本図に示された断層線は 既存資料を1/20万地図上で編集 したものであり、場所によっては最大数百メートルの 誤差がある可能性があります。また地図自体にも誤差がありますので、拡大してご利用の際はご注意下さい。
線の色は活動セグメントの区別のために便宜上着色したものです。 表示される断層線の幅は、実際の活断層の幅を示すものではありません。

234-03 いしうち
石打活動セグメント
所属起震断層名 : 六日町起震断層
新潟県南部,六日町盆地の北西縁を限って北東-南西方向に延びる北西側隆起の逆断層.断層位置は中田・今泉(2002),池田ほか(2002)による.
一般走向 N 30°E
一般傾斜 50 ° W
長さ 24 km
断層型
変位の向き(隆起側) W
平均変位速度 1.0 m/千年
金(2001)による段丘面の上下変位から求めた値を,断層面の傾斜を50度としてネット値に換算し,その平均値を採用.
単位変位量 6.7 m
平均変位速度と平均活動間隔より計算した値を採用.活動セグメント長からは粟田(1999)の経験式により2.7mと計算.
平均活動間隔 6.6 千年
石打トレンチおよび欠ノ上における過去2回の活動時期(産総研,2006)から求めた値の範囲中央を採用.
最新活動時期 野外調査結果 -848 ~ -105 年
欠ノ上トレンチにおいてBC 848年の地層が変位を受け,石打トレンチにおいてBC 105年の地層に覆われる(産総研,2006)ことから推定.
対応対応する内陸地震 ()
地震後経過率 0.37
将来活動確率 (今後30年以内 : BPT分布モデルによる) 約 0 %
将来活動確率 (今後30年以内 : ポアソン過程モデルによる) 約 0.5 %
調査地
変位
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参考文献一覧

6 件 ヒットしました。
文献番号 著者 発行年 題名 雑誌名 巻・号 ページ 書誌情報と図表
6096
活断層研究会
1991
新編 日本の活断層
「新編 日本の活断層」

437pp.
6139
粟田泰夫
1999
日本の地震断層におけるセグメント構造とカスケード地震モデル(試案)
地質調査所速報
no.EQ/99/3(平成10年度活断層・古地震研究調査概要報告書)
p.275--284.
6693
金 幸隆
2001
六日町盆地北西縁の活断層
第四紀研究
40, 2
p.161--168.
6045
中田 高・今泉俊文 編
2002
活断層詳細デジタルマップ
「活断層詳細デジタルマップ」

60pp.
6042
池田安隆・今泉俊文・東郷正美・平川一臣・宮内崇裕・佐藤比呂志 編
2002
第四紀逆断層アトラス
「第四紀逆断層アトラス」

254pp.
9763
独立行政法人 産業技術総合研究所
2006
六日町断層帯の活動性および活動履歴調査
「基盤的調査観測対象断層帯の追加・補完調査」成果報告書
No.H17-3
17pp.