本図に示された断層線は 既存資料を1/20万地図上で編集 したものであり、場所によっては最大数百メートルの 誤差がある可能性があります。また地図自体にも誤差がありますので、拡大してご利用の際はご注意下さい。
線の色は活動セグメントの区別のために便宜上着色したものです。 表示される断層線の幅は、実際の活断層の幅を示すものではありません。

214-01 にしやま
西山活動セグメント
所属起震断層名 : 西山起震断層
福岡県北部を北西-南東方向に延びる左横ずれ断層.断層位置は九州活構造研究会(1989),活断層研究会(1991),中田・今泉(2002)による.
一般走向 N 40°W
一般傾斜 90 ° V
長さ 41 km
断層型 左横ずれ
変位の向き(隆起側) -
平均変位速度 1.2 m/千年
横ずれ成分を示す具体的な数値を示すデータは得られていない.単位変位量と平均活動間隔から得られた値を採用.
単位変位量 4.8 m
活動セグメント長から粟田(1999)の経験式により算出した値を採用.
平均活動間隔 4.0 千年
潤野トレンチにおける過去6回の活動時期(産総研,2012)から求めた値を採用.
最新活動時期 野外調査結果 -9000 ~ 1172 年
あんずの里および明星寺トレンチにおいて,約11000年前の地層が変位を受け,AD 1172年の地層に覆われる(福岡県,1996)ことから推定.
対応対応する内陸地震 ()
地震後経過率 1.45
将来活動確率 (今後30年以内 : BPT分布モデルによる) 約 4 %
将来活動確率 (今後30年以内 : ポアソン過程モデルによる) 約 0.7 %
調査地
変位
イベント

参考文献一覧

8 件 ヒットしました。
文献番号 著者 発行年 題名 雑誌名 巻・号 ページ 書誌情報と図表
3105
九州活構造研究会
1989
九州の活構造
「九州の活構造」

553pp.
6096
活断層研究会
1991
新編 日本の活断層
「新編 日本の活断層」

437pp.
3937
福岡県
1996
西山断層系、水縄断層系及び警固断層系に関する調査委託 報告書第II編 西山断層系についての調査結果
平成8年度地震関係基礎調査交付金 成果報告書

157pp.
3937
福岡県
1996
西山断層系、水縄断層系及び警固断層系に関する調査委託 報告書第II編 西山断層系についての調査結果
平成8年度報告書

157pp.
6139
粟田泰夫
1999
日本の地震断層におけるセグメント構造とカスケード地震モデル(試案)
地質調査所速報
no.EQ/99/3(平成10年度活断層・古地震研究調査概要報告書)
p.275--284.
6045
中田 高・今泉俊文 編
2002
活断層詳細デジタルマップ
「活断層詳細デジタルマップ」

60pp.
10406
独立行政法人 産業技術総合研究所
2012
西山断層帯の活動性および活動履歴調査
「活断層の補完調査」成果報告書
No.H23-2
24pp.
10406
独立行政法人 産業技術総合研究所
2012
西山断層帯の活動性および活動履歴調査
「活断層の追加・補完調査」成果報告書
No.H23-2
24pp.