{"ok":true,"version":"1.1.0","license":"https://www.gsj.jp/license/license.html","attribution":"出典：産業技術総合研究所 地質調査総合センター「GSJ 地質図幅凡例データセット」","lang":"ja","type":"LegendFacies","id":"m1155_f059","@id":"https://gbank.gsj.jp/ld/resource/zfk/facies/m1155_f059","geom":{"uri":"https://gbank.gsj.jp/ld/resource/zfk/units/m1155_f059/geom","geojson_url":"https://cdn.gsj.jp/ld/zfk/units_geojson/m1155_f059.geojson","centroid":null,"bbox":null},"map":{"type":"LegendMap","map_id":1155,"@id":"https://gbank.gsj.jp/ld/resource/zfk/maps/m1155","sheet_code":"G50_07_028","series":"地域地質研究報告 5万分の1地質図幅","title_ja":"加茂地域の地質","title_en":null,"author":["工藤崇","内野隆之","小松原琢","高橋浩","柳沢幸夫"],"authors":[{"name_display":"工藤崇","name_ja":"工藤崇","name_en":"Takashi KUDO","name_alt":["Takashi KUDO"]},{"name_display":"内野隆之","name_ja":"内野隆之","name_en":"Takayuki UCHINO","name_alt":["Takayuki UCHINO"]},{"name_display":"小松原琢","name_ja":"小松原琢","name_en":"Taku KOMATSUBARA","name_alt":["Taku 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id=\"m1155_u055_Or\"></span><p>本岩相は，流紋岩質の火山角礫岩，凝灰角礫岩，火山礫凝灰岩及び凝灰岩からなる火山砕屑岩を主体とし，泥岩及び砂岩を挟有する（第5.2図）．本岩相の層厚は，本地域南東部では1,400m以上で，北方へと減じ，上戸倉南東で暗灰色～灰色成層泥岩中に尖滅する（第5.2図）．石油坑井資料によると，本岩相は下田丘陵の地下にも広く分布する．ただし，下田丘陵西縁部～越後平野の地下では，本層の泥岩と七谷層の泥岩が尖滅し，本岩相と七谷層の流紋岩火山砕屑岩相が直接累重するため，石油坑井資料では両層の区分は困難となる．したがって，これらについては「七谷層及び大谷層の流紋岩火山砕屑岩（No）」として，一括して地質断面図に示した．</p><p>流紋岩火山砕屑岩は，主に変質した軽石礫や緻密な流紋岩礫から構成され，しばしば泥岩偽礫を伴う．流紋岩火山砕屑岩の単層は，しばしば基底部に流紋岩礫の濃集帯を伴い，基質支持で正級化構造を示す部分（第5.8図c）と，その上位のより細粒な成層部のセットから構成される．これらの特徴から，流紋岩火山砕屑岩の多くは重力流堆積物であると考えられる．</p><p>流紋岩火山砕屑岩は程度の差はあるものの，全てが変質作用を被っている．強度の緑色変質のため，構成粒子の境界や堆積構造が不明瞭になっているものが多い．また，軽石が圧密のため扁平化し，それらが変質のため緑灰色～淡緑灰色を呈する細粒粘土と化し，層理とほぼ平行にパッチ状～葉層状に並んで溶結凝灰岩に類似した岩相を示すことがある（第5.8図d）．</p><p>凝灰角礫岩や火山角礫岩などの粗粒な火山砕屑岩には，放射状の冷却節理を持つ本質物質が含まれることがある（第5.8図e）．その岩質は，後述の下部～中部中新統の流紋岩溶岩及び貫入岩の岩質と一致する．本岩相は流紋岩溶岩及び貫入岩の分布と近接して産し，後者の分布が集中する地域に近いほど本岩相は粗粒になる傾向が認められる．また，いくっかのルートでは，水冷破砕した流紋岩溶岩から本岩相へと移化する様子が確認される．したがって，本岩相の多くの部分は流紋岩溶岩及び貫入岩の形成に関連した堆積物であると考えられる．</p><p>泥岩は，無層理もしくは成層構造を示し（第5.8図c），暗灰色硬質で本層泥岩相の泥岩に類似するもの，凝灰質で明灰色～灰色を呈しやや軟質なもの，粗粒凝灰質物質が混じった砂・礫混じりものなどが認められる．いずれの分布も局所的である．泥岩の層厚は数m以下と薄いものが多く，しばしば数10cm以下の層厚で流紋岩火山砕屑岩と互層する．</p><p>砂岩は，無層理もしくは成層構造を示す．砂岩は凝灰質なものが多く，しばしば数10cm以下の層厚で流紋岩火山砕屑岩と互層する．一部の砂岩には生痕化石が認められる．</p><div class=\"section\" data-lv=\"6\" tabindex=\"-1\"><h2>岩石記載・全岩化学組成</h2><p>本岩相から得られた4試料について，岩石薄片観察及び全岩化学組成の測定を行った．4試料とも斑状組織を持ち，斑晶鉱物組み合わせは斜長石＋不透明鉱物，あるいは斜長石＋石英＋不透明鉱物である（付表1）．なお，露頭観察では無斑晶質の流紋岩も確認している．苦鉄質鉱物は変質のため完全に消失している．石基はフェルシティック組織を示す．副成分鉱物としてジルコンやアパタイトを含む．いずれの試料も粘土鉱物，方解石，シリカ鉱物等の変質鉱物が生じている．</p><p>全岩SiO<sub>2</sub>量は77.1～84.8wt.%であり（付表2），SiO<sub>2</sub>-Na<sub>2</sub>O+K<sub>2</sub>O図では流紋岩の領域に，SiO<sub>2</sub>-K<sub>2</sub>O図ではlow-K～medium-Kの領域にプロットされる（第5.10図）．</p><div class=\"list scope_desc\"><h4 class=\"block-title\">石英流紋岩（GSJ R95761，第5.11図a）</h4><ul style=\"list-style-type: none\"><li><div class=\"list\"><h4 class=\"block-title\">産地</h4><ul style=\"list-style-type: none\"><li><p>三条市，親沢上流の地点14（付図4）．</p></li></ul></div><div class=\"list\"><h4 class=\"block-title\">産状</h4><ul style=\"list-style-type: none\"><li><p>凝灰角礫岩中の本質流紋岩礫（直径約20cm）．放射状の冷却節理が認められる．</p></li></ul></div><div class=\"list\"><h4 class=\"block-title\">全岩SiO2量</h4><ul style=\"list-style-type: none\"><li><p>84.80wt.%（付表2）</p></li></ul></div><div class=\"list\"><h4 class=\"block-title\">鏡下の特徴</h4><ul style=\"list-style-type: none\"><li><p>斑状組織を示す．斑晶鉱物として斜長石，石英，不透明鉱物を含む（付表1）．苦鉄質鉱物斑晶及びその仮像は認められないが，これは変質作用により消失したためと推定される．斜長石斑晶は長径3mm以下で，自形～半自形を呈する（第5.11図a）．斜長石の一部はセリサイトに置換されている．石英斑晶は長径2mm以下で自形～他形を呈し（第5.11図a），しばしば丸みを帯びた融食形を示す．不透明鉱物斑晶は長径0.2mm以下で自形～他形を呈する．石基はフェルシティック組織を示し，脱ガラス化及び変質によって微細なシリカ鉱物や長石の集合体となっている（第5.11図a）．石基の一部は粘土鉱物に置換されている．石基中にはジルコン，アパタイトが稀に認められる．</p></li></ul></div></li></ul></div><div class=\"image-holder overview-landing-limg\" id=\"F5.10\"><a href=\"https://cdn.gsj.jp/ld/zfk/zfkdoc/1155/image/1155_0055-0002.png\" target=\"_blank\" class=\"fig-open-link\"><img class=\"halfsize\" loading=\"lazy\" decoding=\"async\" src=\"https://cdn.gsj.jp/ld/zfk/zfkdoc/1155/image/1155_0055-0002.png\"></a><div class=\"figures-tables-support-txt\"><h6><span class=\"fig-label\">第5.10図</span> 前期〜中期中新世火山岩の主成分元素全岩化学組成</h6><p>分析値は本研究（付表2）による．SiO<sub>2</sub>–K<sub>2</sub>O図における境界線はLe Maitre（1989），SiO<sub>2</sub> – Na<sub>2</sub>O + K<sub>2</sub>O図における境界線はLe Bas et al.（1986）による．</p></div></div><div class=\"image-holder overview-landing-limg\" id=\"F5.11\"><a href=\"https://cdn.gsj.jp/ld/zfk/zfkdoc/1155/image/1155_0056-0001.png\" target=\"_blank\" class=\"fig-open-link\"><img class=\"halfsize\" loading=\"lazy\" decoding=\"async\" src=\"https://cdn.gsj.jp/ld/zfk/zfkdoc/1155/image/1155_0056-0001.png\"></a><div class=\"figures-tables-support-txt\"><h6><span class=\"fig-label\">第5.11図</span> 大谷層火山砕屑岩の偏光顕微鏡写真</h6><p>(a)：流紋岩火山砕屑岩相の流紋岩凝灰角礫岩に含まれる本質流紋岩礫（試料番号 GSJ R95761）．直交ポーラー．</p><p>(b)：玄武岩〜安山岩火山砕屑岩相の凝灰角礫岩中のスコリア火山礫（試料番号 GSJ R95860）．単ポーラー．</p><p>詳しい岩石記載は本文を参照．</p><p>Pl：斜長石，Qtz：石英，cc：粘土鉱物．</p></div></div></div></div></div>","text":"流紋岩火山砕屑岩相（Or）\n本岩相は，流紋岩質の火山角礫岩，凝灰角礫岩，火山礫凝灰岩及び凝灰岩からなる火山砕屑岩を主体とし，泥岩及び砂岩を挟有する（第5.2図）．本岩相の層厚は，本地域南東部では1,400m以上で，北方へと減じ，上戸倉南東で暗灰色～灰色成層泥岩中に尖滅する（第5.2図）．石油坑井資料によると，本岩相は下田丘陵の地下にも広く分布する．ただし，下田丘陵西縁部～越後平野の地下では，本層の泥岩と七谷層の泥岩が尖滅し，本岩相と七谷層の流紋岩火山砕屑岩相が直接累重するため，石油坑井資料では両層の区分は困難となる．したがって，これらについては「七谷層及び大谷層の流紋岩火山砕屑岩（No）」として，一括して地質断面図に示した．\n流紋岩火山砕屑岩は，主に変質した軽石礫や緻密な流紋岩礫から構成され，しばしば泥岩偽礫を伴う．流紋岩火山砕屑岩の単層は，しばしば基底部に流紋岩礫の濃集帯を伴い，基質支持で正級化構造を示す部分（第5.8図c）と，その上位のより細粒な成層部のセットから構成される．これらの特徴から，流紋岩火山砕屑岩の多くは重力流堆積物であると考えられる．\n流紋岩火山砕屑岩は程度の差はあるものの，全てが変質作用を被っている．強度の緑色変質のため，構成粒子の境界や堆積構造が不明瞭になっているものが多い．また，軽石が圧密のため扁平化し，それらが変質のため緑灰色～淡緑灰色を呈する細粒粘土と化し，層理とほぼ平行にパッチ状～葉層状に並んで溶結凝灰岩に類似した岩相を示すことがある（第5.8図d）．\n凝灰角礫岩や火山角礫岩などの粗粒な火山砕屑岩には，放射状の冷却節理を持つ本質物質が含まれることがある（第5.8図e）．その岩質は，後述の下部～中部中新統の流紋岩溶岩及び貫入岩の岩質と一致する．本岩相は流紋岩溶岩及び貫入岩の分布と近接して産し，後者の分布が集中する地域に近いほど本岩相は粗粒になる傾向が認められる．また，いくっかのルートでは，水冷破砕した流紋岩溶岩から本岩相へと移化する様子が確認される．したがって，本岩相の多くの部分は流紋岩溶岩及び貫入岩の形成に関連した堆積物であると考えられる．\n泥岩は，無層理もしくは成層構造を示し（第5.8図c），暗灰色硬質で本層泥岩相の泥岩に類似するもの，凝灰質で明灰色～灰色を呈しやや軟質なもの，粗粒凝灰質物質が混じった砂・礫混じりものなどが認められる．いずれの分布も局所的である．泥岩の層厚は数m以下と薄いものが多く，しばしば数10cm以下の層厚で流紋岩火山砕屑岩と互層する．\n砂岩は，無層理もしくは成層構造を示す．砂岩は凝灰質なものが多く，しばしば数10cm以下の層厚で流紋岩火山砕屑岩と互層する．一部の砂岩には生痕化石が認められる．\n岩石記載・全岩化学組成\n本岩相から得られた4試料について，岩石薄片観察及び全岩化学組成の測定を行った．4試料とも斑状組織を持ち，斑晶鉱物組み合わせは斜長石＋不透明鉱物，あるいは斜長石＋石英＋不透明鉱物である（付表1）．なお，露頭観察では無斑晶質の流紋岩も確認している．苦鉄質鉱物は変質のため完全に消失している．石基はフェルシティック組織を示す．副成分鉱物としてジルコンやアパタイトを含む．いずれの試料も粘土鉱物，方解石，シリカ鉱物等の変質鉱物が生じている．\n全岩SiO2量は77.1～84.8wt.%であり（付表2），SiO2-Na2O+K2O図では流紋岩の領域に，SiO2-K2O図ではlow-K～medium-Kの領域にプロットされる（第5.10図）．\n産地三条市，親沢上流の地点14（付図4）．産状凝灰角礫岩中の本質流紋岩礫（直径約20cm）．放射状の冷却節理が認められる．全岩SiO2量84.80wt.%（付表2）鏡下の特徴斑状組織を示す．斑晶鉱物として斜長石，石英，不透明鉱物を含む（付表1）．苦鉄質鉱物斑晶及びその仮像は認められないが，これは変質作用により消失したためと推定される．斜長石斑晶は長径3mm以下で，自形～半自形を呈する（第5.11図a）．斜長石の一部はセリサイトに置換されている．石英斑晶は長径2mm以下で自形～他形を呈し（第5.11図a），しばしば丸みを帯びた融食形を示す．不透明鉱物斑晶は長径0.2mm以下で自形～他形を呈する．石基はフェルシティック組織を示し，脱ガラス化及び変質によって微細なシリカ鉱物や長石の集合体となっている（第5.11図a）．石基の一部は粘土鉱物に置換されている．石基中にはジルコン，アパタイトが稀に認められる．\n三条市，親沢上流の地点14（付図4）．\n凝灰角礫岩中の本質流紋岩礫（直径約20cm）．放射状の冷却節理が認められる．\n84.80wt.%（付表2）\n斑状組織を示す．斑晶鉱物として斜長石，石英，不透明鉱物を含む（付表1）．苦鉄質鉱物斑晶及びその仮像は認められないが，これは変質作用により消失したためと推定される．斜長石斑晶は長径3mm以下で，自形～半自形を呈する（第5.11図a）．斜長石の一部はセリサイトに置換されている．石英斑晶は長径2mm以下で自形～他形を呈し（第5.11図a），しばしば丸みを帯びた融食形を示す．不透明鉱物斑晶は長径0.2mm以下で自形～他形を呈する．石基はフェルシティック組織を示し，脱ガラス化及び変質によって微細なシリカ鉱物や長石の集合体となっている（第5.11図a）．石基の一部は粘土鉱物に置換されている．石基中にはジルコン，アパタイトが稀に認められる．\n三条市，親沢上流の地点14（付図4）．\n三条市，親沢上流の地点14（付図4）．\n凝灰角礫岩中の本質流紋岩礫（直径約20cm）．放射状の冷却節理が認められる．\n凝灰角礫岩中の本質流紋岩礫（直径約20cm）．放射状の冷却節理が認められる．\n84.80wt.%（付表2）\n84.80wt.%（付表2）\n斑状組織を示す．斑晶鉱物として斜長石，石英，不透明鉱物を含む（付表1）．苦鉄質鉱物斑晶及びその仮像は認められないが，これは変質作用により消失したためと推定される．斜長石斑晶は長径3mm以下で，自形～半自形を呈する（第5.11図a）．斜長石の一部はセリサイトに置換されている．石英斑晶は長径2mm以下で自形～他形を呈し（第5.11図a），しばしば丸みを帯びた融食形を示す．不透明鉱物斑晶は長径0.2mm以下で自形～他形を呈する．石基はフェルシティック組織を示し，脱ガラス化及び変質によって微細なシリカ鉱物や長石の集合体となっている（第5.11図a）．石基の一部は粘土鉱物に置換されている．石基中にはジルコン，アパタイトが稀に認められる．\n斑状組織を示す．斑晶鉱物として斜長石，石英，不透明鉱物を含む（付表1）．苦鉄質鉱物斑晶及びその仮像は認められないが，これは変質作用により消失したためと推定される．斜長石斑晶は長径3mm以下で，自形～半自形を呈する（第5.11図a）．斜長石の一部はセリサイトに置換されている．石英斑晶は長径2mm以下で自形～他形を呈し（第5.11図a），しばしば丸みを帯びた融食形を示す．不透明鉱物斑晶は長径0.2mm以下で自形～他形を呈する．石基はフェルシティック組織を示し，脱ガラス化及び変質によって微細なシリカ鉱物や長石の集合体となっている（第5.11図a）．石基の一部は粘土鉱物に置換されている．石基中にはジルコン，アパタイトが稀に認められる．\n分析値は本研究（付表2）による．SiO2–K2O図における境界線はLe Maitre（1989），SiO2 – Na2O + K2O図における境界線はLe Bas et al.（1986）による．\n(a)：流紋岩火山砕屑岩相の流紋岩凝灰角礫岩に含まれる本質流紋岩礫（試料番号 GSJ R95761）．直交ポーラー．\n(b)：玄武岩〜安山岩火山砕屑岩相の凝灰角礫岩中のスコリア火山礫（試料番号 GSJ 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R95761，第5.11図a）"},{"type":"list-item","text":"三条市，親沢上流の地点14（付図4）．"},{"type":"block-title","text":"産地"},{"type":"paragraph","text":"三条市，親沢上流の地点14（付図4）．"},{"type":"list-item","text":"凝灰角礫岩中の本質流紋岩礫（直径約20cm）．放射状の冷却節理が認められる．"},{"type":"block-title","text":"産状"},{"type":"paragraph","text":"凝灰角礫岩中の本質流紋岩礫（直径約20cm）．放射状の冷却節理が認められる．"},{"type":"list-item","text":"84.80wt.%（付表2）"},{"type":"block-title","text":"全岩SiO2量"},{"type":"paragraph","text":"84.80wt.%（付表2）"},{"type":"list-item","text":"斑状組織を示す．斑晶鉱物として斜長石，石英，不透明鉱物を含む（付表1）．苦鉄質鉱物斑晶及びその仮像は認められないが，これは変質作用により消失したためと推定される．斜長石斑晶は長径3mm以下で，自形～半自形を呈する（第5.11図a）．斜長石の一部はセリサイトに置換されている．石英斑晶は長径2mm以下で自形～他形を呈し（第5.11図a），しばしば丸みを帯びた融食形を示す．不透明鉱物斑晶は長径0.2mm以下で自形～他形を呈する．石基はフェルシティック組織を示し，脱ガラス化及び変質によって微細なシリカ鉱物や長石の集合体となっている（第5.11図a）．石基の一部は粘土鉱物に置換されている．石基中にはジルコン，アパタイトが稀に認められる．"},{"type":"block-title","text":"鏡下の特徴"},{"type":"paragraph","text":"斑状組織を示す．斑晶鉱物として斜長石，石英，不透明鉱物を含む（付表1）．苦鉄質鉱物斑晶及びその仮像は認められないが，これは変質作用により消失したためと推定される．斜長石斑晶は長径3mm以下で，自形～半自形を呈する（第5.11図a）．斜長石の一部はセリサイトに置換されている．石英斑晶は長径2mm以下で自形～他形を呈し（第5.11図a），しばしば丸みを帯びた融食形を示す．不透明鉱物斑晶は長径0.2mm以下で自形～他形を呈する．石基はフェルシティック組織を示し，脱ガラス化及び変質によって微細なシリカ鉱物や長石の集合体となっている（第5.11図a）．石基の一部は粘土鉱物に置換されている．石基中にはジルコン，アパタイトが稀に認められる．"},{"type":"block-title","text":"前期〜中期中新世火山岩の主成分元素全岩化学組成"},{"type":"paragraph","text":"分析値は本研究（付表2）による．SiO2–K2O図における境界線はLe 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