所属起震断層名 : 布田川・日奈久起震断層
|
熊本県中部を北東-南西に延びる右横ずれ断層.南東側隆起成分を伴う.断層位置は九州活構造研究会(1989),活断層研究会(1991),中田・今泉(2002),都市圏活断層図「熊本」による.
|
|
|
|
|
|
一般走向 |
N 60°E
|
一般傾斜 |
60 ° N
|
長さ |
24 km
|
断層型 |
右横ずれ
|
変位の向き(隆起側) |
S
|
平均変位速度 |
0.9 m/千年
|
熊本県(1996)などによる地層の上下変位から求めた値を,断層面の傾斜を60度としてネット値に換算し,その平均値を採用.
|
単位変位量 |
2.8 m
|
活動セグメント長から粟田(1999)の経験式により算出した値を採用.
|
平均活動間隔 |
3.1 千年
|
具体的な数値を示すデータは得られていない.平均変位速度と単位変位量より計算した値を採用.
|
最新活動時期 |
野外調査結果 |
-4772 ~ -270 年
|
白川左岸露頭において,BC 4772年の地層が変位を受け(原子力発電技術機構,1997),田中トレンチにおいてBC 270年の地層に覆われる(吉岡ほか,2007)ことから推定.
|
対応対応する内陸地震 |
()
|
地震後経過率 |
1.44
|
将来活動確率 (今後30年以内 : BPT分布モデルによる) |
約 6 %
|
将来活動確率 (今後30年以内 : ポアソン過程モデルによる) |
約 1 %
|
調査地 |
●
|
変位 |
●
|
イベント |
●
|
|