃石を伴う。紫蘇輝石は自形柱狀を呈し，おおむね淡緑褐色で多色性は著しくない。光学恒数はβ＝1.707～1.708，2V＝(-)59°。普通輝石は淡緑褐色・自形を呈し，多色性はほとんど認められない。光学恒数はβ＝1.707～1.709，2V＝(+)52～59°。角閃石は前2者に比較すれば著しく少量かつ小形であり，いわゆる褐色角閃石でむしろ酸化角閃石に近く，常に黒色反応縁を有する。多色性は著しくX＝帯褐黄色，Y＝黄褐色，Z＝帯黄褐色またはX＝黄色，Y＝帯緑黄褐色，Z＝褐色。斜長石は大形斑晶には常に著しい塵狀包裹物が見られるが，小形斑晶および大形斑晶外縁部は大体において清透である。また結晶の中核部は累帯構造を示すことが稀で，ほとんど一様の化学成分よりなりAn81～72%であるが，外縁に近い部分は化学成分の変化がはなはだしく，著しい波動累帯構造を示しAn79～54%である。石基ハイアロピリティック組織で淡褐色の玻璃を有する。斜長石・輝石および磁鉄鉱等の微晶に富むが，石基輝石は斜方輝石および単斜輝石の両種よりなる。"},{"type":"list-item","text":"淡青黒色の石基中に長さ2.5mm以下の有色鉱物および長さ1.5mm以下の斜長石のそれぞれの斑晶が斑狀に散在している。"},{"type":"list-item","text":"紫蘇輝石・普通輝石および斜長石。微斑晶として少量の角閃石を伴う。紫蘇輝石は自形柱狀を呈し，おおむね淡緑褐色で多色性は著しくない。光学恒数はβ＝1.707～1.708，2V＝(-)59°。普通輝石は淡緑褐色・自形を呈し，多色性はほとんど認められない。光学恒数はβ＝1.707～1.709，2V＝(+)52～59°。角閃石は前2者に比較すれば著しく少量かつ小形であり，いわゆる褐色角閃石でむしろ酸化角閃石に近く，常に黒色反応縁を有する。多色性は著しくX＝帯褐黄色，Y＝黄褐色，Z＝帯黄褐色またはX＝黄色，Y＝帯緑黄褐色，Z＝褐色。斜長石は大形斑晶には常に著しい塵狀包裹物が見られるが，小形斑晶および大形斑晶外縁部は大体において清透である。また結晶の中核部は累帯構造を示すことが稀で，ほとんど一様の化学成分よりなりAn81～72%であるが，外縁に近い部分は化学成分の変化がはなはだしく，著しい波動累帯構造を示しAn79～54%である。"},{"type":"list-item","text":"ハイアロピリティック組織で淡褐色の玻璃を有する。斜長石・輝石および磁鉄鉱等の微晶に富むが，石基輝石は斜方輝石および単斜輝石の両種よりなる。"},{"type":"list-item","text":"淡青黒色の石基中に長さ2.5mm以下の有色鉱物および長さ1.5mm以下の斜長石のそれぞれの斑晶が斑狀に散在している。"},{"type":"block-title","text":"岩石"},{"type":"paragraph","text":"淡青黒色の石基中に長さ2.5mm以下の有色鉱物および長さ1.5mm以下の斜長石のそれぞれの斑晶が斑狀に散在している。"},{"type":"list-item","text":"紫蘇輝石・普通輝石および斜長石。微斑晶として少量の角閃石を伴う。紫蘇輝石は自形柱狀を呈し，おおむね淡緑褐色で多色性は著しくない。光学恒数はβ＝1.707～1.708，2V＝(-)59°。普通輝石は淡緑褐色・自形を呈し，多色性はほとんど認められない。光学恒数はβ＝1.707～1.709，2V＝(+)52～59°。角閃石は前2者に比較すれば著しく少量かつ小形であり，いわゆる褐色角閃石でむしろ酸化角閃石に近く，常に黒色反応縁を有する。多色性は著しくX＝帯褐黄色，Y＝黄褐色，Z＝帯黄褐色またはX＝黄色，Y＝帯緑黄褐色，Z＝褐色。斜長石は大形斑晶には常に著しい塵狀包裹物が見られるが，小形斑晶および大形斑晶外縁部は大体において清透である。また結晶の中核部は累帯構造を示すことが稀で，ほとんど一様の化学成分よりなりAn81～72%であるが，外縁に近い部分は化学成分の変化がはなはだしく，著しい波動累帯構造を示しAn79～54%である。"},{"type":"block-title","text":"斑晶"},{"type":"paragraph","text":"紫蘇輝石・普通輝石および斜長石。微斑晶として少量の角閃石を伴う。"},{"type":"paragraph","text":"紫蘇輝石は自形柱狀を呈し，おおむね淡緑褐色で多色性は著しくない。光学恒数はβ＝1.707～1.708，2V＝(-)59°。"},{"type":"paragraph","text":"普通輝石は淡緑褐色・自形を呈し，多色性はほとんど認められない。光学恒数はβ＝1.707～1.709，2V＝(+)52～59°。"},{"type":"paragraph","text":"角閃石は前2者に比較すれば著しく少量かつ小形であり，いわゆる褐色角閃石でむしろ酸化角閃石に近く，常に黒色反応縁を有する。多色性は著しくX＝帯褐黄色，Y＝黄褐色，Z＝帯黄褐色またはX＝黄色，Y＝帯緑黄褐色，Z＝褐色。"},{"type":"paragraph","text":"斜長石は大形斑晶には常に著しい塵狀包裹物が見られるが，小形斑晶および大形斑晶外縁部は大体において清透である。また結晶の中核部は累帯構造を示すことが稀で，ほとんど一様の化学成分よりなりAn81～72%であるが，外縁に近い部分は化学成分の変化がはなはだしく，著しい波動累帯構造を示しAn79～54%である。"},{"type":"list-item","text":"ハイアロピリティック組織で淡褐色の玻璃を有する。斜長石・輝石および磁鉄鉱等の微晶に富むが，石基輝石は斜方輝石および単斜輝石の両種よりなる。"},{"type":"block-title","text":"石基"},{"type":"paragraph","text":"ハイアロピリティック組織で淡褐色の玻璃を有する。斜長石・輝石および磁鉄鉱等の微晶に富むが，石基輝石は斜方輝石および単斜輝石の両種よりなる。"},{"type":"section-title","text":"含普通輝石-角閃石-紫蘇輝石安山岩"},{"type":"list-item","text":"岩石淡灰青色石基中に長さ1.5mm内外の有色鉱物の黒色斑晶および斜長石の白色斑晶が散点しているが，概して淡色で有色鉱物も少量である。斑晶角閃石・紫蘇輝石および斜長石。微斑晶として少量の普通輝石を伴う。角閃石は柱狀自形を呈しいわゆる褐色角閃石で，著しくオパサイト化されている。すなわち外縁は黒色縁で包まれ，内部はほとんど輝石と磁鉄鉱とに分解されて角閃石を残していないものが多い。また捕獲岩中の紫蘇輝石を交代して生成していることがある。多色性は著しくX＝淡黄緑色，Y＝淡褐色，Z＝褐色である。紫蘇輝石は自形柱狀で淡緑褐色を呈し，多色性は著しくない。光学恒数はβ＝1.707～1.709，2V＝(-)58～61°。普通輝石はやや熔融せられ淡緑褐色で，多色性はほとんど認めない。β＝1.705～1.710，2V＝n.d。斜長石は柱狀自形でおおむね清透であって累帯構造は著しくないが，外縁に近い部分に著しい反覆累帯構造を示すものがある。石基ピロタキシティック組織で玻璃は認めない。石基輝石は斜方輝石のみよりなる。鏡下における微小な空隙中にパーガス石および金雲母が生成している。"},{"type":"list-item","text":"淡灰青色石基中に長さ1.5mm内外の有色鉱物の黒色斑晶および斜長石の白色斑晶が散点しているが，概して淡色で有色鉱物も少量である。"},{"type":"list-item","text":"角閃石・紫蘇輝石および斜長石。微斑晶として少量の普通輝石を伴う。角閃石は柱狀自形を呈しいわゆる褐色角閃石で，著しくオパサイト化されている。すなわち外縁は黒色縁で包まれ，内部はほとんど輝石と磁鉄鉱とに分解されて角閃石を残していないものが多い。また捕獲岩中の紫蘇輝石を交代して生成していることがある。多色性は著しくX＝淡黄緑色，Y＝淡褐色，Z＝褐色である。紫蘇輝石は自形柱狀で淡緑褐色を呈し，多色性は著しくない。光学恒数はβ＝1.707～1.709，2V＝(-)58～61°。普通輝石はやや熔融せられ淡緑褐色で，多色性はほとんど認めない。β＝1.705～1.710，2V＝n.d。斜長石は柱狀自形でおおむね清透であって累帯構造は著しくないが，外縁に近い部分に著しい反覆累帯構造を示すものがある。"},{"type":"list-item","text":"ピロタキシティック組織で玻璃は認めない。石基輝石は斜方輝石のみよりなる。鏡下における微小な空隙中にパーガス石および金雲母が生成している。"},{"type":"list-item","text":"淡灰青色石基中に長さ1.5mm内外の有色鉱物の黒色斑晶および斜長石の白色斑晶が散点しているが，概して淡色で有色鉱物も少量である。"},{"type":"block-title","text":"岩石"},{"type":"paragraph","text":"淡灰青色石基中に長さ1.5mm内外の有色鉱物の黒色斑晶および斜長石の白色斑晶が散点しているが，概して淡色で有色鉱物も少量である。"},{"type":"list-item","text":"角閃石・紫蘇輝石および斜長石。微斑晶として少量の普通輝石を伴う。角閃石は柱狀自形を呈しいわゆる褐色角閃石で，著しくオパサイト化されている。すなわち外縁は黒色縁で包まれ，内部はほとんど輝石と磁鉄鉱とに分解されて角閃石を残していないものが多い。また捕獲岩中の紫蘇輝石を交代して生成していることがある。多色性は著しくX＝淡黄緑色，Y＝淡褐色，Z＝褐色である。紫蘇輝石は自形柱狀で淡緑褐色を呈し，多色性は著しくない。光学恒数はβ＝1.707～1.709，2V＝(-)58～61°。普通輝石はやや熔融せられ淡緑褐色で，多色性はほとんど認めない。β＝1.705～1.710，2V＝n.d。斜長石は柱狀自形でおおむね清透であって累帯構造は著しくないが，外縁に近い部分に著しい反覆累帯構造を示すものがある。"},{"type":"block-title","text":"斑晶"},{"type":"paragraph","text":"角閃石・紫蘇輝石および斜長石。微斑晶として少量の普通輝石を伴う。"},{"type":"paragraph","text":"角閃石は柱狀自形を呈しいわゆる褐色角閃石で，著しくオパサイト化されている。すなわち外縁は黒色縁で包まれ，内部はほとんど輝石と磁鉄鉱とに分解されて角閃石を残していないものが多い。また捕獲岩中の紫蘇輝石を交代して生成していることがある。多色性は著しくX＝淡黄緑色，Y＝淡褐色，Z＝褐色である。"},{"type":"paragraph","text":"紫蘇輝石は自形柱狀で淡緑褐色を呈し，多色性は著しくない。光学恒数はβ＝1.707～1.709，2V＝(-)58～61°。"},{"type":"paragraph","text":"普通輝石はやや熔融せられ淡緑褐色で，多色性はほとんど認めない。β＝1.705～1.710，2V＝n.d。"},{"type":"paragraph","text":"斜長石は柱狀自形でおおむね清透であって累帯構造は著しくないが，外縁に近い部分に著しい反覆累帯構造を示すものがある。"},{"type":"list-item","text":"ピロタキシティック組織で玻璃は認めない。石基輝石は斜方輝石のみよりなる。鏡下における微小な空隙中にパーガス石および金雲母が生成している。"},{"type":"block-title","text":"石基"},{"type":"paragraph","text":"ピロタキシティック組織で玻璃は認めない。石基輝石は斜方輝石のみよりなる。鏡下における微小な空隙中にパーガス石および金雲母が生成している。"},{"type":"section-title","text":"紫蘇輝石-角閃石石英安山岩"},{"type":"section-title","text":"見晴山熔岩"},{"type":"list-item","text":"岩石斑晶組織を呈し灰青色で，やや玻璃質の石基中に，長さ3mm以下の有色鉱物の黒色斑晶および斜長石の白色斑晶が散在しており，流狀構造を示すこともある。斑晶紫蘇輝石・角閃石および斜長石紫蘇輝石は自形を呈し多色性はX＝淡紅色，Y＝淡緑褐色，Z＝淡緑色であって磁鉄鉱その他の包裹物が少ない。β＝1.713，2V＝(-)64°。角閃石は自形を呈しいわゆる緑色角閃石で多色性は著しい。X＝帯緑黄色，Y＝黄緑色，Z＝緑色。石基が玻璃質の場合にはオパサイト化作用を受けていないが，結晶質の場合にはオパサイト化されている。β＝1.670，2V＝(-)79°。斜長石は概して清透であって，塵狀包裹物がほとんど認められない。化学成分はAn85～57%であって，岩石の珪酸量が70.9%であるのに比し著しくAnに富む。著しい波動累帯構造を呈すが，化学成分の変化は著しくなく，全体としてAn%の少ない方へ変化する。石基結晶度は一様ではなく玻璃質で流狀構造を呈する部分もあり，また結晶質の部分もある。斜長石は短冊狀または拍木狀をなしAn45～35%である。石基有色鉱物は角閃石で自形柱狀を呈する。"},{"type":"list-item","text":"斑晶組織を呈し灰青色で，やや玻璃質の石基中に，長さ3mm以下の有色鉱物の黒色斑晶および斜長石の白色斑晶が散在しており，流狀構造を示すこともある。"},{"type":"list-item","text":"紫蘇輝石・角閃石および斜長石紫蘇輝石は自形を呈し多色性はX＝淡紅色，Y＝淡緑褐色，Z＝淡緑色であって磁鉄鉱その他の包裹物が少ない。β＝1.713，2V＝(-)64°。角閃石は自形を呈しいわゆる緑色角閃石で多色性は著しい。X＝帯緑黄色，Y＝黄緑色，Z＝緑色。石基が玻璃質の場合にはオパサイト化作用を受けていないが，結晶質の場合にはオパサイト化されている。β＝1.670，2V＝(-)79°。斜長石は概して清透であって，塵狀包裹物がほとんど認められない。化学成分はAn85～57%であって，岩石の珪酸量が70.9%であるのに比し著しくAnに富む。著しい波動累帯構造を呈すが，化学成分の変化は著しくなく，全体としてAn%の少ない方へ変化する。"},{"type":"list-item","text":"結晶度は一様ではなく玻璃質で流狀構造を呈する部分もあり，また結晶質の部分もある。斜長石は短冊狀または拍木狀をなしAn45～35%である。石基有色鉱物は角閃石で自形柱狀を呈する。"},{"type":"list-item","text":"斑晶組織を呈し灰青色で，やや玻璃質の石基中に，長さ3mm以下の有色鉱物の黒色斑晶および斜長石の白色斑晶が散在しており，流狀構造を示すこともある。"},{"type":"block-title","text":"岩石"},{"type":"paragraph","text":"斑晶組織を呈し灰青色で，やや玻璃質の石基中に，長さ3mm以下の有色鉱物の黒色斑晶および斜長石の白色斑晶が散在しており，流狀構造を示すこともある。"},{"type":"list-item","text":"紫蘇輝石・角閃石および斜長石紫蘇輝石は自形を呈し多色性はX＝淡紅色，Y＝淡緑褐色，Z＝淡緑色であって磁鉄鉱その他の包裹物が少ない。β＝1.713，2V＝(-)64°。角閃石は自形を呈しいわゆる緑色角閃石で多色性は著しい。X＝帯緑黄色，Y＝黄緑色，Z＝緑色。石基が玻璃質の場合にはオパサイト化作用を受けていないが，結晶質の場合にはオパサイト化されている。β＝1.670，2V＝(-)79°。斜長石は概して清透であって，塵狀包裹物がほとんど認められない。化学成分はAn85～57%であって，岩石の珪酸量が70.9%であるのに比し著しくAnに富む。著しい波動累帯構造を呈すが，化学成分の変化は著しくなく，全体としてAn%の少ない方へ変化する。"},{"type":"block-title","text":"斑晶"},{"type":"paragraph","text":"紫蘇輝石・角閃石および斜長石"},{"type":"paragraph","text":"紫蘇輝石は自形を呈し多色性はX＝淡紅色，Y＝淡緑褐色，Z＝淡緑色であって磁鉄鉱その他の包裹物が少ない。β＝1.713，2V＝(-)64°。"},{"type":"paragraph","text":"角閃石は自形を呈しいわゆる緑色角閃石で多色性は著しい。X＝帯緑黄色，Y＝黄緑色，Z＝緑色。石基が玻璃質の場合にはオパサイト化作用を受けていないが，結晶質の場合にはオパサイト化されている。β＝1.670，2V＝(-)79°。"},{"type":"paragraph","text":"斜長石は概して清透であって，塵狀包裹物がほとんど認められない。化学成分はAn85～57%であって，岩石の珪酸量が70.9%であるのに比し著しくAnに富む。著しい波動累帯構造を呈すが，化学成分の変化は著しくなく，全体としてAn%の少ない方へ変化する。"},{"type":"list-item","text":"結晶度は一様ではなく玻璃質で流狀構造を呈する部分もあり，また結晶質の部分もある。斜長石は短冊狀または拍木狀をなしAn45～35%である。石基有色鉱物は角閃石で自形柱狀を呈する。"},{"type":"block-title","text":"石基"},{"type":"paragraph","text":"結晶度は一様ではなく玻璃質で流狀構造を呈する部分もあり，また結晶質の部分もある。斜長石は短冊狀または拍木狀をなしAn45～35%である。石基有色鉱物は角閃石で自形柱狀を呈する。"},{"type":"section-title","text":"地蔵岳熔岩"},{"type":"list-item","text":"岩石灰青色石基中に長さ3mm以下の有色鉱物および斜長石の斑晶が散在している。斑晶紫蘇輝石・角閃石および斜長石。紫蘇輝石は自形を呈しβ＝1.706である。角閃石は自形を呈しいわゆる緑色角閃石で多色性は著しい。X＝灰黄色，Y＝黄色Z＝帯褐緑色。外縁に黒色縁を有し，その内部は著しくオパサイト化されている。β＝1.672。斜長石は自形柱狀を呈し清透である。石基ほとんど完晶質で，石基有色鉱物は斜方輝石のみである。斜長石は拍木狀をなしAn40～35%である。"},{"type":"list-item","text":"灰青色石基中に長さ3mm以下の有色鉱物および斜長石の斑晶が散在している。"},{"type":"list-item","text":"紫蘇輝石・角閃石および斜長石。紫蘇輝石は自形を呈しβ＝1.706である。角閃石は自形を呈しいわゆる緑色角閃石で多色性は著しい。X＝灰黄色，Y＝黄色Z＝帯褐緑色。外縁に黒色縁を有し，その内部は著しくオパサイト化されている。β＝1.672。斜長石は自形柱狀を呈し清透である。"},{"type":"list-item","text":"ほとんど完晶質で，石基有色鉱物は斜方輝石のみである。斜長石は拍木狀をなしAn40～35%である。"},{"type":"list-item","text":"灰青色石基中に長さ3mm以下の有色鉱物および斜長石の斑晶が散在している。"},{"type":"block-title","text":"岩石"},{"type":"paragraph","text":"灰青色石基中に長さ3mm以下の有色鉱物および斜長石の斑晶が散在している。"},{"type":"list-item","text":"紫蘇輝石・角閃石および斜長石。紫蘇輝石は自形を呈しβ＝1.706である。角閃石は自形を呈しいわゆる緑色角閃石で多色性は著しい。X＝灰黄色，Y＝黄色Z＝帯褐緑色。外縁に黒色縁を有し，その内部は著しくオパサイト化されている。β＝1.672。斜長石は自形柱狀を呈し清透である。"},{"type":"block-title","text":"斑晶"},{"type":"paragraph","text":"紫蘇輝石・角閃石および斜長石。"},{"type":"paragraph","text":"紫蘇輝石は自形を呈しβ＝1.706である。"},{"type":"paragraph","text":"角閃石は自形を呈しいわゆる緑色角閃石で多色性は著しい。X＝灰黄色，Y＝黄色Z＝帯褐緑色。外縁に黒色縁を有し，その内部は著しくオパサイト化されている。β＝1.672。"},{"type":"paragraph","text":"斜長石は自形柱狀を呈し清透である。"},{"type":"list-item","text":"ほとんど完晶質で，石基有色鉱物は斜方輝石のみである。斜長石は拍木狀をなしAn40～35%である。"},{"type":"block-title","text":"石基"},{"type":"paragraph","text":"ほとんど完晶質で，石基有色鉱物は斜方輝石のみである。斜長石は拍木狀をなしAn40～35%である。"},{"type":"section-title","text":"長七郎山熔岩"},{"type":"list-item","text":"岩石斑狀組織を呈し，灰青色緻密な石基中に，長さ3mm以下の有色鉱物および長さ1.5mm内外の斜長石の斑晶が散点する。斑晶紫蘇輝石・角閃石および斜長石。紫蘇輝石は自形を呈しβ＝1.708，2V＝(-)59°。角閃石は自形を呈しいわゆる緑色角閃石で多色性は著しく，またオパサイト化されている。β＝1.673，2V＝(-)72°。斜長石は柱狀自形を呈し清透で累帯構造が著しい。石基ハイアロピリティック組織で紫蘇輝石・斜長石および磁鉄鉱等よりなる。"},{"type":"list-item","text":"斑狀組織を呈し，灰青色緻密な石基中に，長さ3mm以下の有色鉱物および長さ1.5mm内外の斜長石の斑晶が散点する。"},{"type":"list-item","text":"紫蘇輝石・角閃石および斜長石。紫蘇輝石は自形を呈しβ＝1.708，2V＝(-)59°。角閃石は自形を呈しいわゆる緑色角閃石で多色性は著しく，またオパサイト化されている。β＝1.673，2V＝(-)72°。斜長石は柱狀自形を呈し清透で累帯構造が著しい。"},{"type":"list-item","text":"ハイアロピリティック組織で紫蘇輝石・斜長石および磁鉄鉱等よりなる。"},{"type":"list-item","text":"斑狀組織を呈し，灰青色緻密な石基中に，長さ3mm以下の有色鉱物および長さ1.5mm内外の斜長石の斑晶が散点する。"},{"type":"block-title","text":"岩石"},{"type":"paragraph","text":"斑狀組織を呈し，灰青色緻密な石基中に，長さ3mm以下の有色鉱物および長さ1.5mm内外の斜長石の斑晶が散点する。"},{"type":"list-item","text":"紫蘇輝石・角閃石および斜長石。紫蘇輝石は自形を呈しβ＝1.708，2V＝(-)59°。角閃石は自形を呈しいわゆる緑色角閃石で多色性は著しく，またオパサイト化されている。β＝1.673，2V＝(-)72°。斜長石は柱狀自形を呈し清透で累帯構造が著しい。"},{"type":"block-title","text":"斑晶"},{"type":"paragraph","text":"紫蘇輝石・角閃石および斜長石。"},{"type":"paragraph","text":"紫蘇輝石は自形を呈しβ＝1.708，2V＝(-)59°。"},{"type":"paragraph","text":"角閃石は自形を呈しいわゆる緑色角閃石で多色性は著しく，またオパサイト化されている。β＝1.673，2V＝(-)72°。"},{"type":"paragraph","text":"斜長石は柱狀自形を呈し清透で累帯構造が著しい。"},{"type":"list-item","text":"ハイアロピリティック組織で紫蘇輝石・斜長石および磁鉄鉱等よりなる。"},{"type":"block-title","text":"石基"},{"type":"paragraph","text":"ハイアロピリティック組織で紫蘇輝石・斜長石および磁鉄鉱等よりなる。"},{"type":"paragraph","text":"なお本熔岩中2カ所に，岩脈狀をなして玻璃質の岩石を産する。これは肉眼では灰青色玻璃質の石基中に，長さ2.5mm以下の黒色および白色斑晶が散在している。鏡下では斑晶は紫蘇輝石・角閃石および斜長石よりなり，石基は玻璃質で斜方輝石・斜長石および磁鉄鉱等の微晶が散在している。"},{"type":"section-title","text":"浮石"},{"type":"paragraph","text":"本火山区域のほとんど至る所で浮石層が見出され，黒檜山や鈴ヶ岳の頂上においてさえも認められる。浮石層は凝結されていないので移動し易く，かならずしも堆積当時の厚さを示していないが，特に本火山東方および北方区域に著しく，花見原東方附近および二本楢附近では，厚さ約1mの層をなして分布している個所があり，時には2mに達する。その分布区域は広く，北方では沼田台地から東村穴原附近にまで，東方では足尾線水沼駅附近にまでおよんでいる。南方および西方でも所々に見出されるがそれほど広範囲ではない。沼田台地においては，台地を構成している礫層の上部に横たわるローム層の上位に載っているので，その噴出時期は比較的近代と思われる。その大さはクルミ大～小豆大であって，稀に拳大のものがある。灰白色・多孔質の石基中に長さ2mm以下の有色鉱物の長柱狀黒色斑晶が顕著に散在している。"},{"type":"paragraph","text":"鏡下に検するに，斑狀構造を呈し斑晶は紫蘇輝石・角閃石および斜長石よりなる。"},{"type":"paragraph","text":"紫蘇輝石は自形を呈し多色性はやや著しく，磁鉄鉱等の包裹物は少ない。角閃石は自形を呈し，オパサイト縁は有しない。いわゆる緑色角閃石に属し著しい多色性を有する。斜長石は自形柱狀であるが，破砕されているものが多く，清透で著しい累帯構造を有する。"},{"type":"paragraph","text":"石基は浮石構造を呈する玻璃よりなり，そのなかに斜方輝石・角閃石および斜長石の破砕片および微晶等が散在し，ほぼ球狀の微小な空隙が頗る発達している。"},{"type":"paragraph","text":"なお本図幅南西隅附近にも浮石層が発達し，利根川および吾妻川の河岸の断崖でみると，0.8～1.0mの浮石層がローム層および腐植土の上部に層をなして広く分布しており，また白郷井村加生部落附近でも厚さ1mに達する場所があるが，これらは恐らく榛名火山より飛来したものと考えられている。"},{"type":"section-title","text":"火山砕屑岩類"},{"type":"paragraph","text":"外輪山を構成する凝灰角礫岩は，やや稜角のあるいわゆる輝石安山岩の人頭大以下の塊片を火山灰で凝結したものであって，粗鬆で黝色を呈し，崩壊し易く，風化すれば赤褐色となる。山体のほとんど大部分を構成し，特に山体建設の初・中期に多く，しばしば厚さ1～数mの熔岩を挟んでいる。"},{"type":"paragraph","text":"山頂カルデラ中にある長七郎熔岩の下部に見出される凝灰角礫岩は，いわゆる角閃安山岩の小豆大以下の角礫を火山灰で凝結したもので，孔隙に富んでいる。後火山作用により脱色せられ，全体が純白色を呈しており，小沼の流出口附近に層理を示してよく露出している。ここではその走向および傾斜は，N60°Wおよび12°Sである。"},{"type":"section-title","text":"湖成層"},{"type":"paragraph","text":"赤城山頂大沼の湖岸の周辺所々，例えば沼尻（大沼流出口）附近，小鳥ヶ島附近および大洞（赤城神社のある場所）等において，大豆大（稀にクルミ大）以下の礫を含む砂・細砂および粘土等の互層よりなる淡褐色の堆積物があり，ほぼ水平の層理を示すが偽層を示す部分もある。この堆積物の最高位は現在の湖面よりも少なくとも約8m高位にあって，往時大沼の水位は現在よりも高く，その面積も覚満淵（赤城神社南東方の湿地）をも含めていたものと想像される。"},{"type":"paragraph","text":"また銚子の伽藍と小沼との中間にも，同様の堆積物が認められる。本層は軟弱で砂・細砂・粘土およびそれらの互層等よりなり，稀に拳大の礫を有するが，整然とした層理を有しほとんど水平であって，銚子の伽藍附近のみは緩く褶曲している。本層の厚さは少なくとも100mあって，そのなかに深い峡谷が刻まれているが，その上部は次第に火山礫および火山砂に富むようになる。本層は長七郎山火山砕屑岩の下位に位し，前記の大沼周辺の堆積物と連続しているものと推察される。"},{"type":"section-title","text":"火山岩の化学成分"},{"type":"paragraph","text":"本火山各種熔岩の代表的産地を選び，化学分析をした結果は表（次頁）の如くである。これらの値を本邦火山岩平均成分に比較すると，本火山熔岩は著しくAl2O3に富み，またMgOが多く，CaOおよびK2Oそして特にNa2Oが少ない特徴を有する。"},{"type":"section-title","text":"晶洞鉱物"},{"type":"paragraph","text":"山頂のカルデラの環壁の西外側に特異な山容を示して聳えている鈴ヶ岳は，灰白色・緻密な両輝石安山岩よりなるドームであるが，本熔岩中に局部的に晶洞の著しく発達した部分が認められる。"},{"type":"paragraph","text":"晶洞はほぼ球狀をなし直径は4mm以下で，鱗珪石・普通輝石・パーガス石・金雲母・チタン鉄鉱・方沸石および方解石がそのなかに生成している。鱗珪石は清透でその晶癖に六角板狀のものと楔狀のものとがある。普通輝石は長さ1mm以下のやや扁平な草緑色柱狀結晶で，2V＝(+)60°，c∧Z＝41°，β＝1.692およびρ＞ν，X＝淡緑色，Y＝淡褐緑色およびZ＝淡緑色で，微弱な多色性が認められ，エヂル輝石に近い化学成分を有するものと考えられる。パーガス石は長さ1mm以下の褐色柱狀結晶で，2V＝(+)83°，c∧Z＝23°，β＝1.647およびρ＞ν，X＝淡灰褐色，Y＝淡褐色およびZ＝淡緑褐色で多色性は著しい。金雲母は淡黄褐色・薄板狀結晶で2V≒0，β＝1.581およびY≓Z＝淡黄色である。チタン鉄鉱は鉄黒色・不透明な板狀結晶であって，上記諸鉱物はいずれも良好な結晶形を示している。方沸石および方解石は極めて微細で風化生成物である。"},{"type":"paragraph","text":"なお，鈴ヶ岳の直ぐ南西方にドームをなして聳えるコフタ山の熔岩中にも，孔隙中に金雲母が認められる。また鈴ヶ岳の直ぐ東方の沼尾川河岸に露出する熔岩は外輪山熔岩であるが，その孔隙中にパーガス石・金雲母等が見られる。しかしいずれも著しくない。利根川沿岸の白郷井村桜木部落の北方約1.3kmにあるトンネルの南側出口附近に露出する子持火山熔岩中の孔隙に，パーガス石および鱗珪石が認められる。"},{"type":"paragraph","text":""},{"type":"paragraph","text":"（分析者 地質調査所 安藤武技官）"}],"images":[],"tables":[{"id":null,"label":null,"title":null,"caption":null,"rows":[["","両輝石安山岩","含普通輝石-紫蘇輝石安山岩","紫蘇輝石安山岩","含角閃石-両輝石安山岩","紫蘇輝石-角閃石石英安山岩"],["SiO2","56.01","56.23","54.26","60.31","70.88"],["Al2O3","19.37","18.40","19.76","18.74","16.84"],["Fe2O3","3.13","3.86","3.21","2.35","0.28"],["FeO","5.50","5.28","6.02","4.01","1.69"],["MgO","4.02","3.56","4.10","2.98","0.80"],["CaO","7.68","6.97","8.17","6.32","3.71"],["Na2O","2.12","2.14","2.48","2.40","2.93"],["K2O","0.82","1.02","0.52","1.42","2.18"],["TiO2","0.73","0.75","0.85","0.72","0.03"],["MnO","0.17","0.11","0.11","0.08","0.04"],["P2O5","0.18","0.14","0.21","0.11","0.13"],["H2O (+)","0.26","0.81","0.34","0.26","0.43"],["H2O (−)","0.64","0.74","0.40","0.68","0.06"],["合計","100.63","100.01","100.43","100.38","100.03"],["産地","荒山熔岩","宮城村三夜沢部落の北東方 0.8 km","船ヶ原溶岩","鈴ヶ岳の南東方 1 km","見晴山熔岩"]]}],"anchors":[{"id":"m449_f006","label":"山頂カルデラ内中央火口丘","title":"赤城火山噴出物 山頂カルデラ内中央火口丘"},{"id":"m449_f012","label":"深山カルデラ内中央火口丘","title":"赤城火山噴出物 深山カルデラ内中央火口丘"},{"id":"m449_f013","label":"鈴カ岳溶岩","title":"赤城火山噴出物 深山カルデラ内中央火口丘 鈴カ岳溶岩"},{"id":"m449_u010_Mt1","label":"Mt1","title":"両輝石安山岩"},{"id":"m449_f014","label":"コフタ山溶岩","title":"赤城火山噴出物 深山カルデラ内中央火口丘 コフタ山溶岩"},{"id":"m449_u011_Mr","label":"Mr","title":"含普通輝石，角閃石紫蘇輝石安山岩"},{"id":"m449_f015","label":"キズ山溶岩","title":"赤城火山噴出物 深山カルデラ内中央火口丘 キズ山溶岩"},{"id":"m449_u012_Mt2","label":"Mt2","title":"両輝石安山岩"},{"id":"m449_f016","label":"矢筈山溶岩","title":"赤城火山噴出物 深山カルデラ内中央火口丘 矢筈山溶岩"},{"id":"m449_u013_Mt3","label":"Mt3","title":"両輝石安山岩"},{"id":"m449_u014_Mt4","label":"Mt4","title":"両輝石安山岩"},{"id":"m449_f017","label":"寄生火山","title":"赤城火山噴出物 寄生火山"},{"id":"m449_f018","label":"枠戸谷山溶岩","title":"赤城火山噴出物 寄生火山 枠戸谷山溶岩"},{"id":"m449_u015_Pt1","label":"Pt1","title":"両輝石安山岩"},{"id":"m449_f019","label":"小黒桧山溶岩","title":"赤城火山噴出物 寄生火山 小黒桧山溶岩"},{"id":"m449_u016_Pt2","label":"Pt2","title":"両輝石安山岩"},{"id":"m449_f020","label":"舟ガ原山溶岩","title":"赤城火山噴出物 寄生火山 舟ガ原山溶岩"},{"id":"m449_u017_Ph","label":"Ph","title":"紫蘇輝石安山岩"},{"id":"m449_f021","label":"荒山溶岩","title":"赤城火山噴出物 寄生火山 荒山溶岩"},{"id":"m449_u018_Pa1","label":"Pa1","title":"含普通輝石紫蘇輝石安山岩"},{"id":"m449_u019_Pt3","label":"Pt3","title":"両輝石安山岩"},{"id":"m449_f022","label":"鍋割山溶岩","title":"赤城火山噴出物 寄生火山 鍋割山溶岩"},{"id":"m449_u021_Pa2","label":"Pa2","title":"含普通輝石紫蘇輝石安山岩"},{"id":"m449_u020_Pt4","label":"Pt4","title":"両輝石安山岩"},{"id":"m449_f005","label":"赤城火山噴出物","title":"赤城火山噴出物"},{"id":"m449_f023","label":"外輪山","title":"赤城火山噴出物 外輪山"},{"id":"m449_f024","label":"溶岩","title":"赤城火山噴出物 外輪山 溶岩"},{"id":"m449_u022_T1","label":"T1","title":"両輝石安山岩"},{"id":"m449_u023_T2","label":"T2","title":"両輝石安山岩"},{"id":"m449_u024_T3","label":"T3","title":"両輝石安山岩"},{"id":"m449_u025_T4","label":"T4","title":"両輝石安山岩"},{"id":"m449_u026_T5","label":"T5","title":"両輝石安山岩"},{"id":"m449_u027_T","label":"T","title":"両輝石安山岩（岩脈及び溶岩流）"},{"id":"m449_u028_A1","label":"A1","title":"含普通輝石紫蘇輝石安山岩"},{"id":"m449_u029_A2","label":"A2","title":"含普通輝石紫蘇輝石安山岩"},{"id":"m449_u030_A3","label":"A3","title":"含普通輝石紫蘇輝石安山岩"},{"id":"m449_u031_A4","label":"A4","title":"含普通輝石紫蘇輝石安山岩"},{"id":"m449_u032_A","label":"A","title":"含普通輝石紫蘇輝石安山岩（岩脈及び溶岩流）"},{"id":"m449_u033_H1","label":"H1","title":"紫蘇輝石安山岩"},{"id":"m449_u034_H2","label":"H2","title":"紫蘇輝石安山岩"},{"id":"m449_u035_H","label":"H","title":"紫蘇輝石安山岩（岩脈及び溶岩流）"},{"id":"m449_u036_B1","label":"B1","title":"含角閃石両輝石安山岩"},{"id":"m449_u037_B2","label":"B2","title":"含角閃石両輝石安山岩"},{"id":"m449_u038_R1","label":"R1","title":"含普通輝石，角閃石紫蘇輝石安山岩"},{"id":"m449_u039_R2","label":"R2","title":"含普通輝石，角閃石紫蘇輝石安山岩"},{"id":"m449_u040_R3","label":"R3","title":"含普通輝石，角閃石紫蘇輝石安山岩"},{"id":"m449_u041_R","label":"R","title":"含普通輝石，角閃石紫蘇輝石安山岩（溶岩流）"},{"id":"m449_f008","label":"見晴山溶岩","title":"赤城火山噴出物 山頂カルデラ内中央火口丘 見晴山溶岩"},{"id":"m449_u006_Cm","label":"Cm","title":"紫蘇輝石角閃石石英安山岩"},{"id":"m449_f007","label":"地蔵岳溶岩","title":"赤城火山噴出物 山頂カルデラ内中央火口丘 地蔵岳溶岩"},{"id":"m449_u005_Cj","label":"Cj","title":"紫蘇輝石角閃石石英安山岩"},{"id":"m449_f009","label":"長七郎山溶岩","title":"赤城火山噴出物 山頂カルデラ内中央火口丘 長七郎山溶岩"},{"id":"m449_f010","label":"長七郎山碎屑岩","title":"赤城火山噴出物 山頂カルデラ内中央火口丘 長七郎山碎屑岩"},{"id":"m449_u007_Cc","label":"Cc","title":"紫蘇輝石角閃石石英安山岩"},{"id":"m449_u008_Ct","label":"Ct","title":"凝灰角礫岩"},{"id":"m449_f025","label":"碎屑岩","title":"赤城火山噴出物 外輪山 碎屑岩"},{"id":"m449_u042_Tb","label":"Tb","title":"凝灰角礫岩"},{"id":"m449_f011","label":"湖成層","title":"赤城火山噴出物 湖成層"},{"id":"m449_u009_l","label":"l","title":"礫，砂及び粘土"}]},"provenance":{"xml_url":"https://gbank.gsj.jp/ld/zfk/xmldata/0449_BITS.xml","xpath_target":"//*[@id='sec-2-3']","generated_at":"2026-04-05T09:28:17+09:00","html_url":"https://cdn.gsj.jp/ld/zfk/zfkdoc/0449/0449.html"},"legend":{"focus":{"type":"LegendUnit","id":"m449_u019","@id":"https://gbank.gsj.jp/ld/resource/zfk/units/m449_u019","map_id":449,"legend_group_ref":{"type":"LegendGroup","id":"m449_g001","@id":"https://gbank.gsj.jp/ld/resource/zfk/groups/m449_g001","label":"図幅凡例"},"parent_age_ref":{"type":"LegendAge","id":"m449_a001","@id":"https://gbank.gsj.jp/ld/resource/zfk/ages/m449_a001","label":"更新世"},"parent_facies_ref":{"type":"LegendFacies","id":"m449_f021","@id":"https://gbank.gsj.jp/ld/resource/zfk/facies/m449_f021","label":"荒山溶岩"},"label_ja":"両輝石安山岩","label_en":"Two pyroxene andesite","major_code":19,"symbol":"Pt3","color":"#af9271","geom":{"uri":"https://gbank.gsj.jp/ld/resource/zfk/units/m449_u019/geom","geojson_url":"https://cdn.gsj.jp/ld/zfk/units_geojson/m449_u019.geojson","centroid":{"lat":36.515023,"lon":139.163097,"epsg":4326},"bbox":[139.150254,36.503124,139.1747,36.531413]}},"parent_age":{"type":"LegendAge","id":"m449_a001","@id":"https://gbank.gsj.jp/ld/resource/zfk/ages/m449_a001","map_id":449,"legend_group_ref":{"type":"LegendGroup","id":"m449_g001","@id":"https://gbank.gsj.jp/ld/resource/zfk/groups/m449_g001","label":"図幅凡例"},"label_ja":"更新世","label_en":"Pleistocene","text_ja":"更新世","text_en":"Pleistocene","older_geologic_boundary":{"type":"GeologicTimeUnit","id":"GEOAGE_111020000","@id":"https://gbank.gsj.jp/ld/resource/geoltime/item/GEOAGE_111020000","label":"更新世"},"younger_geologic_boundary":{"type":"GeologicTimeUnit","id":"GEOAGE_111020000","@id":"https://gbank.gsj.jp/ld/resource/geoltime/item/GEOAGE_111020000","label":"更新世"},"parent_age_ref":{"type":"LegendGroup","id":"m449_g001","@id":"https://gbank.gsj.jp/ld/resource/zfk/groups/m449_g001","label":"図幅凡例"},"lower_age_ma":2.58,"upper_age_ma":0.0117,"child_refs":[{"type":"LegendUnit","id":"m449_u001","@id":"https://gbank.gsj.jp/ld/resource/zfk/units/m449_u001","label":"al: 礫及び砂","color":"#83a2a2"},{"type":"LegendUnit","id":"m449_u002","@id":"https://gbank.gsj.jp/ld/resource/zfk/units/m449_u002","label":"Ah: 両輝石安山岩","color":"#a29487"},{"type":"LegendUnit","id":"m449_u003","@id":"https://gbank.gsj.jp/ld/resource/zfk/units/m449_u003","label":"gr: 礫","color":"#819f9c"},{"type":"LegendUnit","id":"m449_u004","@id":"https://gbank.gsj.jp/ld/resource/zfk/units/m449_u004","label":"sc: 礫，砂及び粘土","color":"#8aa7a7"},{"type":"LegendUnit","id":"m449_u005","@id":"https://gbank.gsj.jp/ld/resource/zfk/units/m449_u005","label":"Cj: 紫蘇輝石角閃石石英安山岩","color":"#e37e56"},{"type":"LegendUnit","id":"m449_u006","@id":"https://gbank.gsj.jp/ld/resource/zfk/units/m449_u006","label":"Cm: 紫蘇輝石角閃石石英安山岩","color":"#eea37e"},{"type":"LegendUnit","id":"m449_u007","@id":"https://gbank.gsj.jp/ld/resource/zfk/units/m449_u007","label":"Cc: 紫蘇輝石角閃石石英安山岩","color":"#f5d6a6"},{"type":"LegendUnit","id":"m449_u008","@id":"https://gbank.gsj.jp/ld/resource/zfk/units/m449_u008","label":"Ct: 凝灰角礫岩","color":"#987a50"},{"type":"LegendUnit","id":"m449_u009","@id":"https://gbank.gsj.jp/ld/resource/zfk/units/m449_u009","label":"l: 礫，砂及び粘土","color":"#7b9d9e"},{"type":"LegendUnit","id":"m449_u010","@id":"https://gbank.gsj.jp/ld/resource/zfk/units/m449_u010","label":"Mt1: 両輝石安山岩","color":"#f4a971"},{"type":"LegendUnit","id":"m449_u011","@id":"https://gbank.gsj.jp/ld/resource/zfk/units/m449_u011","label":"Mr: 含普通輝石，角閃石紫蘇輝石安山岩","color":"#fddcb7"},{"type":"LegendUnit","id":"m449_u012","@id":"https://gbank.gsj.jp/ld/resource/zfk/units/m449_u012","label":"Mt2: 両輝石安山岩","color":"#f7a771"},{"type":"LegendUnit","id":"m449_u013","@id":"https://gbank.gsj.jp/ld/resource/zfk/units/m449_u013","label":"Mt3: 両輝石安山岩","color":"#f5a96e"},{"type":"LegendUnit","id":"m449_u014","@id":"https://gbank.gsj.jp/ld/resource/zfk/units/m449_u014","label":"Mt4: 両輝石安山岩","color":"#fad7b2"},{"type":"LegendUnit","id":"m449_u015","@id":"https://gbank.gsj.jp/ld/resource/zfk/units/m449_u015","label":"Pt1: 両輝石安山岩","color":"#896e4d"},{"type":"LegendUnit","id":"m449_u016","@id":"https://gbank.gsj.jp/ld/resource/zfk/units/m449_u016","label":"Pt2: 両輝石安山岩","color":"#e1caac"},{"type":"LegendUnit","id":"m449_u017","@id":"https://gbank.gsj.jp/ld/resource/zfk/units/m449_u017","label":"Ph: 紫蘇輝石安山岩","color":"#e5ccaf"},{"type":"LegendUnit","id":"m449_u018","@id":"https://gbank.gsj.jp/ld/resource/zfk/units/m449_u018","label":"Pa1: 含普通輝石紫蘇輝石安山岩","color":"#717e68"},{"type":"LegendUnit","id":"m449_u019","@id":"https://gbank.gsj.jp/ld/resource/zfk/units/m449_u019","label":"Pt3: 両輝石安山岩","color":"#af9271"},{"type":"LegendUnit","id":"m449_u020","@id":"https://gbank.gsj.jp/ld/resource/zfk/units/m449_u020","label":"Pt4: 両輝石安山岩","color":"#cdb69a"},{"type":"LegendUnit","id":"m449_u021","@id":"https://gbank.gsj.jp/ld/resource/zfk/units/m449_u021","label":"Pa2: 含普通輝石紫蘇輝石安山岩","color":"#bdb087"},{"type":"LegendUnit","id":"m449_u022","@id":"https://gbank.gsj.jp/ld/resource/zfk/units/m449_u022","label":"T1: 両輝石安山岩","color":"#cbbeaa"},{"type":"LegendUnit","id":"m449_u023","@id":"https://gbank.gsj.jp/ld/resource/zfk/units/m449_u023","label":"T2: 両輝石安山岩","color":"#917e5c"},{"type":"LegendUnit","id":"m449_u024","@id":"https://gbank.gsj.jp/ld/resource/zfk/units/m449_u024","label":"T3: 両輝石安山岩","color":"#7f654a"},{"type":"LegendUnit","id":"m449_u025","@id":"https://gbank.gsj.jp/ld/resource/zfk/units/m449_u025","label":"T4: 両輝石安山岩","color":"#c5bda2"},{"type":"LegendUnit","id":"m449_u026","@id":"https://gbank.gsj.jp/ld/resource/zfk/units/m449_u026","label":"T5: 両輝石安山岩","color":"#7e6846"},{"type":"LegendUnit","id":"m449_u027","@id":"https://gbank.gsj.jp/ld/resource/zfk/units/m449_u027","label":"T: 両輝石安山岩（岩脈及び溶岩流）","color":"#867255"},{"type":"LegendUnit","id":"m449_u028","@id":"https://gbank.gsj.jp/ld/resource/zfk/units/m449_u028","label":"A1: 含普通輝石紫蘇輝石安山岩","color":"#f1e3ca"},{"type":"LegendUnit","id":"m449_u029","@id":"https://gbank.gsj.jp/ld/resource/zfk/units/m449_u029","label":"A2: 含普通輝石紫蘇輝石安山岩","color":"#8ca38b"},{"type":"LegendUnit","id":"m449_u030","@id":"https://gbank.gsj.jp/ld/resource/zfk/units/m449_u030","label":"A3: 含普通輝石紫蘇輝石安山岩","color":"#748174"},{"type":"LegendUnit","id":"m449_u031","@id":"https://gbank.gsj.jp/ld/resource/zfk/units/m449_u031","label":"A4: 含普通輝石紫蘇輝石安山岩","color":"#627267"},{"type":"LegendUnit","id":"m449_u032","@id":"https://gbank.gsj.jp/ld/resource/zfk/units/m449_u032","label":"A: 含普通輝石紫蘇輝石安山岩（岩脈及び溶岩流）","color":"#606e69"},{"type":"LegendUnit","id":"m449_u033","@id":"https://gbank.gsj.jp/ld/resource/zfk/units/m449_u033","label":"H1: 紫蘇輝石安山岩","color":"#9d818c"},{"type":"LegendUnit","id":"m449_u034","@id":"https://gbank.gsj.jp/ld/resource/zfk/units/m449_u034","label":"H2: 紫蘇輝石安山岩","color":"#a58589"},{"type":"LegendUnit","id":"m449_u035","@id":"https://gbank.gsj.jp/ld/resource/zfk/units/m449_u035","label":"H: 紫蘇輝石安山岩（岩脈及び溶岩流）","color":"#a08781"},{"type":"LegendUnit","id":"m449_u036","@id":"https://gbank.gsj.jp/ld/resource/zfk/units/m449_u036","label":"B1: 含角閃石両輝石安山岩","color":"#8ea8a2"},{"type":"LegendUnit","id":"m449_u037","@id":"https://gbank.gsj.jp/ld/resource/zfk/units/m449_u037","label":"B2: 含角閃石両輝石安山岩","color":"#9eacab"},{"type":"LegendUnit","id":"m449_u038","@id":"https://gbank.gsj.jp/ld/resource/zfk/units/m449_u038","label":"R1: 含普通輝石，角閃石紫蘇輝石安山岩","color":"#84ab76"},{"type":"LegendUnit","id":"m449_u039","@id":"https://gbank.gsj.jp/ld/resource/zfk/units/m449_u039","label":"R2: 含普通輝石，角閃石紫蘇輝石安山岩","color":"#ece6c4"},{"type":"LegendUnit","id":"m449_u040","@id":"https://gbank.gsj.jp/ld/resource/zfk/units/m449_u040","label":"R3: 含普通輝石，角閃石紫蘇輝石安山岩","color":"#8bad74"},{"type":"LegendUnit","id":"m449_u041","@id":"https://gbank.gsj.jp/ld/resource/zfk/units/m449_u041","label":"R: 含普通輝石，角閃石紫蘇輝石安山岩（溶岩流）","color":"#84ab6c"},{"type":"LegendUnit","id":"m449_u042","@id":"https://gbank.gsj.jp/ld/resource/zfk/units/m449_u042","label":"Tb: 凝灰角礫岩","color":"#ebd8b8"}]},"parent_facies":{"type":"LegendFacies","id":"m449_f021","@id":"https://gbank.gsj.jp/ld/resource/zfk/facies/m449_f021","map_id":449,"legend_group_ref":{"type":"LegendGroup","id":"m449_g001","@id":"https://gbank.gsj.jp/ld/resource/zfk/groups/m449_g001","label":"図幅凡例"},"label_ja":"荒山溶岩","label_en":"Arayama Lava","text_ja":"赤城火山噴出物 寄生火山 荒山溶岩","text_en":"Akagi Volcanics, Parasitic Volcanoes, Arayama Lava","parent_facies_ref":{"type":"LegendFacies","id":"m449_f017","@id":"https://gbank.gsj.jp/ld/resource/zfk/facies/m449_f017","label":"寄生火山"},"child_refs":[{"type":"LegendUnit","id":"m449_u018","@id":"https://gbank.gsj.jp/ld/resource/zfk/units/m449_u018","label":"Pa1: 含普通輝石紫蘇輝石安山岩","color":"#717e68"},{"type":"LegendUnit","id":"m449_u019","@id":"https://gbank.gsj.jp/ld/resource/zfk/units/m449_u019","label":"Pt3: 両輝石安山岩","color":"#af9271"}]},"legend_group":{"type":"LegendGroup","id":"m449_g001","@id":"https://gbank.gsj.jp/ld/resource/zfk/groups/m449_g001","map_id":449,"label_ja":"図幅凡例","label_en":"Map Legend"}},"derived":{"type":"LegendUnit","identifier":"m449_u019","map_id":449,"major_code":19,"unit_name":"両輝石安山岩","section_title":"赤城火山","unit_symbol":"Pt3","alt_names":[],"lithology":[{"term_jp":"凝灰角礫岩","term_en":"Tuff breccia","category":"volcaniclastic","confidence":0.7,"evidence":{"block_index":2,"term":"凝灰角礫岩","snippet":"は輝石安山岩の熔岩および凝灰角礫岩によって成層した截頭円錐"}},{"term_jp":"安山岩","term_en":"Andesite","category":"volcanic","confidence":0.7,"evidence":{"block_index":2,"term":"安山岩","snippet":"えられる。赤城火山は輝石安山岩の熔岩および凝灰角礫岩に"}}],"minerals":["普通輝石","角閃石","紫蘇輝石","沸石","輝石"],"minerals_details":[{"term":"普通輝石","confidence":0.7,"evidence":{"block_index":4,"snippet":"。熔岩は両輝石安山岩・含普通輝石-紫蘇輝石安山岩および紫"}},{"term":"角閃石","confidence":0.7,"evidence":{"block_index":4,"snippet":"壁の一部で，その熔岩は含角閃石-両輝石安山岩および含普"}},{"term":"紫蘇輝石","confidence":0.7,"evidence":{"block_index":4,"snippet":"輝石安山岩・含普通輝石-紫蘇輝石安山岩および紫蘇輝石安山"}},{"term":"沸石","confidence":0.7,"evidence":{"block_index":175,"snippet":"・金雲母・チタン鉄鉱・方沸石および方解石がそのなかに"}},{"term":"輝石","confidence":0.7,"evidence":{"block_index":2,"snippet":"と考えられる。赤城火山は輝石安山岩の熔岩および凝灰角"}}],"structures":["層理","成層"],"structures_details":[{"term":"層理","confidence":0.7,"evidence":{"block_index":167,"snippet":"おり，小沼の流出口附近に層理を示してよく露出している"}},{"term":"成層","confidence":0.7,"evidence":{"block_index":2,"snippet":"および凝灰角礫岩によって成層した截頭円錐形の外輪山，"}}],"thickness":{"min_m":1,"max_m":1,"approx":true,"raw":"本火山区域のほとんど至る所で浮石層が見出され，黒檜山や鈴ヶ岳の頂上においてさえも認められる。浮石層は凝結されていないので移動し易く，かならずしも堆積当時の厚さを示していないが，特に本火山東方および北方区域に著しく，花見原東方附近および二本楢附近では，厚さ約1mの層をなして分布している個所があり，時には2mに達する。その分布区域は広く，北方では沼田台地から東村穴原附近にまで，東方では足尾線水沼駅附近にまでおよんでいる。南方および西方でも所々に見出されるがそれほど広範囲ではない。沼田台地においては，台地を構成している礫層の上部に横たわるローム層の上位に載っているので，その噴出時期は比較的近代と思われる。その大さはクルミ大～小豆大であって，稀に拳大のものがある。灰白色・多孔質の石基中に長さ2mm以下の有色鉱物の長柱狀黒色斑晶が顕著に散在している。","source_block_index":160,"confidence":0.95,"evidence":{"text":"厚さ約1m"}},"distribution":{"text":"","key_localities":[],"confidence":0.4},"contacts":[],"figures_count":0,"tables_count":1,"provenance":{"xml_url":"https://gbank.gsj.jp/ld/zfk/xmldata/0449_BITS.xml","sec_id":"sec-2-3","xpath":"//*[@id='sec-2-3']","generated_at":"2026-04-05T09:28:17+09:00"},"bbox":[139.150254,36.503124,139.1747,36.531413],"centroid":{"lat":36.515023,"lon":139.163097,"epsg":4326},"geologic_age":{"label_ja":"更新世","label_en":"Pleistocene","lower_age_ma":2.58,"upper_age_ma":0.0117,"mid_age_ma":1.296,"span_ma":2.568}},"derived_keywords":[{"@type":"Lithology","label":"凝灰角礫岩"},{"@type":"Lithology","label":"安山岩"},{"@type":"Mineral","label":"普通輝石"},{"@type":"Mineral","label":"角閃石"},{"@type":"Mineral","label":"紫蘇輝石"},{"@type":"Mineral","label":"沸石"},{"@type":"Mineral","label":"輝石"},{"@type":"Structure","label":"層理"},{"@type":"Structure","label":"成層"}],"linkData":[{"category":"wasDerivedFrom","type":"text/html","@id":"https://cdn.gsj.jp/ld/zfk/zfkdoc/0449/0449.html","label":"図幅説明書 HTML"},{"category":"wasDerivedFrom","type":"application/xml","@id":"https://gbank.gsj.jp/ld/zfk/xmldata/0449_BITS.xml","label":"図幅説明書 XML"},{"category":"source","type":"bibo:Document","@id":"https://gbank.gsj.jp/ld/resource/publication/map/g050/map449","label":"地質図幅出版物情報"}],"cached":true}