本図に示された断層線は 既存資料を1/20万地図上で編集 したものであり、場所によっては最大数百メートルの 誤差がある可能性があります。また地図自体にも誤差がありますので、拡大してご利用の際はご注意下さい。
線の色は活動セグメントの区別のために便宜上着色したものです。 表示される断層線の幅は、実際の活断層の幅を示すものではありません。

026-03 きたかみにし
北上西活動セグメント
所属起震断層名 : 花巻・北上西起震断層
岩手県西部,北上盆地の西縁をほぼ南北方向に延びる西側隆起の逆断層.断層位置は活断層研究会(1991),中田・今泉(2002),池田ほか(2002),今泉ほか(2002)を参照し,地形図と陰影図を用いて確認した.
一般走向 N 10°W
一般傾斜 45 ° W
長さ 25 km
断層型
変位の向き(隆起側) W
平均変位速度 0.2 m/千年
岩手県(1997)などによる段丘面の変形と沈降量から得られた値(0.1-0.2m/千年)を,断層面の傾斜を45度としてネット値に換算した平均値を採用.
単位変位量 3.0 m
活動セグメント長から粟田(1999)の経験式により算出した値を採用.
平均活動間隔 12.0 千年
具体的な数値を示すデータは得られていない.平均変位速度と単位変位量より計算した値を採用.
最新活動時期 野外調査結果
具体的な数値を示すデータは得られていない.
対応する内陸地震 ()
地震後経過率
将来活動確率 (今後30年以内 : BPT分布モデルによる)
将来活動確率 (今後30年以内 : ポアソン過程モデルによる) 約 0.3 %
調査地
変位
イベント

パラメータ代表値設定の参考文献

6 件 ヒットしました。
文献番号 著者 発行年 題名 雑誌名 巻・号 ページ 書誌情報と図表 PDF CiNii J-STAGE
6096
活断層研究会
1991
新編 日本の活断層
「新編 日本の活断層」

437pp.
C J
3802
岩手県
1997
北上低地西縁断層帯に関する調査
平成8年度地震調査研究交付金 成果報告書

74pp.
PDF C J
6139
粟田泰夫
1999
日本の地震断層におけるセグメント構造とカスケード地震モデル(試案)
地質調査所速報
no.EQ/99/3(平成10年度活断層・古地震研究調査概要報告書)
p.275--284.
C J
6045
中田 高・今泉俊文 編
2002
活断層詳細デジタルマップ
「活断層詳細デジタルマップ」

60pp.
C J
6095
今泉俊文・後藤秀昭・宮内崇裕・八木浩司・渡辺満久
2002
1:25,000 都市圏活断層図「北上」
都市圏活断層図 1:25,000
国土地理院技術資料 D.1-No.396

C J
6042
池田安隆・今泉俊文・東郷正美・平川一臣・宮内崇裕・佐藤比呂志 編
2002
第四紀逆断層アトラス
「第四紀逆断層アトラス」

254pp.
C J

調査地点を収録した文献

8 件 ヒットしました。
文献番号 著者 発行年 題名 雑誌名 巻・号 ページ 書誌情報と図表 調査地点 PDF CiNii J-STAGE
462
渡辺満久
1989
北上低地帯の分化様式と断層運動
地理学評論
62A, 10
p.734--749.
PDF C J
471
渡辺満久
1990
活動時期の違いに基づく活断層詳細図の表現―テフロクロノロジーからみた北上低地西縁活断層群(南半部)の例―
活断層研究
8
p.71--79.
PDF C J
481
渡辺満久
1991
北上低地帯における河成段丘面の編年および後期更新世における岩屑供給
第四紀研究
30, 1
p.19--42.
PDF C J
565
大上和良・大石雅之・吉田 充
1984
北上川中流域,胆沢扇状地で発見された活断層
岩手大学工学部研究報告
37
p.61--67.
C J
572
大石雅之・吉田裕生・金 光男・柳沢幸夫・杉山了三
1996
北上低地帯西縁に分布する鮮新・更新統の地質と年代:いわゆる”本畑層”の再検討
地質学雑誌
102, 4
p.330--345.
PDF C J
3803
岩手県
1998
北上低地西縁断層帯に関する調査
平成9年度地震関係基礎調査交付金 成果報告書

60pp.
PDF C J
6042
池田安隆・今泉俊文・東郷正美・平川一臣・宮内崇裕・佐藤比呂志 編
2002
第四紀逆断層アトラス
「第四紀逆断層アトラス」

254pp.
C J
6096
活断層研究会
1991
新編 日本の活断層
「新編 日本の活断層」

437pp.
C J