{"ok":true,"version":"1.1.0","license":"https://www.gsj.jp/license/license.html","attribution":"出典：産業技術総合研究所 地質調査総合センター「GSJ 地質図幅凡例データセット」","lang":"ja","type":"LegendUnit","id":"m1055_u009","@id":"https://gbank.gsj.jp/ld/resource/zfk/units/m1055_u009","geom":{"uri":"https://gbank.gsj.jp/ld/resource/zfk/units/m1055_u009/geom","geojson_url":"https://cdn.gsj.jp/ld/zfk/units_geojson/m1055_u009.geojson","centroid":null,"bbox":null,"color":"#fff"},"map":{"type":"LegendMap","map_id":1055,"@id":"https://gbank.gsj.jp/ld/resource/zfk/maps/m1055","sheet_code":"G50_08_075","series":"地域地質研究報告 5万分の1地質図幅","title_ja":"木更津地域の地質","title_en":"Kisarazu","author":["小松原琢","中澤努","兼子尚知"],"authors":[{"name_display":"小松原琢","name_ja":"小松原琢","name_en":"Taku KOMATSUBARA","name_alt":["Taku KOMATSUBARA"]},{"name_display":"中澤努","name_ja":"中澤努","name_en":"Tsutomu NAKAZAWA","name_alt":["Tsutomu NAKAZAWA"]},{"name_display":"兼子尚知","name_ja":"兼子尚知","name_en":"Naotomo KANEKO","name_alt":["Naotomo 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tabindex=\"-1\"><h2>分布・層相</h2><p>本地域全域に分布する．小原台埋没土層，武蔵野ローム層，立川ローム層及びクロボクに区分できる（第4.1図）．</p><p>小原台埋没土層はチョコレート色を呈し特徴的なクラックが発達する粘土質ローム（厚さ50cm程度）である．</p><p>武蔵野ローム層は層厚約5mで，主として褐色の火山灰質土からなる．このローム層は下部から厚さ30～50cmの箱根小原台テフラ（Hk-OP），チョコレート色の粘土質ロ―ム（厚さ20～50cm程度），上部に箱根三浦テフラ（Hk-MP）と箱根東京テフラ（Hk-TP）を挟有する褐色粘土質ローム（約2m），不明瞭な暗色帯を挟み砂質でスコリアの混じる褐色ローム（約2m）からなる．スコリアの混じる褐色ローム層と下位の粘土質ローム層の境界付近に箱根中央火口丘1テフラ（HK-CC1）が認められる．</p><p>立川ローム層は層厚約2mの主に暗褐色を呈する火山灰質土である．このローム層は下部から砂を含む明瞭な暗色帯（下部暗色帯：約30～60cm），スコリアを含む褐色粘土質ローム（約20cm），下部ほど明瞭ではない暗色帯（上部暗色帯：30～50cm），指で押さえると凹む程度にやわらかい褐色ローム（ソフトローム：20～40cm）からなる．下部暗色帯と上部暗色帯の間の褐色粘土質ローム層中には，姶良Tnテフラ（AT）に由来する多量のバブルウオール型火山ガラスが含まれ，所によって同火山灰層の純層を挟む．</p><p>クロボクは層厚数10cmの，黒色を呈し，多量の腐植分を含む軟らかい粘性土である．露頭では浸食や耕作のためクロボクが見いだされることは少ない．</p><div class=\"image-holder overview-landing-limg\" id=\"F4.1\"><a href=\"https://cdn.gsj.jp/ld/zfk/zfkdoc/1055/image/1055_0051-0001.png\" target=\"_blank\" class=\"fig-open-link\"><img class=\"halfsize\" loading=\"lazy\" decoding=\"async\" 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tabindex=\"-1\"><h2>箱根小原台テフラ（Hk-OP：町田，1971）</h2><p>木更津台地北部で厚さ30～50cm，回台地南部では最大約60cmの厚さを持つ．鮮やかなオレンジ色の風化軽石を主体とし，中央部に緑灰色の粗粒砂径のスコリア質テフラを挟む極めて特徴的な火山灰層である（第4.2図）．重鉱物として斜方輝石と単斜輝石，及び少量のかんらん石を含む．斜方輝石の屈折率（γ）は1.715-1.720（1.718-1.719）である（第4.1表）．町田・新井（2003）により海洋酸素同位体ステージ5aの降下と考えられている．</p><div class=\"image-holder overview-landing-limg\" id=\"F4.2\"><a href=\"https://cdn.gsj.jp/ld/zfk/zfkdoc/1055/image/1055_0052-0001.png\" target=\"_blank\" class=\"fig-open-link\"><img class=\"halfsize\" loading=\"lazy\" decoding=\"async\" src=\"https://cdn.gsj.jp/ld/zfk/zfkdoc/1055/image/1055_0052-0001.png\"></a><div class=\"figures-tables-support-txt\"><h6><span class=\"fig-label\">第4.2図</span> 箱根小原台テフラ（Hk-OP）の近接写真</h6><p>木更津市伊豆島（Loc. 46）．</p></div></div></div><div class=\"section\" data-lv=\"6\" tabindex=\"-1\"><h2>箱根三浦テフラ（Hk-MP：町田，1971）</h2><p>ローム層中に厚さ2～10cmでパッチ状に含まれる橙色軽石極粗粒―粗粒砂径の橙―黄色軽石（第4.3図）．重鉱物として斜方輝石と単斜輝石を含む．斜方輝石の屈折率（γ）は1.709-1.712（1.711-1.712）である（第4.1表）．</p><div class=\"image-holder overview-landing-limg\" id=\"F4.3\"><a href=\"https://cdn.gsj.jp/ld/zfk/zfkdoc/1055/image/1055_0053-0001.png\" target=\"_blank\" class=\"fig-open-link\"><img class=\"halfsize\" loading=\"lazy\" decoding=\"async\" src=\"https://cdn.gsj.jp/ld/zfk/zfkdoc/1055/image/1055_0053-0001.png\"></a><div class=\"figures-tables-support-txt\"><h6><span class=\"fig-label\">第4.3図</span> 箱根三浦テフラ（Hk-MP）の近接写真</h6><p>袖ヶ浦市根形（Loc. 7）．</p></div></div></div><div class=\"section\" data-lv=\"6\" tabindex=\"-1\"><h2>箱根東京テフラ（Hk-TP：町田，1971）</h2><p>厚さ5～20cmの成層した橙色軽石．下部と上部には中―粗粒砂径のスコリアを多含し，中部は細礫径の軽石を主体とすることが多い（第4.4図）．露頭では弱い擾乱を受けていることが多い．重鉱物として斜方輝石と単斜輝石を含む．本層中部の斜方輝石の屈折率（γ）は1.705-1.711（1.708-1.709）である（第4.1表）．町田・新井（2003）により海洋酸素同位体ステージ4の降下と考えられている．</p><div class=\"image-holder overview-landing-limg\" id=\"F4.4\"><a href=\"https://cdn.gsj.jp/ld/zfk/zfkdoc/1055/image/1055_0053-0002.png\" target=\"_blank\" class=\"fig-open-link\"><img class=\"halfsize\" loading=\"lazy\" decoding=\"async\" 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新期関東ローム層（L）\n分布・層相\n本地域全域に分布する．小原台埋没土層，武蔵野ローム層，立川ローム層及びクロボクに区分できる（第4.1図）．\n小原台埋没土層はチョコレート色を呈し特徴的なクラックが発達する粘土質ローム（厚さ50cm程度）である．\n武蔵野ローム層は層厚約5mで，主として褐色の火山灰質土からなる．このローム層は下部から厚さ30～50cmの箱根小原台テフラ（Hk-OP），チョコレート色の粘土質ロ―ム（厚さ20～50cm程度），上部に箱根三浦テフラ（Hk-MP）と箱根東京テフラ（Hk-TP）を挟有する褐色粘土質ローム（約2m），不明瞭な暗色帯を挟み砂質でスコリアの混じる褐色ローム（約2m）からなる．スコリアの混じる褐色ローム層と下位の粘土質ローム層の境界付近に箱根中央火口丘1テフラ（HK-CC1）が認められる．\n立川ローム層は層厚約2mの主に暗褐色を呈する火山灰質土である．このローム層は下部から砂を含む明瞭な暗色帯（下部暗色帯：約30～60cm），スコリアを含む褐色粘土質ローム（約20cm），下部ほど明瞭ではない暗色帯（上部暗色帯：30～50cm），指で押さえると凹む程度にやわらかい褐色ローム（ソフトローム：20～40cm）からなる．下部暗色帯と上部暗色帯の間の褐色粘土質ローム層中には，姶良Tnテフラ（AT）に由来する多量のバブルウオール型火山ガラスが含まれ，所によって同火山灰層の純層を挟む．\nクロボクは層厚数10cmの，黒色を呈し，多量の腐植分を含む軟らかい粘性土である．露頭では浸食や耕作のためクロボクが見いだされることは少ない．\nテフラ\nテフラの産出層準は第4.5図参照．opx：斜方輝石，cpx：単斜輝石 屈折率の括弧内数値はモード（最頻値）\n箱根小原台テフラ（Hk-OP：町田，1971）\n木更津台地北部で厚さ30～50cm，回台地南部では最大約60cmの厚さを持つ．鮮やかなオレンジ色の風化軽石を主体とし，中央部に緑灰色の粗粒砂径のスコリア質テフラを挟む極めて特徴的な火山灰層である（第4.2図）．重鉱物として斜方輝石と単斜輝石，及び少量のかんらん石を含む．斜方輝石の屈折率（γ）は1.715-1.720（1.718-1.719）である（第4.1表）．町田・新井（2003）により海洋酸素同位体ステージ5aの降下と考えられている．\n木更津市伊豆島（Loc. 46）．\n箱根三浦テフラ（Hk-MP：町田，1971）\nローム層中に厚さ2～10cmでパッチ状に含まれる橙色軽石極粗粒―粗粒砂径の橙―黄色軽石（第4.3図）．重鉱物として斜方輝石と単斜輝石を含む．斜方輝石の屈折率（γ）は1.709-1.712（1.711-1.712）である（第4.1表）．\n袖ヶ浦市根形（Loc. 7）．\n箱根東京テフラ（Hk-TP：町田，1971）\n厚さ5～20cmの成層した橙色軽石．下部と上部には中―粗粒砂径のスコリアを多含し，中部は細礫径の軽石を主体とすることが多い（第4.4図）．露頭では弱い擾乱を受けていることが多い．重鉱物として斜方輝石と単斜輝石を含む．本層中部の斜方輝石の屈折率（γ）は1.705-1.711（1.708-1.709）である（第4.1表）．町田・新井（2003）により海洋酸素同位体ステージ4の降下と考えられている．\n袖ヶ浦市根形（Loc. 7）．\n箱根中央火口丘1テフラ（Hk-CC1：町田，1971）\n厚さ2～10cmでパッチ状に挟まれる細粒―粗粒砂径の黄白色軽石．本地域内では多くの場合ローム層中の軽石密集帯として認められる．単斜輝石と斜方輝石を含み，斜方輝石の屈折率（γ）は1.704-1.710（1.707）である（第4.1表）．\n姶良Tnテフラ（AT：町田・新井，1976）\n本地域内の露頭では肉眼では火山灰層として識別することは難しいが，ロームを水洗すると透明なバブルウオール型ガラスの密集帯として認識される．火山ガラスの屈折率（n）は1.499-1.501である（第4.1表）．","blocks":[{"type":"heading","depth":1,"text":"4.1 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