| 項目 | 内容 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 凡例ID | m1198_u104 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 凡例記号 | Kbp | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 凡例ラベル | 千枚質頁岩(混在岩を伴う) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 凡例ラベル(E) | Phyllitic shale, with mixed rocks | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 年代 | 中生代 白亜紀 サントニアン期-カンパニアン期 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 年代(E) | Mesozoic, Cretaceous, Santonian to Campanian | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 層相 | 四万十帯付加コンプレックス 小仏層群 小伏ユニット | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 層相(E) | Shimanto accretionary complex, Kobotoke Group, Kobuse Unit | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 地質図幅名 | 地域地質研究報告 5万分の1地質図幅「八王子地域の地質」 (2013年発行) [G50_08_062] | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 著者 | 植木岳雪 / Takeyuki UEKI 原英俊 / Hidetoshi HARA 尾崎正紀 / Masanori OZAKI | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 図幅説明書の項目 | 3.3.3 小伏ユニット(Kbi,Kbp,Kbt,Kbc,Kbb)(ID: sec-3-3-3) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 全文HTML | https://cdn.gsj.jp/ld/zfk/zfkdoc/1198/1198.html | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
3.3.3 小伏ユニット(Kbi,Kbp,Kbt,Kbc,Kbb)命名藤本(1931)が小伏層と命名した.酒井(1987)は,藤本(1931)の小伏層のうち,千枚岩質頁岩が卓越する部分のみを小伏層と再定義した.Yagi(2000)は,酒井(1987)の小伏層の分布範囲がさらに千枚岩質頁岩分布域を限定し,それを小伏コンプレックスと呼んだ.本報告では,Yagi(2000)の小伏コンプレックスを小伏ユニットと改称する. 分布高尾山周辺,案内川上流,中沢川,入沢川,城山湖周辺に分布する.初沢川でのルートマップを第3.3図に示す. 岩相砂岩頁岩互層(Kbi),千枚岩質頁岩(Kbp)を主体とし,凝灰質頁岩(Kbt),チャート(Kbc),玄武岩(Kbb)を伴う.しばしば混在岩相をなす. 砂岩頁岩互層は,厚さ10~50cmの層厚を持つ砂岩優勢互層ないし等量互層である.しばしば,数mの層厚を持つ砂岩と千枚岩質頁岩が繰り返すこともある(第3.5図a).一般に整然相をなすが,一部では破断相を示す.なお,砂岩には,小菅ユニットの砂岩と同様に破断劈開が発達し,鏡下においては砕屑粒子(特に岩片)周囲及び基質部分には粘土鉱物の定向配列が観察される. 千枚岩質頁岩は,小伏ユニットに卓越して認められる.黒色を呈し,厚さ数mmのシルト岩を挟む.また,層理面に平行ないし斜交して片理面が発達する(第3.5図b).さらに,砂岩ないし凝灰質頁岩の岩塊及び岩片を伴い,それらが破断相ないし混在岩相を示すことがある(第3.5図c,d).鏡下においては,定向配列をなす粘土鉱物と黒色不透明なシームからなる圧力溶解劈開が認められ,これらが片理面を構成する.シルト大(径50μm以下)の石英・長石粒子は,片理面に沿って引き延ばされている(第3.5図e). 凝灰質頁岩は,灰色を呈し,片理が発達し千枚岩質である.構成粒子は非常に細粒であり,火山ガラスや斑晶などは認められない.また,粘土鉱物の定向配列が発達し,シルト大の石英などが含まれる(第3.5図f).高尾山周辺において多く分布する. チャートは,灰色ないし暗灰色を呈し,層状である.厚さ数mの岩塊として産出する.単層厚は5cm以下と薄く(第3.6図a),再結晶化や石英脈により層状構造が乱される場合も多い.鏡下では,微晶質な石英と不透明鉱物からなることが観察される(第3.6図b).初沢川や高尾山周辺に認められる. 玄武岩は,玄武岩溶岩と玄武岩火山砕屑岩からなる.緑色~暗緑色を呈し,長径数mの岩塊として産出する(第3.6図c).玄武岩溶岩は,柱状ないし針状の斜長石からなる石基と,輝石からなる斑晶から構成される(第3.6図d).玄武岩火山砕屑岩は,玄武岩起源の砕屑粒子からなり,ハイアロクラスタイトを伴う.玄武岩には,緑れん石・緑泥石からなる脈が発達し,脈中にはアクチノ閃石・パンペリー石・ぶどう石の変成鉱物が含まれる(第3.6図e,f).これらの変成鉱物からは,準緑色片岩から緑色片岩相相当の変成作用(Fettes and Desmons,2007)が示唆される. 対比藤本(1931)及び牧野(1973)の川乗層W1部層の一部と小伏層K3部層の一部に,神奈川県教育委員会(1980)の和田硬砂岩黒色頁岩互層と栃谷粘板岩に,酒井(1987)の小伏層の一部に,Yagi(2000)の小伏コンプレックスに相当する. 地質年代サントニアン期からカンパニアン期. | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 位置情報 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| @id | https://gbank.gsj.jp/ld/resource/zfk/units/m1198_u104 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 所属凡例グループ |
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| 親要素 |
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| 機械処理向けメタデータ |
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| 関連情報 |
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