本図に示された断層線は 既存資料を1/20万地図上で編集 したものであり、場所によっては最大数百メートルの 誤差がある可能性があります。また地図自体にも誤差がありますので、拡大してご利用の際はご注意下さい。
線の色は活動セグメントの区別のために便宜上着色したものです。 表示される断層線の幅は、実際の活断層の幅を示すものではありません。

132-01 かなざわへいやとうえん
金沢平野東縁活動セグメント
所属起震断層名 : 金沢平野東縁起震断層
石川県南部,金沢平野の東縁を北北東-南南西方向に延びる東側隆起の逆断層.断層位置は活断層研究会(1991),中田・今泉(2002),池田ほか(2002),都市圏活断層図「金沢」による.
一般走向 N 30°E
一般傾斜 45 ° E
長さ 29 km
断層型
変位の向き(隆起側) E
平均変位速度 1.0 m/千年
段丘面や地層の上下変位からは下限値を示すデータしか得られていない.地形表現からA級下位と推定し,その代表値を仮置き値とする.
単位変位量 3.4 m
活動セグメント長から粟田(1999)の経験式により算出した値を採用.
平均活動間隔 3.4 千年
具体的な数値を示すデータは得られていない.平均変位速度と単位変位量より計算した値を採用.
最新活動時期 野外調査結果 69 ~ 1868 年
梅田T-2トレンチにおいて断層がAD 69年の地層を切る(石川県,1997)ことから推定.近代的記録が開始された AD 1868年以前とする.
対応対応する内陸地震 ()
地震後経過率 0.31
将来活動確率 (今後30年以内 : BPT分布モデルによる) 約 0 %
将来活動確率 (今後30年以内 : ポアソン過程モデルによる) 約 0.9 %
調査地
変位
イベント

参考文献一覧

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文献番号 著者 発行年 題名 雑誌名 巻・号 ページ 書誌情報と図表
6096
活断層研究会
1991
新編 日本の活断層
「新編 日本の活断層」

437pp.
3874
石川県
1997
森本断層系に関する調査
平成8年度地震調査研究交付金 成果報告書

176pp.
2083
東郷正美・池田安隆・今泉俊文・澤 祥
1998
1:25,000 都市圏活断層図「金沢」
都市圏活断層図 1:25,000
国土地理院技術資料 D.1-No.355

6139
粟田泰夫
1999
日本の地震断層におけるセグメント構造とカスケード地震モデル(試案)
地質調査所速報
no.EQ/99/3(平成10年度活断層・古地震研究調査概要報告書)
p.275--284.
6045
中田 高・今泉俊文 編
2002
活断層詳細デジタルマップ
「活断層詳細デジタルマップ」

60pp.
6042
池田安隆・今泉俊文・東郷正美・平川一臣・宮内崇裕・佐藤比呂志 編
2002
第四紀逆断層アトラス
「第四紀逆断層アトラス」

254pp.