本図に示された断層線は 既存資料を1/20万地図上で編集 したものであり、場所によっては最大数百メートルの 誤差がある可能性があります。また地図自体にも誤差がありますので、拡大してご利用の際はご注意下さい。
線の色は活動セグメントの区別のために便宜上着色したものです。 表示される断層線の幅は、実際の活断層の幅を示すものではありません。

116-04 いいぬま
飯沼活動セグメント
所属起震断層名 : 恵那山起震断層
岐阜県南東端部を北東-南西方向に延びる南東側隆起の逆断層.断層位置は活断層研究会(1991),岡田ほか(2017)を参照し,地形図と陰影図を用いて確認した.
一般走向 N 50°E
一般傾斜 60 ° S
長さ 21 km
断層型
変位の向き(隆起側) S
平均変位速度 0.4 m/千年
富田地点におけるI層の上下変位量(岐阜県,2002)を,断層面の傾斜を60度としてネット値に換算し,その範囲中央を採用.
単位変位量 2.0 m
富田地点におけるF層上面の上下変位量(岐阜県,2002)を,断層面の傾斜を60度としてネット値に換算し,その範囲中央を採用.
平均活動間隔 4.7 千年
具体的な数値を示すデータは得られていない.平均変位速度と単位変位量より計算した値を採用.
最新活動時期 野外調査結果 -5495 ~ -289 年
ET-1トレンチにおいて,断層がBC 5495年の地層を切り,BC 289年の地層に覆われる(岐阜県,2002)ことから推定.
対応する内陸地震 ()
地震後経過率 1.05
将来活動確率 (今後30年以内 : BPT分布モデルによる) 約 3 %
将来活動確率 (今後30年以内 : ポアソン過程モデルによる) 約 0.6 %
調査地
変位
イベント

パラメータ代表値設定の参考文献

4 件 ヒットしました。
文献番号 著者 発行年 題名 雑誌名 巻・号 ページ 書誌情報と図表 PDF CiNii J-STAGE
6096
活断層研究会
1991
新編 日本の活断層
「新編 日本の活断層」

437pp.
C J
6045
中田 高・今泉俊文 編
2002
活断層詳細デジタルマップ
「活断層詳細デジタルマップ」

60pp.
C J
3889
岐阜県
2002
屏風山・恵那山断層帯に関する調査
平成13年度地震関係基礎調査交付金 成果報告書

118pp.
PDF C J
12268
岡田篤正・廣内大助・松多信尚・宮内崇裕
2017
1:25,000 都市圏活断層図 屏風山・恵那山断層帯及び猿投山断層帯とその周辺「中津川」
都市圏活断層図 1:25,000
国土地理院技術資料 D.1-No.758

C J

調査地点を収録した文献

4 件 ヒットしました。
文献番号 著者 発行年 題名 雑誌名 巻・号 ページ 書誌情報と図表 調査地点 PDF CiNii J-STAGE
1865
森山昭雄
1987
木曽川・矢作川流域の地形と地殻変動
地理学評論
60A, 2
p.67--92.
PDF C J
3887
岐阜県
2000
屏風山・恵那山断層帯に関する調査
平成11年度地震関係基礎調査交付金 成果報告書

164pp.
PDF C J
3889
岐阜県
2002
屏風山・恵那山断層帯に関する調査
平成13年度地震関係基礎調査交付金 成果報告書

118pp.
PDF C J
6096
活断層研究会
1991
新編 日本の活断層
「新編 日本の活断層」

437pp.
C J